今月の26日にRMオークションの競りが
ロンドンであるようなんですが、
その中で個人的に注目なのがこの物件なんですよね~。
MBの130Hです~。
この車、『メルセデス・ベンツ』の名前が与えられた車の中では
私が知る限り最小の排気量をもつ乗用車なんですよね。
しかもこの車、クウォーターパネルにフィンが切ってある事からも判るように、
リアエンジン車なんですよね。
エンジンこそ水冷の直列4気筒ではあるものの、
そこから駆動系に至るレイアウトがVWビートルと似ている事から、
ポルシェ博士がDB社に在籍していた際になんらかの形で
アイディアを残していった車だと考えられているんですよね。
前の所有がMBミュージアムだったというだけにメチャメチャ綺麗ですよね。
出所的に考えれば、オリジナル性も問題なしと言えるのではないでしょうか。
※個人的には付くべきと思われる場所に腕木式方向指示器が見えないのが少々気になりますが…。
私にはとても買えそうにない予想落札価格ではあるものの(苦笑)、
異端児扱いされているのか、戦前のMBとしてはお安い方だと思いますし、
このひょうきんというか、かわいらしいというか、そんな顔つきが好いと思うんですよね。
この時代のリアエンジン車がどんな乗り味を持っているのかにも興味深々です~(笑)。
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Posted at
2011/10/06 01:22:05