今日もまた220君の作業三昧の一日で御座いました。
先ずは昨日取り付け準備まで終わっていた、
左のハブに残りのグリスを入れて取り付け。
80gのグリスからキャップに入れた分と、インナーとアウターのベアリングに詰めた分を除いて
ベアリング間の空間の為に残されたグリスはたったのこれだけ。
これだけ、、、というか、この画像では中のグリスの量は見えないんですけど、
これだけ空間が空く位少ないというお話で御座います。
今までが一杯に詰め込んでいた事もあり、
この状態を見てさすがに一寸心配になってしまったので、
10gだけ追加してしまいました(苦笑)。
因みにサービスマニュアルには更に詳細にかいてありまして、
Hub with bearingsの分が45~55g、Hub capの分が20~25gで
Total capacityが65~80gという事になっていました。
本当にそんなに少しでイイんだろうか、という感じ。
そこで比較的近代のMBのハブのグリスの総容量をWISで調べてみましたが、
やはり大体同じようなモノで、
129 140 202 170 208 210 221 60g
171 203 209 70g
211 219 230 80g
215 220 95g
という風に書いてありました。
MB純正のハブ用グリスって確か1本が150gで
それが片方のハブ用だって聞いたような気がしていたのですが、
実際には左右で1本とか、1本チョイとか言うレベルだったのですね(汗)。
昔、親父なんかも一杯に詰めていたような記憶があったのですが、
そこまで入れる物ではなかったのですねぇ…。
ってなわけでアウターのベアリングを取り付けてクリアランス調整、、、
と行きたかったのですが、
いつも使うダイヤルゲージの台が
オイル漏れで関節が固定出来ない状態になっていて使えず(苦笑)。
以前にも1度治しているので
え~っと、どこから給油するんだっけなァ、、、と思いつつ
ゴニョゴニョ弄って給油すると何とか治ったので、こんどこそ調整開始。
バッチリ調整出来ました。
多分、ダイヤルゲージの台はどこかのO-リングの不良だと思うので
その内、治さなきゃですね。
んで、やりかけていた左の足回りのお掃除を済ませてから、
バラしていた箇所を元に戻して、左側完成~♪
お次は右の番で、内容は左と一緒なので省略しますが、
一応、左の朝の時点と同じ状態までは作業を済ませて来ました。
で、右のハブのグリスの詰め込み状態を撮影してきましたので
ご覧に入れましょう(苦笑)。
アウターのベアリングを外した状態。
3つ前の画像のガラガラ感と比べると凄い違いですよね(苦笑)。
ハブを抜いて裏側から。
スピンドルの形にグリスが固まっていますね(笑)。
グリスは熱が加わると液体化するという話ですが、
液体化した時には膨張している筈なので、
ここまでキチキチに入っていたら、
シールから漏れても不思議はないかなって思う所ですね。
220君の作業以外にやらなきゃいけない事というのも
とりあえず完了しましたので、
大きなトラブルが起こらなければ、明日はノンビリモードに戻れそうです(笑)。
って、今日も(長々とそして黙々と作業してはいましたが)結構ノンビリモードでしたけどね(笑)。
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Posted at
2020/05/04 23:01:22