数年前に大学時代からの関西の友達がリフレッシュ休暇を利用して遊びに来た事を
ここに書きましたが、
また、リフレッシュ休暇が取れたとの事で、金曜日にこちらに来てくれて、
その日の晩および昨日一日、遊んでもらいました。
金曜日は私の仕事が終わった後で合流し、
某ファミレスで22時過ぎまで土曜日の打ち合わせをしつつ色々話をして過ごしました。
んで翌日。
実は当初、彼のおごりで(笑)、フォーミュラEに連れて行ってもらう予定だったのですが、
いざ、申し込みが始まってチケットを購入しようとした所、見事に撃沈だったそうで、
その後、追加で行われた追加販売でもダメだったらしいです。
フォーミュラEってそんなに人気があるのですね。
そもそも私的には、誘ってもらったので、ほな行こか、、、程度な話だったので、
全然問題はなかったのですが、お互いその日に休みを取ってしまったという事で
代案を考えて貰っての今回のお話なのでありました。
しかし、目的地には午後過ぎに入れば良いという話だったので、
んじゃまぁ、それまでの時間つぶしにドライブでもしまひょか、、、って事で、
私のロングお散歩コースを走りつつ、目的地に向かう事にしました。
県道10号線での撮り鉄タイム。
この日は運転手付き(笑)なので、余裕を持って撮影が出来ました(爆)。
道の駅 しもべでトイレ休憩。
今回の友人の相棒は私的にはお初のMRSでした。
んで、国道300号をそのまま東に上っていき、
富士山の写真が撮りたいとの事だったので、本栖湖展望公園付近に車を停めて軽く撮影大会。
そのまま国道139号に出て、特別に混雑という混雑もなく、山中湖に抜けました。
んで、もうひとつ撮影ポイントへ、、、という事で県道730号線へ。
パノラマ台(っていうらしい)に車を停められるようだったら停めて
そこから富士山を撮影してもらおうかと思ったのですが、
そうそう都合がいいわけはなく、車が一杯だったので、上の方まで登って少し下り、
車を入れて撮影出来そうな所を探してまた撮影大会です。
おっさん付き記念撮影。
車のみ記念撮影。
一応、南アルプスも見えていたのですが、
全体的に霞んでしまっていたのが少々残念でありました。
側溝に入ってローアングルから自分の車を撮影するおっさんの図(笑)。
Uターンの為、一旦降りていく時のパノラマ台付近からの富士山。
Uターンが終わって登っていく時のパノラマ台付近からの富士山。
んで、三国峠から小山町の方へ向けて下って行ったのですが、
先行車に追い付いた所、
こちらがオープンにしているせいもあって、何か臭い…(汗)。
キャリアカーのクラッチズルズル事件の時とそっくりな嫌な臭いだったのですが、
先行の2台のどちらかからのもののようでした。
とりあえず2台とも最大傾斜15%の坂をブレーキに頼り切ることなく、
(つまりエンブレは効いていたと思われる)
無事に降り切る事が出来ていたので、一体何の臭いだったのだろうという感じでした。
無論、この2台が目の前から居なくなってからは臭いは無くなりましたから、
どちらかが発していた臭いな筈なのですよね。
んで、坂を降り切ると、程なく目的地1に到着。
それは富士スピードウェイホテルに隣接する、
富士モータースポーツミュージアムでありました。
ってなわけで料金を支払って早速見学開始。
パナール・ルヴァッソール Type B2
1899年式との事ですが、システムパナールという言葉は知っていても、
この辺りの車を見せられてもどの車がパナールなのかの判別が出来ません(苦笑)。
車両解説文を見て、少々苦笑してしまったのですが、この赤線を引いた部分、、、
トヨタさん、ダイムラーってストレートに書くのが嫌みたいで
随分遠回しな言い方をしているなって感じでありました。
1909年 トーマス・フライヤー モデルL
うん、詳しくないけど、これ↓は車自体の存在は知ってますよ。
1902年 フォード999(レプリカ)
中学生の頃だったか、図書室で良く眺めた日本放送出版協会?が出版した本に
このヘンリーフォードが作ったレーシングカーの事がちょろっと書いてあったんですよね。
解説文によるとこのレプリカは1966年の万国博覧会の為にフォード社が作ったもので
それをフォード博物館から借りているのだそうです。
そのピストン。
直径がなんと、184.2mmもあるそうです(汗)。
4気筒で排気量は18946㏄だそうで、って事は気筒当たり4736.5㏄ですね。
以前のブログでweb雑誌がブガッティロワイヤルの排気量の事を
取り上げていた事について書きましたけど、
その時に書いた、ブリッツェン・ベンツには
総排気量でも気筒当たりの排気量でも敵わないものの、
他にもブガッティロワイヤルよりも大きな排気量を持つ、有名な車が
こうして存在していた訳じゃないですかねぇ。
このサイズの画像だと判らないかもですが、ピストンヘッドに大穴が空いてしまっています。
エンジン廻り。
どうやって制御しているのか判らないですが、
箱から出た配線がヘッドの上に導かれているようなので、
箱の正体はイグニッションコイルなのでしょうかねぇ?
