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イイね!
2020年05月03日

ノンビリと作業の筈でしたが…。

今日は朝から220君の整備を致しました。

先ずはバッテリー降ろし。



それはショックの頭のネジを外したかったからなんですよね。



んで、ショック外し。



ショック交換からそこそこ時間が経っていますが、縮めた後、戻る力が強いので、
このように縮めた状態で固定しないと、このスペースから出て来ないんですよね。

んで、ブレーキパッド取り外し。



それからブレーキキャリパーを取り外して吊るしておきます。



ブレーキキャリパーからは直にブレーキホースに接続されずに一旦パイプに接続され、
ステアリングナックルに固定されるその先のジョイントで
ブレーキホースに接続されるようになっているのですが、
このパイプ~ジョイント間が自由が効かずにそのままの形で
キャリパーと一緒に動いてくるので
ショックを外さないとキャリパーが外せないんですよねぇ。

んで、ローター取り外し。



更にバックプレート取り外し。



ハブとブレーキローターを分離。



アウターのハブベアリングはハブを抜いて来た時点で外れていますが、
インナーのそれはシールを外さないと外れないので、
それを外してインナーベアリングも取り外し。



ハブベアリングは交換する訳では無いので
それぞれのアウターレースはハブに付いたままにしています。

この作業の目的はハブグリスの交換で、
どこまで作業をするか悩んでいたのはこのシールを外すか否かだったのですが、
シールを抜かないとインナーのベアリングを外して洗えないですし、
丁度シールの在庫を持っていたので、やる事にしたわけであります。

ただ、そこまでキッチリ洗うとなると、ハブとローターを分離しなくてはならず、
それが簡単に外れるんだったかなァ?というのもマイナス要素の一つでありました。

まぁ、結果は軽くハブをポンポン、、、とプラハンで叩けば外れたんですけどね。

それからまずはバックプレートのお掃除。
最初の予定ではお掃除だけの積りだったのですが、
積もったグリス&パッドの粉汚れを取り去ると、
その下の塗装の様子が無残だったので、
塗装が簡単に剥げる所だけザッと剥いて、塗装する事にしました。

剥いでみたら、2箇所程変形しているのを発見したのでそれを叩いて修正。
案外うまい具合に修正出来たと思います。

塗料が無いので、買いに行かなくてはならなかったのですが、
遠い方のDIYのお店に行かないと欲しい塗料が無く、
お昼の事も考慮に入れた方がいい位の時間だったので、
午前の間は外した部品のお蔭で手が入りやすくなった所の掃除をして時間潰しをし、
昼食を食べに行った後、その足でDIYのお店に寄ってから会社に行き、
バックプレートの方はタイミングを見つつ、時々塗装をして居りました(笑)。

で、他の部品も洗浄。



アウターのハブベアリングのアウターレースの様子。



インナーのハブベアリングのアウターレースの様子。



どちらも焼けや傷もなく好い状態にあると思います。

アウターとインナーのハブベアリング



こちらも同様に綺麗ですね。
定期的なクリアランスのチェック及び調整と、
好いグリスを使用していた成果なのかな、、、と思っております。

んで、グリスの準備。



今まで適当にハブの中にベアリングをぶち込んでいたのですが、
それが多過ぎてシールから逃げ出したグリスで
バックプレートがあんな具合になるのだろうと思ったので、
今回はある程度量を見て入れようと思ったんですよね。

テクニカルデータブックによると片方のハブに付き65~80ℊとの事だったので
実は上の画像は秤の上にビニールを敷いた状態でして、
グリスはそれで計った80ℊが載っています。

まぁ、グリスは意図しないあちらこちらに付着してしまうので、
作業の途中の段階で失われる分はあるでしょうけれども、
それで15ℊ以上失われる事はなかろうと考えたので、MAXの80ℊを用意して、
その中から使っていく事にしました。

インナーのハブベアリングにグリスを突っ込んでからシールの取り付けをし、
この段階でハブとローターを一体化しよう、、、と考えたのですけれども、
その際に問題発生(汗)。

5本のローター固定ボルトの内の1本が何だか変なトルクの掛かり方をしてしまいます。

こりゃヤバイ、、、と思って抜いてみましたが、既に時遅しで、
幸い雌ネジの方はセーフだったようですが、
ボルトの方は修正を掛けてみても、指定トルクが11.5kgmのところを、
3㎏m以上掛からなくなってしまいました(汗)。

ちゃんと5本とも軌道に乗るまでは手締めしていたのに、なんで~という感じ。

ただ、ハブを叩いてローターをはめ込むのが嫌だったのと
奥まで入ってしまうと穴位置がズレる可能性があると思ったことから、
最後までそれが嵌り切っていない状態で先に5本のボルトをねじ山に十分噛ませた所で、
そこから少しずつボルトを代わりばんこに締めて行く形ではめ込む事をしたので、
原因があるとすれば、その辺りだったのかなァと思っています。

でもこの時も短いラチェットでそんなに力を入れずに締め込んでいた筈なんですけどねぇ。

で、実際には手でポンポンと叩く程度でローターが奥まで進み、
一番奥ではその状態でハブに対してローターを回す事も出来る程度の嵌合だったので
そうしてから締め付ければ問題なかったんだろうと思うととても悔しかったです。

以前自分でローター交換をしていますけど、
そんな時の事は疾うに忘れてしまっていますからねぇ。

と、ボヤいていても仕方ないので、色々策を考え、
結果、時間は掛かりましたが、裏技で(苦笑)なんとか使えるボルトを調達し、
とりあえず問題なくローターとハブが接合されている状態までにはなりました。

そうそう、バックプレートの塗装も上がっております。



明日はハブ内へのグリス詰めからスタートかな?と思いますが、
220君の作業以外にやらなきゃならない事が出来てしまいましたし、
この分だと明日中に反対側を終えるのは一寸無理かもですねぇ(溜息)。

最初はノンビリと作業出来ていたのですが、
トラブルのお蔭で一転、もう全然余裕がなくなってしまいました(苦笑)。

毎度の事ながらツイてなくてガッカリです~。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2020/05/04 00:44:30

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この記事へのコメント

2020年5月4日 7:46
おはようございます。

凄いですね。
ハブグリスの交換でオイルシールまで外しちゃうんですか。
ウチは、そもそもハブグリス交換という整備項目が頭にないです。
旧グリスは残さず、本当にグリス全量交換なんですね。
コメントへの返答
2020年5月4日 8:08
おはようございます~。

だはは、タダのアホです~。

そんな余分な事をして
壊していれば世話がないですよね(苦笑)。

以前のパッド交換の際に
バックプレートとローターの間の
グリスとパッドの粉が混ざったようなものが結構多量に見え、
それがパッド周辺にも回っている様子なのが嫌だったのが
実はこの作業をする事にしたきっかけでして、
その掃除のついでにという事で、
シールの在庫もある事だし、
新たなグリスの漏出もそれで防げれば、、、という思いもあり、
そこまでやっておこうかなと思ったんですよね。

メーカーでも、
キャップ内のグリスを追加する程度の指示しかしていませんので
ホントに無駄な作業だと思います(笑)。

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「E9レジストリージャパンミーティングの見学中。因みに220君、絶不調。無事帰れるか?」
何シテル?   05/18 10:31
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