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イイね!
2024年12月29日

とてもとてもでした(苦笑)。

ひとつ前のブログで今日はATF交換以外は終わらせたいとかのたまっていましたが、
とてもとてもそんな風には行きませんでした(苦笑)。

9時から作業を始めようと思っていた所を、8時半に会社に行って、
コペンさんの整備書のCDを探した所、無事、発見に至ったのですが、
会社に置いているノートPCのDVD/CD-ROMドライブがこのような状況で、



折角CDを見付けたというのに、見られないというオチで御座いました(苦笑)。

まぁ、それはお昼に家に帰った時に古いノートPCを持ち帰って、
それで見ましょうかね、、、という事にして、作業開始。

先ずはナックルからブレーキキャリパー、ブレーキローター、タイロッド、ABSセンサー、
ロアアームのボールジョイント、そしてドライブシャフトのナットを取り外して、
ナックルを取り外しました。

ドライブシャフトの内外が固着していないか心配して居ったのですが、
右側はどちらも簡単に外れたものの、
左側は外側は一寸だけ重かったけれど、プラハンで軽く叩けば抜けてくる感じ、
内側は少し気合を入れて抉らないと抜けない感じでした。

内側を抜くとATFが垂れて来るかなぁ、、、と思ったので、受け皿を置いて抜きましたが、
やはりATFは垂れてきまして、
それが何時までも鬱陶しかったので、この段階でATFをドレーンから抜いてしまいました。

で、先ずは右の新旧ドライブシャフト。



やはり棒の中間が太い、アウターブーツの交換が出来ないタイプの方でした。

んで左の新旧ドライブシャフト。



コチラはブーツ交換可能なタイプだったようです。

どちらもブーツはお疲れだったものの、グリス漏れはなかったと思って居ったのですが、
左のインナーのブーツは恐らく大きい方のバンドの外側からだとは思いますが、
漏れ始めていて、
ミッションケースに線状に飛び散っている跡がありました。



交換は次の車検にという案もあったのですけど、
これを見た限りでは丁度好いタイミングだったかもしれません。

んで、その後にスタビライザーを外してから、ロアアームを外しました。

という訳で新旧ロアアーム。



この画像では右側は右、左側は左に配置し、
それぞれの袋に貼ってあったステッカーを剥がして付けておいたのですが、
MBでは左右は品番の最後から3番目4番目の数字で分けられている事が多いのですけれども、
ダイハツさんでは前半の最後の2桁で分けられているようですね。



更にMBではひょっとすると例外もあるのかも知れませんが、
その2桁の若い方の数字が左(加えてそれが奇数である事が多いと思う)なのですが、
ダイハツさんでは右が若い数字なのですね。

その後ストラットを降ろしました。

後で取り外したストラットとスタビライザーを撮り忘れた事を思い出しましたが、
代わりに帰り際に撮影したそれらの外れたドンガラ状態画像を載せておきますです。



さて、ここからは面倒くさい事を先に済ませてしまおうとの事で、
ハブベアリングの交換をしようという事にしました。

ところがハブを抜くに当たって、ブレーキバックプレートが邪魔になって、
プーラーをナックルに引っ掛ける上手い部分がありません。

コレがあるから、ダイハツのお店の整備士さんは
ブレーキバックプレートの購入を勧めていたようですね。

インナーレースを回してみて、別に重かったり、感触が変だったりという事も無かったので、
一瞬交換を止めちゃおうかという案も過ったのですが、
こんな具合に、、、



外側がグリスっぽく汚れていたので、やっぱり交換しましょう、、、という事にしたのですよね。

で、結局はこんな風にプーラーを掛けてハブを押し出す事にしたのですが、



割とあっけなく押し出せたのは良かったのですが、



ナックル側を見るとベアリングの球がコンニチワしているし、
それを見て、えっ?と思って、ハブ側を見ると、
インナーレースが半分そちらに付いて行っているし、何じゃこりゃ?
という感じでした。

ハブ側に残った半分のインナーレースはそう易々と外れそうにも無いように見えたし、
これはどうしたものか、、、と暫し考え込んでしまいました。

がっ、元々インナーレースがそう言う構造になっていれば、
そう外れてくるのは当然だと思ったので、
現状、整備書が見られない状況の中、ネットにも何らかの情報があるだろうと思ったので、
調査を開始しました。

するとABSセンサーホイールを外した後に私も持っているベアリングセパレーター?って奴で
インナーレースを外している例を見付けたので
あぁ、ABSセンサーホイールって外しても大丈夫なのね、と思ったと同時に
ベアリングセパレーターを使えば外れるのか、、、と安心してお昼を食べに帰りました。

昼食後、代わりのノートPC持参で会社に戻り、
自宅に居る時にCDドライブは認識されているのだけは確認しておいたので、
先ずはちゃんと整備書CDが見られるか確認をしてみました。

