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2015年12月25日

300mの意義は?

300mの意義は? 「はやぶさ2」スイングバイの最終誘導精度は300m
JAXAが説明会で明らかに、距離670万kmでレーザー通信の実験も
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/122401701/
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「はやぶさ2」特設サイト
http://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/
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何万km飛んで300mってのは、軌道補正を行っているとはいえ、すごいねぇ。
と言うか、300mって数字は軌道の測定誤差に対してどれくらいの数字なのよ。



ところで12月24日付のリリース資料って見当たらないんだけど、マスコミだけへの公開情報なの?
http://www.jaxa.jp/press/2015/index_j.html
そんなのってやめようよ。





--------追記
「はやぶさ2」導く技 スイングバイ、驚きの精度
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO95546640V21C15A2MY1000/
 昨年末に打ち上げられ、地球とほぼ同じ軌道で太陽を周回していた探査機「はやぶさ2」が12月上旬、ぐっと加速して進路を変え、目的地の小惑星、りゅうぐう(竜宮)へと旅立った。カギとなったのは、地球の重力を利用して軌道を大きく変える「スイングバイ」という航法だ。40年前に開発され、惑星探査を支えてきた。最新の精密測定技術と組み合わされ、今も進化を続けている。

りゅうぐう到達は2018年夏ごろ
 12月3日午後7時8分。はやぶさ2は打ち上げ以来1年ぶりに地球に接近し、米ハワイの上空約3090キロメートル地点を通過した。これによって毎秒30.3キロメートルから同31.9キロメートルに加速。地球の軌道を離れ、火星との間にある小惑星りゅうぐうに向かった。
 探査機が惑星に近づいて加速・減速し、進路を変えることをスイングバイという。会見した津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネージャは、ミッション全体を浦島太郎の昔話になぞらえ、「(太郎が)海に入った」と表現した。りゅうぐうへの到着は18年夏ごろの予定だ。
 宇宙船が軌道を変更するには通常、目指す方向の逆向きにエンジンを噴射する。だが探査機のエンジンは小さい。吉川真ミッションマネージャは「スイングバイで得られる加速をはやぶさ2のイオンエンジンでしようとすると、フル出力で噴射を続けても1年はかかる」と指摘する。
 スイングバイは質量の大きな星の重力を使って、少ない燃料で軌道変更する方法だ。探査機が星の上空に入っていくと、重力に引かれて次第に加速し、離れる時には逆に減速する。星が静止していれば原理的に速さはかわらない。航路が曲がるだけだ。
 だが惑星は自ら太陽の周りを周回している。動いていく惑星の後ろを探査機が通ると惑星に引っ張られ、惑星の速度(速さと角度)が探査機に加わる。これが加速スイングバイの仕組みだ。逆に探査機が惑星の前を横切ると、惑星に引きずられて減速する。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO95546640V21C15A2MY1000/?df=2
位置の把握、1億キロ先で100メートル以内
 惑星探査計画では通常、何度もスイングバイして目的地に向かう。どの惑星からどの惑星に行くのが最も効率的かを設計するには、精密な計算のほか「直感と経験値が大事になる」(吉川氏)という。

地球近くを進むはやぶさ2のイメージ図=JAXA・池下章裕氏提供

 スイングバイの成否を握るのは、探査機の位置制御だ。探査機のルートと惑星の動きを計算し、正確な地点に入れる必要がある。はやぶさ2は打ち上げからほぼ1年をかけてイオンエンジンを噴射するなどして、徐々に目的のルートに入っていった。
 探査機の位置や速度を常に正確に把握するため、日本の探査機としては初めて「デルタドア観測(DDOR)」と呼ぶ測定手法を採用。これで「探査機の軌道をつかむ精度が従来と比べ10倍以上高まった」(吉川氏)という。
 デルタドア観測は、地球上の2地点にあるアンテナで、探査機と、位置の基準となる電波星が発する電波を受信し、それぞれのわずかな時間差から探査機の位置を割り出す技術だ。日米欧豪に設置されたアンテナのうち2つで電波を受信。アンテナを切り替えながら探査機を追う。
 デルタドア観測なら、地球からの奥行き以外はあまり精度が高くなかった従来の手法と違い、3次元で探査機の位置が把握できる。精度は0.000000001。1億キロ離れたはやぶさ2の位置が、100メートル以内の正確さでわかる。

1990年代に技術を確立、失敗も乗り越えた
 スイングバイを世界で初めて実施したのは1974年、米国の水星探査機「マリナー10号」だ。まず金星でスイングバイし、水星を目指した。77年に打ち上げられた「ボイジャー1、2号」は打ち上げ時は木星まで行くスピードしかなかったが、木星、土星でスイングバイを繰り返して加速し、天王星、海王星を訪れ、太陽圏外に達した。
 日本では87年、技術試験衛星「さきがけ」が初の地球スイングバイを実施した。90年代に工学実験衛星「ひてん」が月で加速と減速のスイングバイを繰り返して技術を確立。だが98年に打ち上げられた火星探査機「のぞみ」はエンジン故障のために地球スイングバイに失敗、最終的に探査を断念する苦汁をなめた。
 はやぶさ2の前身の「はやぶさ」は、新開発のイオンエンジンを噴射しながら地球スイングバイをして小惑星「イトカワ」に到達した。その後も数々のトラブルに見舞われながら、イトカワのサンプルを地球に持ち帰った。この経験をふまえて改良されたイオンエンジンが、今回のはやぶさ2に搭載されている。
 惑星探査の鍵を握るスイングバイ技術は今後も改良を重ね、宇宙への旅を支え続けるだろう。(山本優)

▼惑星探査 太陽系を構成する惑星に探査機を飛ばし、外観や大気の組成、地質などを調べること。約46億年前に誕生したとされる太陽系の起源の謎や、地球以外に生命がいた痕跡を探ることなどが目的だ。これまでに水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星が探査され、唯一残っていた冥王星にも今年、米航空宇宙局(NASA)の探査機ニューホライズンズが到達した。太陽系にある小惑星の探査も進んでいる。2010年に地球近傍にある小惑星「イトカワ」のサンプルを持ち帰ったはやぶさや、2014年に彗星(すいせい)に着陸したロゼッタ2などのミッションが知られる。
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小惑星探査機「はやぶさ2」地球スイングバイ結果に関する 記者説明会
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Posted at 2015/12/25 23:27:36

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