これは…。

今日はこんな車を見付けました～。





300SLロードスター、、、


だと思うでしょ～。
んじゃ、これではどうでしょう。



ありゃん？M198が載っていませんねぇ。

これ、実はパゴダがベースになっているレプリカなのだそうです。
ホイールベースが一緒だからスタイルに無理がありませんよね。

どこがと具体的に指摘は出来ないレベルで私的に何となく違和感があるものの、
なかなか上手く化けていると思います。

1966年式だということなのでベースは230SLなのでしょうね。

内装は、、、



それっぽく作っていますけど、少し手を抜いちゃったかなという感じ(笑)。

こうしたレプリカでは概してそう言う傾向がありますが、
内装で本物でない事がバレますよね(笑)。

でもレプリカの中ではなかなか内装も良く出来ている方だと思います。

オーナーさんによると10台程造られた車の内の1台らしいです。
上に書いた通り、年式は1966年なのであちらではHナンバーを付けて走れるらしいです。

因みにこれ、個人売り物件なのですが、画像の中にはクーペも写っているので、



きっとオーナーさんは2台持ちなんでしょうね。

2台ともレプリカですが(笑)。

クーペの方も違和感があるものの、なかなか決定打が見付けられなかったのですが、
何とかレプリカだと判断する事が出来ました。

それはワイパーの待機位置で御座います。
2台とも本物とは逆なんですよね。

これを造った業者はここまでやっておいていながら、
何故この位のところをどうにか出来なかったのでしょうね？

オーナーさんは残念ながらコロナ危機の為、安価で手放すと書かれていますが、
クーペの方は売りに出ている様子が無いので、
きっとそちらの方が気に入られているのでしょうね。

因みにこの113改300SLロードスターは159950ユーロ、
今日のレートで1870万円強という感じなようであります。

ご本人曰く、こんな時でなければ25万ユーロで取引される車だ、、、とのことでありました。

しかし、チャイナウイルス危機で愛車を手放すって訊くと、
人ごとじゃないなって思ってしまいます(汗)。

全国単位での非常事態宣言が出される事になりましたが、
少しでも国内の経済的ダメージが少なくて済むように、
出来るだけ早くこの状況を切り抜けられる事を切に願っております。