結果は半分撃沈(苦笑)。
見られる事は見られるのですが、アクロバットのバージョンが古いか何かだと思うんですけど、
図中に書かれた締め付けトルクの値が『・・・』となって表示されないんですよね。

もう仕方ないので、これは後で自宅に戻って
必要な所だけプリントアウトしてくるしかないなと考えて、
インナーレース外しの続きをやる事にしました。

先ずはABSセンサーホイールの取り外し。

プラスネジ留めなのですけど、ネタ元には硬いのでナメないように注意とあったので、
私はインパクトドライバーを使ってサクッと外しました。

そこまで終われば、もう、ベアリングセパレーターを使えば
インナーレースが外れる積りで居ますから、
軽い気持ちでそれを始めたのですけれども、
この後、それがそんなに簡単な事では無い事を思い知らされました(苦笑)。

先ず、よくよく見てみると、インナーレースにメタルシールドが付いていて、
それに引っ掛けただけでは流石にメタルシールドしか外れてこないよね、、、
と思いつつやってみたら、やっぱりその通りでした(苦笑)。

でも、それが外れてくれたお陰で、その陰に隠れていた、プーラーの爪を掛ける場所を見付ける事が出来ました。

しかし、これがイマイチだったんだなァ。

形状的にベアリングセパレーターの爪にその部分が掛かりにくいんですよね。

ベアリングセパレーターの爪って相手の円形に沿うように
円弧を描いている訳ですが、
インナーレースの外径よりもハブ側の爪以外の部分の径の方が大きいので、
どう考えても、爪がうっすらとしか掛かりようがなくて、
実際にそれを掛けてみるとやはりインナーレースに引っ掛からずに逃げてしまうのですよね。

構造上、こと引っ掛ける面に関しては2爪タイプのプーラーの方が向いているよな、、、と思い、
今度は図中の数値は見えなくとも整備書が見られる状態になったので
それでどうやって外しているかをチェックしてみたのですが、
やはり2爪タイプでそれが開かないように抑え込む機構が付いたプーラーを使っていたのですよね。

色々試してみてダメだったので、アストロに純正工具に似たものはないかと
HPを見てみたのですが、
アーマチュアベアリングプーラーというのが同様な構造だったので、
思い切ってそれを買いに行く事にし、
その帰りに家に寄って、整備書を印刷してくることにしました。

で、家に帰ると、コレが到着していました。



実はまだ開けていませんが、ATのオイルパン用の液ガスです。
間に合って良かったです(笑)。

で、会社に戻って、いざ工具を使ってみようと思った所で、愕然。

アカン、爪を抑える部分が下過ぎて、こりゃ使えんわ、、、という事になりました。

ちと考慮が足りませんでした(苦笑)。

さてさてどうしようかと色々試している中で、
やっぱり最初のベアリングセパレーターを使って何とかするしかないと思い、
色々と考えて居ったのですが、
爪の部分を削って調整すれば何とかなりそうな気がしてきました。

しかし、手持ちのベアリングセパレーターはセットの工具なので、
それに手を入れるのには抵抗があった事から、
もう一度アストロプロダクツに行って、同じ物を買ってくることにしました。

で、セットの物と全く同じものであるようならば、
古い方を加工しようと考えたのですよね。

で、買って来て見ると、やはり全く同じモノだった事が判明したので、
早速古い方をリューターで削っていきます。

爪の端の方が邪魔して中央に近い方が掛からないのが判っていたので、
それを様子を見ながら削っていきました。

その結果、、、



どこまで役に立ったか判りませんが
ヒートガンで炙った上で抜いてみた所、何とか外れました~♪
ここまで長い闘いでした(苦笑)。

ここで忘れちゃいけないのはナックル側に残ったベアリング外しです。
スナップリングを外してプレスで押すだけですがこれがまた結構キツイ。

ギギギと音を立てながら抜けていきました。
んで、無事外す事が出来たので、新旧比較写真で御座います。



はぁ~、ヤレヤレで御座いました。
てぇなわけで、明日はこちら側のベアリングの組付けから始めようと思います。

反対側のハブベアリングがこれより硬いという事がありませんように。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/12/29 22:59:56

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この記事へのコメント

2024年12月30日 9:52
おはようございます。

国産車でも、こんなに格闘しなければならないこともあるんですね。

プーラーって引き抜きしか頭にありませんでしたが、使いようによって、押し出しもできるんですね。
とても参考になりました。

困った時は、やはりアストロですよね。
コメントへの返答
2024年12月30日 20:06
こんばんは~。

一応、ダイハツ純正の特殊工具での作業が指定されていたので、
それがあれば楽勝だったんでしょうね。

正規ディーラーではない国産の修理屋さんとかはどうしているのでしょうかね?

アストロは以前、隣町との境にあったので不便でしたが、
割と近くに引っ越してきてくれたので、
本当に重宝しています(笑)。

工具も安いので、割と惜しげもすくなく、
加工して使えるのもイイです(笑)。


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