タイヤはファイヤストーンのホワイトウォールならぬ、ホワイトタイヤでした(笑)。
トヨタ7 5ℓターボ(レプリカ)
これは面白い展示方法ですね(笑)。
タービンが凄い付き方しているなぁ。
車高調+減衰力調整がついているみたいですね。
1914年 スタッツ・ベアキャット シリーズF
この車の事も全然判りません(汗)。
スタッツってあのスタッツと一緒なのかしらん?
エンブレム。
古さを感じさせない垢ぬけたエンブレムですね~。
ステアリングポストに風防を取り付けちゃうってのは凄いなぁ。
ワタクシ、変な所が気になる人でして、
右前後と左前のホイールではこのように、、、
スタッツの文字が正しく読める方向に揃えてあって、
おぉ~、さすがトヨタさんはキッチリしてますなァ、、、と思ったのですけど、
左後ろだけこんな風に、、、
なっていました(汗)。
何故にここだけ?
1922年 サンビーム・グランプリ
サンビームという名前は聞くのですが、残念ながらこれも詳しくありません(苦笑)。
色も私好みですし、恰好イイですね~。
特に内装革が、、、
ボロボロの状態だけど展示しちゃうって所が潔くてイイですね。
ここだけじゃなくて、操縦席全体が古ぼけた感じでイイです。
欲を言えば、ボディにももう少しヤレが見える状態なら、
バランス的にもっと良かったかなぁと思います。
1926年 ブガッティ・タイプ35B
言わずと知れた、という感じですね(笑)。
借り物とは書いていないのでトヨタさんの持ち物だと思うのですが、
レプリカとも書かれていないので、間違いなく本物なのでしょうね~。
やっぱりブガッティは好いですねぇ。
解説文に書かれていて、私は恥ずかしながら知らなかったのですが、
この手は皆、2.3ℓなのかと勝手に思っていましたが、2ℓの設定もあったのですね。
2ℓもストレート8だったのかしら?
ブレーキドラム一体アルミホイール表裏。
察しろよ、、、って感じで解説もなく転がしてありましたが、
これ、そう説明しておかないと、何を言わんとして置いてあるのか判らん人も居ますよね。
(多分)ブガッティ・ブレシアのラジエター
これも解説文なしでした(笑)。
1951年 トヨペットレーサー レプリカ
リアルブリキの自動車みたいでなんか可愛いですね(笑)。
1958年 ダットサン富士号
第六回豪州ラリーに出場してクラス優勝した実車を日産自動車から借りているらしいです。
しかし、凹んだフェンダーを上からそのまま塗装しちゃってるのは…。
全塗装しないとよほど見苦しい状態だったのでしょうかねぇ?
