先日、W111の2枚扉の車体番号プレートを集めている最中に
これって何???って物を見付けてしまいました。
車は220SEbクーペなのですが、オイルパンが一体型。
へっ?こんなの存在するの???って思ったので調べてみましたが、
確かにありましたよぉ。
127984エンジンの10/20(つまりMT用)で004155以前、12/22(つまりAT用)で000844以前が
一体型のオイルパンになっているらしいのですよね。
単純計算で1962年の6月頭頃までという事になるので、
車体に振り分けられていないエンジンナンバーがある事を加味して考えると
少なくとも1962年の5月の前半位までは一体型だったと考えて良さそうですね。
しかし不思議に思うのは3.5クーペなどに載っているM116の3.5リッターエンジンで、
これも確か古い時代には一体型のオイルパンだったと思うのですよね。
220の時代になんらかの必要があって分離型のオイルパンを採用した筈なのに
何故にその時代の終了後4年を経過して一体型にした後、
また分離型にするなんて事をしているんでしょうかねぇ?
あと、何の意味があって拾ってきてあった画像なのか判らないんですが、
先程、これを改めて見て、ん?と思いました。
これ、車体番号からして1962年11月後半頃の物と思しき
300SLロードスターの車体番号プレートなんですが、
220SEbの2ndバージョンと3rdバージョンの折衷型になっているのですよね。
つまり、ベースプレートが2ndバージョンで、車体番号下8桁以外が
黒印字打刻になっているんですよね。
しかも300SLの文字が*で挟まれているし。
これはどう見ても後から作り変えた物には見えないので、
ひょっとすると220SEbにもこういうタイプが存在しているのかもですね。
今度、一寸探して見よう(笑)。
一応、私のが11月の前半の生産、、、と言っても生産遅れの1台で、
普通に考えれば10月前半の車体番号なのですけど、
どちらにしても辻褄が合う話ではあるので、
ひょっとすると220SEbの時代にはたまたま1つのバージョンが引っかかっていなかっただけで、
全部で5バージョンあったという事なのかも知れませんね。
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Posted at
2024/07/13 07:59:19