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何故、現代社会に三輪車なのか---
～エレクトライクの特長～
http://www.e-tric.co.jp/product/feature.html
-----抜粋----
トーイン～ toe in ～
　トーインとは、左右のタイヤを上方からみると、前端が後端より若干短くなっている事（またはその差）をいいます。一般にほとんどのクルマは、直進走行安定性を確保するため、トーインに設定されています。
　しかし、僅かとは言え平行からトーインになるという事は、走行する際に抵抗を生じさせます。三輪自動車であるエレクトライクは、前輪一輪であるためトー角が存在せず、トーインにはなりません。従いまして、四輪であればトーインのために生じる抵抗がありませんので、その分電費が良くなります。
-----後略----
三輪車にすると前一輪の負荷が高くなるので低転がり抵抗のタイヤが使えなくなると思うよ。
なので、トーインによる抵抗をかなりの量だけ相殺するんじゃないかろうか。

ところで、トーインは直進の走行安定性を確保するためのものなのだろうか。
サーキット走行している車はキャンバーを付ける事が多い。キャンバーを付けると円錐が転がるときに向きを変える様にトーインモーメントが発生するから、それを打ち消す様にトーアウトにすることで走行抵抗が減る、と言うのは確かめられている。
燃費改善のためにサイドスリップをゼロにするようにトーを調整すると言う人も居るしね。
でもそれって直進安定性は大幅に悪化しないのか、と言うと意外と関係無いと思ってます。だってサーキットの最高速のブレーキングポイント付近に微妙なアンジュレーションを設定するってのはサーキット建設者の趣味みたいなものなんだから、そこで真直ぐ走れなきゃ危なくて仕方が無いぞ。

リアのトーインは明らかに安定性に寄与するよね。ヨーモーメントを打ち消す方向だから。
でもフロントのトーインは安定性よりもステアレスポンスを良くするために設定されているんじゃないのかな。だって最初から微小舵角が入ってて、ちょっとハンドル切って荷重が前外輪に掛かると、よりステアが切れてる状態に成るから初期のステアレスポンスは良くなるよね。手アンダー防止の効果じゃないかな、と個人的には思ってます。

本当の所はどうなのか知らないけど。