1967年 ホンダ RA273
1967年のドイツグランプリで4位入賞した実車をホンダさんから借りているらしいです。
1961年 日野コンテッサ900(第一回日本グランプリCⅢレース優勝車のレプリカ)
これも日野さんからの借り物らしいです。
1968年 ダイハツ P-5
これ、なかなか格好良いですね。
一応ダイハツ乗りなので、多少ひいき目もあるかもですが(笑)。
解説文によると、結構優秀な成績を収めている車らしいです。
この車、2018年にレストアされた車でダイハツさんから借りているのだそうです。
ここまで何台も借り物がありましたが、
自動車メーカーの皆さんって、なかなか協力的なんですね~。
んでね、ここ、MBの展示がゼロで、こんな物が置いてあっただけなんですよね。
他の展示車両が置いてあるのと同じ台の上にちっちゃなミニカー1台(苦笑)。
それとこのような資料がおいてあるだけでした。
トヨタさん、なにもそこまでMBを毛嫌いしなくても(汗)。
故TDJ氏によると、過去に行われたレースで勝利数が一番多かったのがアルファロメオ、
二番目がMBという事らしいので、
モータースポーツミュージアムと称していて、
レースカーは難しいと思うけれど、MBの何らかの車両を置かないってのは
個人的には一寸なぁと思わざるを得ないんですけどねぇ。
1930年 アルファロメオ 6C1750GS シリーズ4
この車だけ解説文を写すのを忘れちゃったのですが、
上の画像を拡大すると年式は1930年となっているように見えます(苦笑)。
日本国内には全部で3台あって、その内の1台はTさんがお持ちなのですよね。
Tさんの車両は確か最終のシリーズ5というお話だったと思いますが、
この個体がシリーズ4だった事は今回初めて知りました。
グリル枠がボディ同色のせいか、結構印象が違いますね。
この車を数メートルでも動かす機会があったのはとんでもない話だったと思います(汗)。
しかももう少しでぶつけそうだったし(滝汗)。
1908年 イソッタ・フラスキーニ Tipo1
イソッタ・フラスキーニって聞いて、恥ずかしながら、私の中では
かつての高級車メーカーというイメージしかなく、
実は高級車メーカーとしても殆ど内容をしらないのですが(汗)、
こんなレースカーも作っていたのですね~。
1947年 チシタリア 202C
これ、綺麗な車ですね~。
色も私好みですし、乗り逃げしたくなる車ですね(笑)。
これね、帰ってから撮った画像で解説文を見たら
『ピニンファリーナによるボディは
ニューヨーク近代美術館が”動く彫刻”として永久保存する傑作』、、、
って書かれているんですけど、
私、現地でこれ↓を見て、『ファリーナ』としか書かれていなかったので、
これって、ひょっとしてスタビリメンティ・ファリーナのエンブレムでは?
と思っていたので調べてみました。
結果、ここに書かれているトルトーナ通り12番地というのは
やはりバッティスタ・ファリーナさん(ピニンファリーナの創始者)の長兄である
ジョヴァンニさんの工房(それがスタビリメンティ・ファリーナ)の方の住所のようなので、
私はこの辺りも詳しくないから、正確な所は判らないけれども、
このエンブレムが元々この車の物だとするならば、
解説文のそれは誤りである気がするんですよね。
因みにアメリカ?のウィキによると、
1947年から1952年の間に生産されたチシタリア202はわずか170台で、
殆どの車は、ピニン・ファリーナ、ヴィニャーレ、スタビリメンティ・ファリーナによって
コーチビルドされた、、、とあり
後にスタビリメンティ・ファリーナがピニン・ファリーナに吸収されたとはいえ
それらをちゃんと別物として区別していますからねぇ。
ただ『”この”ボディは』とは書いていないので、
取りようによっては『(このモデルの)ピニンファリーナによるボディ(を載せた車両)は』
という意味にも取れなくはないとは思いますけど、
仮に私が思っている事が正しくて且つこれがそういう意図で書かれているものなのだとしても、
『この車両の』解説文としては、誤解を生みやすい、あまり褒められたものではないですよね。
タイヤはBFグッドリッチのシルバータウン。
サイズは5.00-15でした。
1986年 ランチア・デルタS4
本チャンのラリー仕様はかなりスパルタンな感じなのですね~。
