jawayのブログ一覧

ビッグデータ全盛時代、利用価値がなくなる秀才たち
2016年、日本が目指すべきキーワードは「卓越知」
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45610
---------
伊東 乾さんは無茶賢いとは思うけど、全然好きじゃない。
まずは自分の賢さが何から構成されるかを分析しなきゃさ。

それは膨大な知識の上でそれらから抽象化された何かを抽出する能力じゃないのかな。
つまりまずは膨大な知識を詰め込むところから始まるんだと思う。

画期的とか卓越した発想と言えども、何らかの基礎的知識の上にしか生まれてこない。
その知識をどうやって収集するかと言うと、大量に読書するとか、大量に会話するとかしかないかも知れない。

そして受験秀才ってのは、その第一関門としての知識集積能力に優れていることは確実だ。

だから大学はその能力をさらに開花させるような誘導するのが仕事でじゃないのかな。
天才以外は要らない、とか言って勝手に卓越領域へと開花する者を選別するのはある意味で無責任じゃなかろうか。
開花しなかったのは環境が合わなかっただけかも知れない、とか思わないんだろうな。
用意した環境で開花しなかったら天才じゃない、という上から目線な態度は私は好きじゃないよ。



とは言え、ある程度の異分野のエキスパート同士の情報交流を促進する、と言うのは賛成。
もうちょっとやり方を見直す必要はあるかも知れないけどね。

で、ビッグデータのデータベースを構築するのは天才の仕事じゃなくて秀才の仕事じゃないかな。
抽出されたデータを解釈するのは天才の仕事かも知れないけどね。
なので秀才にも利用価値はかならずあるのさ。

ビッグサイエンスを構築するのは天才だけではない。
そのサイエンスを構築する各種の様々な技術を維持する技術者や作業者も必要なんだからさ。
ビッグデータなご時世では、ある意味で、歩いて回って点検する作業者がセンサーに代わるだけ、とも言えるんだし。

センサーが必要だと思わなかった箇所の異常は検知することができないし、予測データを集積することもできない。
ビッグデータでトリリオンセンサーとか言ってもコスト要因でつけられるセンサーの数は制限があるんだからね。（笑）

今日は天気良く良い年の幕開けでしたね。

で、先日のPM2.5で霞んでいた香焼造船所が今日はくっきりすっきり。
やっぱり新春の景色ってのはこうでなきゃ。

先日の様子。↓

去年は子供が風邪引きだったけど、今年は一緒に初詣。
なんだか今年は出足が少ないな。

と言う訳で、あけましておめでとうございます。

長崎の日の出は7時20分くらいだから、今から出かけます。
雲もない良い天気。