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2011年08月28日 イイね!

オイル交換しないことが自慢(笑)

この記事は、【SUPER GT】 戦うオイル「BRILL」について書いています。
 さて、戦うオイル「BRILL」ですが、昨日の練習走行から25号車に入っている「BRILL」はオイル交換されてません。
 走行のたびにオイル交換されていると思われがちですが、予選も今日のフリー走行、決勝レースまで同じオイルが使用され、25号車 ZENT Porsche RSRのパフォーマンスを引き出しています。
 オイル交換しない理由は単純明快です。返ってくる答えは、「性能が落ちないから」、「馴染んでいたほうが良いから」。
 しかも、SUNOCOから出荷する際、通常の出荷通り市川工場の製品在庫から、普通に出荷していますのでスペシャルでもなければ、最新ロットを出荷していることもありません。
--------
オイルの劣化要因は、
・吹抜けガスによる希釈→始動直後やちょい乗りが一番キツい
・剪断応力による分解→フリクションが大きい部分で発生する
・高温による熱分解→熱管理が十分に出来ていないと発生する
が三大要素と言える。

で、レースマシンはパワーを出す為にフリクションが最小になるように各部のクリアランスなど最適化され、そのため温度管理をキチンと行わないとクリアランスも維持されない。またチョイ乗りと言うことも有り得ない。つまり一般的なイメージとは逆に、キチンと設計され管理されているレースマシンは意外な事にオイルに関して優しい車だったりする。

一般市販車でサーキットを走る方が熱的には確実に厳しい。
これは燃費と製造コストの兼ね合いで放熱能力(ラジエーターサイズやオイルクーラー)がスポーツ走行で連続周回出来る程高く作られていないから。基本的にエンジンは高温で駆動させた方が燃費が良い。車重も軽い方が燃費が良い。なのでラジエーターやオイルクーラーはギリギリまで小さい方が燃費が良い。
そんな状態に向けてクリアランス設計されているから冷却能力をいきなり強化するとクリアランス過大になって吹抜けが増えたり、面圧不均一になって局所応力増えたり、いろいろややこしかったりするのだ。
と言う訳で、一般市販車でのサーキット走行ってのは、そんな車でサーキット走るなってばさ、な感じだったりする。(爆)

つー訳で、二日間のフリー走行から決勝までの間で性能劣化のためにオイル交換しなきゃならないようなレースマシンってのは、元から勝てないような車だと言えるかも知れない。まあ、安心の為にオイル交換する、ってのは有るだろうけどね。

と言う事で、この記事でのオイル交換が不要ってのはオイルの性能を証明するものではなく、マシンの管理状態の良さの証明なのだと思ったりするのさ。



PS.
昔のレースマシンは根性で温度管理してた、ってな感じはあるよね。時代は変わったのさ。

PS.2
ちなみにロータリーエンジンの場合は、後付けメーターでみて油温計で温度がそんなに上がらなくても、エキセン内部からローター内冷却経路を通って来るオイルは軽く160℃を越えているはずだから、走行毎にオイル交換した方が良いと思うよ。構造的に冷却には厳しいエンジンだったりするのだ。シールの構造上、吹抜けも多いしね。
Posted at 2011/08/28 23:34:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | サーキットや土地の話 | 日記
2011年08月28日 イイね!

『サーキット走行入門』と言う本

この記事は、サーキットのマナーからドラテクまでについて書いています。
『サーキット走行入門』 著者:飯塚昭三 発行:グランプリ出版 定価:1680円
 初心者向け走行会やフリー走行会を催すなど、以前にくらべてサーキットが身近になってきている。
 本書ではサーキット走行に興味を持ち、より上手く、より速くなりたいと思っているドライバーを対象に、その準備からマナーや習慣、ドライビングテクニックの基本、応用までを写真や図版も含め、ていねいに解説する。
 また、全国に40か所あるサーキット場の最新一覧も紹介。2005年発行同書の新訂版。
目次
第1章:サーキット走行の準備とルール
第2章:走行のための基礎知識
第3章:走りについての基礎知識
第4章:ドライビングテクニックの基本
第5章:実戦的ドライビングテクニック
第6章:チューニングパーツの知識とセッティング
全国サーキット紹介

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/dp/4876872740
グランプリ出版
http://www.grandprix-book.jp/books/2011/08/post-105.html
------
本と言うのは寝転がりながら読めるってのが良いよね。
ワイヤレスLANとかのセッティングも要らないしね。
と言うかネットに同じような情報が山盛りで転がっているなぁ。
寝転がってタブレットでネットを徘徊する人には、もう本の必要性って薄いかなぁ。
と話がそれて行くのであった。

