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2013年04月05日 イイね!

ユーザーの声と言うものは正しい意見なのかな?

エディターズ・ノート
「ユーザーの声を聞く」のはいいことなのか、悪いことなのか
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20130404/274872/
 「そんな記事は読者は求めていない」。日経エレクトロニクスの編集会議では、記者の企画提案に対してたまにこのような意見が出ることがあります。読者アンケートの結果から見て、その企画で記者が書こうとしている分野にニーズはない、というのです。
 確かに、読者が興味がない分野の記事に注力するのは無意味なことに思えます。一方で、「顧客は自身の真のニーズに気付けないことが多い」というのも、また事実です。
 T型フォードで「大衆車」という全く新しい分野を切り開いたHenry Ford氏が、「もし私が顧客に『何が欲しいか』と尋ねていたら、『もっと速い馬』だと答えただろう」と語ったという逸話はあまりに有名です。「Steve Jobs氏がiPhoneを開発できたのは、顧客の声を聞かなかったからだ」という意見もよく聞きます。書籍「イノベーションのジレンマ」には、既存顧客の声だけを聞いて持続的イノベーションを続けていた企業が、新しい破壊的イノベーションを起こした企業に敗れ去った事例が数多く紹介されています。
http://www.amazon.co.jp/dp/4798100234
 現実には「ユーザーの声を取り入れたからこそ成功した製品」も「ユーザーの声を無視したからこそ成功した製品」も両方あるのでしょう。重要なのは「ユーザーの声を聞く、聞かない」といった表面的なことではなく、製品を開発する側の「覚悟」ではないでしょうか。
 「製品を通してこういう価値を提供したい」という軸を持っている開発者であれば、ユーザーの意見を基によりよい製品を提供できるはずです。要は、開発者が製品の責任を引き受ける覚悟を持っているのです。
 一方、そうした軸を持たない開発者は、ユーザーの意見を吟味することなく、そのまま製品に取り入れているように見えます。製品の責任を取る覚悟がなく、決定の責任をユーザーに押し付けている。残念ですが、そのように感じられる製品もあります。

新しい挑戦が必要な時代
 上に書いたようなことをぼんやりと考えていたとき、興味深い記事を読みました。日経ビジネスオンラインの「シェア争いを捨てて『僕らが狩りに出る理由』」(著者は河野章宏氏)という記事です。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130314/245025/
 この記事で河野氏は、「シェアを増やす」という発想には重大な欠陥があると指摘しています。それは「マーケット全体が大きくならない限り、シェア争いは底の見えない消耗戦」(同記事)だということです。なのに、なぜ企業はシェア争いに走るのか。答えは「同じ業界の中で他社が既に持っている縄張り(=お客さん)をかすめ取るほうが『楽』だから」(同記事)。
 シェア争いよりも重要なのは、新規顧客の開発です。これを河野氏は「円の外に狩りに出る」と表現しています。新市場を作るのはシェアを上げることよりもはるかに大変ですが、今後はそれができる企業だけが残っていくのでしょう。
 編集会議での「そんな記事は読者は求めていない」という発言に私が軽い抵抗を覚えたのは、「既存の読者しか相手にしない」という匂いを感じたからかもしれません。もちろん、言った人にはそのような意図はなかったと思いますが。
 こうした意味で、日経エレクトロニクスの二人の記者が始めた新事業「日経BP半導体リサーチ」にはとても期待しています。半導体に携わる企業向けの情報サービスです。私の席はちょうどこの二人の隣なので、新事業の立ち上げに奮闘しているのを目の当たりにしています。私も、このような新規顧客開発をもっとしていかなければ、と気を引き締めています。
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ユーザーの声は聞いた方が良いけど、ユーザーの想像力は越えなきゃならない

マーケット・インだとイン・マーケットな情報しか得られない。概念で縛られた情報から概念の外のへの拡張を導き出すのはかなり難しい。
だからと言ってブルーオーシャンを簡単に見つけられるかと言うと、それもまた難しい。でもそれを見つける為にはユーザーの声から概念抽出をやってそれを飛び越えて行かなきゃならない。
これは「ユーザーの声に束縛される」と「ユーザーの声を昇華させる」の差ではないのだろうか。

ユーザーは何らかの概念に束縛されて発言するので、その縛っている概念が何なのかを把握して、その偏向を除いて再解釈しなきゃ、本当の意味でのユーザーの声を聞く事にはならないのだと思う。フォードもジョブズもユーザーの声を聞かなかったのではなくて、自分がユーザーとして欲しいものを企画しただけかも知れないし、ある程度の企業になるとユーザーの声は勝手に集まって来るから、そこから概念構築を行ったのかも知れない。少なくともユーザーの声に束縛されてはいない事だけは確かだ。

でも普通は市場調査ってのは直情的に具体化されたユーザーボイスの羅列になってしまって、お肌ツヤツヤになるマイナスイオンの自動車、なーんて訳わかんねーものが企画化されたりする。

まあ、日本の企業の商品の問題ってのは、その辺りのスカなマーケッターとかコンサルとかの意見が通り易いって所じゃないのかな。んでマネージメント層がリスクをやたらと回避したがるので、チャレンジングな企画はほとんど日の目を見ないって所だろうな。だってリスクを取って失敗したらステークホルダーに一々説明しなきゃならないからね。

でもそれってマネージメントとして重要度は逆だろう。失敗を説明しなくても良いくらいのヒットをカッ飛ばせば少々の失敗は許容してもらえるよ。そしてステークホルダーも「なんでチャレンジしないのか」をもっと追求すべきなのだと思うよ。
Posted at 2013/04/05 23:01:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 家庭や仕事 | 日記
2013年04月05日 イイね!

原理的には動くけどね

羽根も可動部もない風力発電「Ewicon」
http://wired.jp/2013/04/04/bladeless-wind-turbine-ewicon/
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Ewicon
http://www.ewi.tudelft.nl/en/current/ewicon/
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風力発電機はブレードの先端速度が200km/h程度でブンブン回る。
当然そんな速度だと鳥とか当ると切断されてしまうし、風切り音はどうしても発生してしまう。

だからと言ってこの手の可動部の無い発電機も色んなものが提案されているけど、なかなか実用化されない。風で弦を振動させてマイクで発電、とか、荷電粒子を風に乗せてコイルを通過させてMHDみたいな発電、とかさ。
私も筒を立てておいてビール瓶を吹いて鳴らす様に風で共鳴させて音響振動をマイク拾って発電する、とか考えてみたけどやっぱ儲かるほどには発電してくれそうも無いので、ものは作らなかったよ。共鳴させるから五月蝿いだろうしね。(笑)

今度は荷電粒子を風に乗せてグリッド側に押す事で電圧をあげるんですかぁ。電界が強ければグリッドの外に粒子が移動して行ってしまうよ。電界が弱ければ起電力が弱いよ。バランスするのはどこかな。

動作モデルを考える時は閉鎖系だけど、実際の世界は開放系ってのは良く有る考慮不足だけど、それって人間の思考力の限界みたいなものなんだろうか。

なんか良い方法って無いものかなぁ。
Posted at 2013/04/05 00:13:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | ニュース | 日記

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