これは四国自動車博物館から借りているものなのだそうです。
なるほど、その博物館はトヨタのディーラーが経営しているみたいで、
逆にトヨタ博物館や富士モータースポーツミュージアムからも車を借りたりしているみたいですね。
1928年 ベントレー4.5ℓ
元々のボディ形態は判りませんが、リボディされている車両のようで、
ルマン24時間のレースカーレプリカと英語で書かれていました。
一応、展示車両は(多分)全部撮影していまして、他にも展示車両はあったのですけれども、
とりあえずこの位にしておきます(笑)。
このミュージアム、2階建てで
その3階が富士スピードウェイホテルのロビー?になっているらしく、
ミュージアム見学終了後、TROFEOというロビーラウンジでお昼を食べる事にしました。
ところがねぇ、田舎もんにはメニューにある名称が難解で、何が何だか判らず(苦笑)。
いや、普通になんでも食べられる人ならば、適当に決められるんでしょうが、
大の偏食家にはなかなか難しい問題なんですよねぇ(苦笑)。
そしたら、その様子を察した女性スタッフの方が登場。
なんでも相談してくれとの事だったので、
偏食家で食べられない物が多くあるから、
それぞれ何が入っているか教えてくださいとお願いしました。
で、結局ワタクシが選んだのはコレ。
メニュー名称は
“ジュンズバーガー” 国産牛のパテ チェダーチーズ ベーコン フレンチフライ
で御座いました。
でも実は、これ特注(笑)で、オリジナルの状態では入っている、
トマトと玉ねぎを抜いてもらってあるのですよね。
女性スタッフの方がわざわざ厨房まで行って、
それらを(バランス的に)外せるか訊いてきてくださったのでした。
こういう所は流石高級ホテルのラウンジだなぁと思わされるものがありました(笑)。
お値段は貧乏人には辛い3300円で御座いましたが、
まぁ、たまにはイイでしょ、、、って感じでありました。
しかしねぇ、これ、ナイフとフォークが用意されていましたが、
どうやって食べるのが正解???
結局普通にかぶりついちゃいましたけど、
マックとは違って(笑)、厚みがあるので、綺麗に食べられないんですよねぇ。
正解な食べ方が知りたい(笑)。
んで友人はコレにしました。
たっぷり野菜のサンドイッチ 御殿場コシヒカリ玄米トースト フレンチフライ
だそうです。
さて、食事が終わった後はこの日のメインイベントの会場へGOでありました。
と、その駐車場を入った真正面にはディーノが鎮座していました。
この時は気付かなかったけれど、これってひょっとして206だったのかしらん?
イベントには屋台等が並んだ広場があり、中には
ゴルフの丸焼き、、、
ならぬ、岡山の自動車学校による、ロールオーバー体験コーナー?があったりしました。
んで、肝心のイベントの方はコチラで御座いました。
要は富士スピードウェイを会場にした花火大会で御座います。
富士スピードウェイらしい画像を一枚。
我々の陣取ったパドックエリアからの富士山。
ダイヤモンド富士もどき(笑)。
実際に富士山頂が太陽と重なるにはもう少し左寄りでなくてはいけなかったみたいです(笑)。
んで、花火の鑑賞ですが、こんな具合に、、、
リクライニングチェアが並べられ、それにもたれて空を眺めるという贅沢な趣向となっていました。
花火鑑賞ってずっと空を眺めていると首が痛くなるので、
こりゃイイナァと思いました。
先述のチケットが取れなかったフォーミュラEが彼のおごりの予定だったので、
それがそのままこちらにもスライドした話になっていたのですが、
ここに来て、初めて金額を聞いてみた所、何と1人1万5千円もしたのだそうです(滝汗)。
私のようなド貧民からすると、なんちゅーセレブな、、、という感じで、
このパドックVIPリクライニングチェア席は割と近場な外人さんが多そうな雰囲気でした。
花火は18時からの予定で、席に付くのは一寸早いかと思いましたが、
まぁ、あまり歩き回っても疲れるだけなので、
席を決めて友人と話をして過ごしました。
花火が始まる直前、どういう脈略???って感じでしたが、
向こうの方でいきなり能が舞われ始めました。
友人は外人さん向けなんちゃう?って言ってましたが、
なるほど、そうなのかもですねぇ。
ありゃ~肝心な花火に移る前に投稿制限に引っ掛かったようです。
次のブログに続きます。