故ポール・フレールのハイスピードドライビングとかの時代から実は車の操作についてはほとんど進展はなかったりして。
黒沢 元治 のドライビング・メカニズムも良い本だったよ。ってこっちは廃版かぁ。
グリップがよくなってブレーキが良くなって操作の余地が広がった、ってのは有るけど、車の物理自体は昔から変わっている訳じゃない。
昔は根性で式を解いて解析解しか答えじゃなかったけど、今はシミュレーションでの近似解がいくらでも出せる、ってのが大きく違う所かな。
でも最終的には自分で走ってみないとわからない。走り込みがチューニングよりも大切なんだろうけど、なんせ時間がないからお金で解決してくれるチューニングに流れちゃう、って感じかな。

とか言いながら、全然走りに行ってないなぁ。今日も体調崩してダウンしてたしね。(なんとか復活)
Posted at 2011/08/28 16:17:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキットや土地の話 | 日記
2011年08月28日 イイね!

混ぜるな、危険(笑)

この記事は、オイルな話し・・・【良くあるご質問】 オイルのブレンド(混合)について。 について書いています。
---抜粋---
ご質問:「メーカーの違うエンジンオイルを混ぜても大丈夫ですか?」又は「粘度の違うオイルを、混ぜて使って良いですか?」
回答:「メーカーや粘度の違うオイルを混ぜて使うのはNGです。」

「Svelt」、「airy」、「ULTRA」シリーズなどは、ブレンドすることが考慮されていない為、想定できない化学反応や、添加剤の凝固沈殿が発生する場合が有りますのでブレンド(混合)しないで下さい! 安定して化学反応を起こさず、また耐久性を持たせる製品設計技術は非常にシビアなものです。 安易に何かをブレンド(混合)すると、このバランスを崩します・・・。 バランスの取れた状態の製品を、適切な時期で交換! これが、一番良いと思います。

※他社メーカーとのオイルの混合や、オイル添加剤の投入も同様です。 どの様な化学反応が起こるか。。。。 想定できない化学反応が起これば重大なトラブルの発生にもつながります。 オイル添加剤の、全ては否定致しません。 しかし、ご使用に関しては、販売店の方と良く相談して下さい。
---抜粋終わり---

車の取説を見ればわかるけど、オイル交換の時にフィルターエレメントも交換するかしないかで0.5Lくらいは補充量が異なる。オイルクーラーが付いているとそのライン内のオイルも抜ける事は無い。
私のRX−8では3Lくらいオイルラインに残っているはず。なので下抜きで4L全量抜けたと言っても半分ちょっとしか抜けてないから、どんな頑張っても混合使用しか出来ない。他の車でも状況は似たり寄ったりだ。

意図的な混合は話は別のものだとして、混合使用してないで不具合が出ても「残油があったから不具合が出たんでしょう」と言えば逃げ切る事が出来る、と言う訳だ。
まあ、アフターマーケットの業界に責任と言う言葉があるのか、と言うのはまた別の問題なんだけど、「混合使用はNG」ではなくて「混合使用しない方が望ましい」程度の表現しか出来ないのが現実なのではないだろうか。
それにエンジンオイルと言うのは使い始めると、加熱や剪断応力で分解された成分や、吹抜け燃焼ガスや大気中からの吸湿など、いろんなものが混合された状態になるってのは確かだから、意図せざる混合使用には嫌でもなってしまうんだけどね。

まあ、混ぜない方が良いのは確かだし、必要な添加剤の類いは最初からオイル自体に混合されているから後から添加剤を入れるメリットなんてのはほとんど無い、ってのも確かだな。
オイルメーカーが自ら添加剤を出してたりするけど、それはそっちの方が利益率が明らかに高いから。ボロ儲けさせてくれる市場が有るのに参加しない手は無いよね。(笑)

と言う訳で結論としては「オイル添加剤を入れるお金があるのならオイル交換しようよね。」です。
Posted at 2011/08/28 15:59:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗や他の車の話 | 日記

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「ツイッターで凍結食らった。NGワードは「検閲」と「おっぱい」。(笑)」
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日本の西の端辺りでゴソゴソやってます。テクノフェチでメカフェチです。車関係の中の人ではありません。 某著名な2kmサーキットに程近い大学で車とバイク漬けの...
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