今日も会社で作業をして参りました。
先ずは昨日失敗したヒートシールドのクリア塗装から。
ウルトだけの問題かどうか判りませんが、
どうもこの耐熱塗料、一寸癖があるのですよね。
先日画像をアップしている通り、ヒートシールドは板の片側が5分割になっていて、
端から2枚目と4枚目が立ち上がっている感じになっており、
それ故、その一枚一枚毎に塗料を載せていかなければならないのですが、
段階段階で塗っていくと、一面塗り終わる前に最初の方で塗った部分が
もう乾いた感じになってしまって、今塗った所の落差が出てしまう(苦笑)。
それで落差の出た部分に塗料を重ねると
また他の部分と落差が出てしまうという感じに
いたちごっこになって、結果、厚塗りになってしまうのですよね(苦笑)。
もしかしたら、他の部分も乾いてくると落差が無くなるのかもしれないんですけど、
もう失敗は出来ませんから、そうなる事に賭けていられませんからねぇ。
そんな具合で2度塗りしました。
で、その2度塗りしたての状態が銀色で塗ったのかと思わせるような光沢のない色で
一寸心配になるのですが、
これは失敗の回の時に後から透明度が出てくるという事が判っていたので、
そのまま放置です。
結果、今日の終わりの際の画像ですが、こんな具合になりました。
塗る前よりは光沢が落ちたけど、イイ感じにそれが抑えられています。
塗装はやっぱり、使う塗料の特性が掴めていないと駄目ですね~。
イイ感じに落ち着いたのは良かったのですが、
失敗の時に磨きなおした部分がやっぱり傷が残っちゃっていたので
それがちと残念でありました。
因みに予定では帰り際にヒートガンで炙る積りでしたが、
気が変わって、丸一日放置した後に炙る事にしました。
厚塗りになっちゃってますから、通常の乾燥時間は長い方が良いだろうと思ったんですよね。
お次はインマニ内部の汚れ落としの続き。
枝管の状態をファイバースコープで撮影してみました。
ビフォー
アフター
まぁ、おもちゃみたいなファイバースコープなんで、
あまり鮮明には写りませんが、変化は判ると思います。
で、確か3気筒分の枝管をざっくり綺麗にした後だったと思いますが、
ひっくり返すと、これだけ粉が出てきました(笑)。
これを朝から(途中に昼休憩を挟みつつ)延々とやり続けて、
さらに灯油を使って内側を綺麗にして、
その上、今度は外側も可能な限り綺麗にし、16時頃ようやく完成(笑)。
本当はブラストでも掛けてあげればスッキリするのでしょうが、
私的にはこんなもんで十分。
シミ(腐食痕?)も旧車ならではの味だと負け惜しみを言っておきましょう(大笑)。
ここで新旧インマニ比較。
先日、Wさんとお話している際に、
Wさんがインマニ交換で何か変化が出ますかね~と仰られたのに対して、
いやぁ、少なくとも旧型が新型よりもよくなることはないでしょう、、、
私としても、あくまで見た目を元に戻すのが目的ですからね~、、、
と、言ったのですが、
良くなるか悪くなるかは別として、これだけ枝管の長さが違うと、
ひょっとすると何か変わってくる事があるかもですね。
近代の車ではインマニの長短を切り替えたりするものもあるわけですから、
大きくは違わなくとも、若干は変化がありそうな気がしてしまいます。
そもそも左のインマニへの変更は
ブレーキブースターのマスターとの一体化の際に
右ハンドルの場合に右のインマニのままだと成立しなかったから
行われたものだろうと思われるので、
そもそもが性能向上を目指した変更ではなかったろうとは思うのですけどね。
にしても、音とか、トルク感とか
何らかの変化があったらおもしろいんだけどなぁ、、、と思っております(笑)。
結構残り時間が中途半端だったので、何をやろうかなぁ、、、と思ったのですが、
分配器のブラケットを塗装する積りなので、元塗装の剥離をしておきました。
ブラケットの高さに差があった事に今更気付きました(笑)。
面白いな、と思うのが、ブラケットの高さがある方は補強が入っているけれど、
低い方にはそれがないという事ですね。
私なら、いっそ両方とも同じように補強を入れちゃうところだと思うのですけど、
自分たちが必要が無いと思う事は徹底してやらない、、、という所が
MBらしいナァ、、、と思うのですよね。
私は人と話をしていて、よく、MBはドケチだから、、、と言うのですが(笑)、
正にこれが(良い意味で)ドケチな部分なんですよね。
後は、、、降りているエンジンのタペットカバーを軽く磨いてみました。
画像で見る限りでは悪くないんですけど、
私の手元に来る前にどこかでクリアか何かを載せてあるみたいで、
それが部分的に残っていて、近くで見るとそれがちょこっと見苦しいのですよね。
先日、チラッとみて、変に磨きをかけていないオリジナル状態なのに、
何故これを使わなかったんだっけ?と思いましたが、
そのクリアらしきものが原因だったと思いだしました。
これは280時代の初期までのキャブ車と共通だった筈なので、
いーベーで探せばそこそこあるだろうと思うのですが、
大きさが大きさなので運賃がそこそこかかると思うのですよねぇ。
と、思いながら、220君のエンジンルームを覗くと、
とりあえずは今のままでいっか、と思ってしまいます(笑)。
とりあえず、あと、やっておきたい作業は
分配器のブラケットの塗装とエアクリーナーの蓋の塗装と
スロットルガスケットの制作とコールドスタート用の燃料配管のサビ取りですね。
残りのお休みの内、一日は別用で潰れる可能性が高いですし、
最終日は220君を車庫に戻す等しなくてはならないので、全部は出来そうもないですが、
最低でも燃料配管のサビ取りだけはやっておきたい所かなぁ、、、と思っております。