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イイね!
2025年03月23日

イケました(笑)。

今日もいつも通りの時間に起きましたが、
ブログを書いた後、なんとなくyoutubeを見てしまい、
会社に遊びに行くのが10時頃になってしまいました(苦笑)。

ってなわけでまず最初に部品取り?からテンプ外し。



恐らくテンプ単体でも取れるのでしょうけれども、
下手な事をやってしくじるのも嫌なので
無難に中間プレートごと交換する事にしました。

これを洗浄して注油した後、OH中の物に移植。

ところが天輪の軸が減っているのか、中間プレートが定位置に収まっても
天輪がガッタガタ(汗)。

こりゃ、万事休すか、、、と思ったのですが、
この、、、



赤丸の軸受け部がネジ式に調整出来るようになっているのに気付いて、
距離を詰めてやったら何とかなりました。

因みに調整部はこの四角い部分で、



下に敷かれているバネが戻り止めになっているようです。
因みにこの四角い部分の二面幅は3.5mmだったので
そのサイズのスパナで調整しました。

しかしねぇ、どのくらいまで締め込めば良いのか、時計修理の素人には全く判らず(苦笑)。

余りガッタガタだと止まってしまう要因になりそうなので、
無理の無さそうな範囲でほぼガタが感じられない辺りにしておきました。

で、3セット程連続で手巻きで動き続けるのを確認し、
これはイケるだろうという事で、
その後、お昼までの45分間バッテリーを繋いで問題なく動き続けていましたので、
とりあえずこれでムーブメントはOKという判断になりました。

ってなわけで、その45分間の間、文字盤ケースのお掃除。

何の為に塗られているのかよく判らんのですけど、周囲にめぐらされた接着剤を剥がした後、
ケース側面を綺麗にしていて思わずやらかしてしまいました(汗)。



製造年月のスタンプに一瞬気が回らなくて、消しかけてしまいました(苦笑)。
この↑画像でそれがどこに打たれていて、何と打たれているか判るでしょうか?

んで、12時まで時計が順調に動き続けているのに満足しつつ、
自宅に戻って昼食タイム。

まったりし過ぎて会社に戻ったのは14時頃になってしまいました(苦笑)。

綺麗にした文字盤ケースにゴムシールの取り付け。



ムーブメントを固定する為の文字盤ケースのピン穴のゴムとの合わせ面が
1箇所だけ光っていたので、これなんだったっけ?と思ったら、
この↓赤丸の物が付くんだという事を思い出しました。



これは文字盤ケースからムーブメントケース側へのアースラインなんでしょうね。

これもすっかり忘れていました。



ムーブメントの針の軸の所に入れる真鍮っぽい波型ワッシャーです。
ホント、作業が空いちゃうとすっかり忘れていますね(汗)。

んで、ムーブメントを文字盤ケースと合体し、ロックプレートで固定。



文字盤ケースに取り付けたシールがムーブメント用の免振ブッシュになっているんですよね。

先程のアースライン金具は恐らくここがブッシュになっているので
必要になるのだと思います。

で、ムーブメントケースの取り付け。



矢印3ヵ所で固定なのですが、緑矢印の部分だけ封印がしてあります。
本来は封印を解いて緩めたり締めたりするのですが、
封印ごと回せばイケてしまうので、私は解いていません。

ダッシュボード取り付け用のバネを取り付け。



取り付け状態で左のバネには時計照明用のバルブのアースバネを一緒に取り付けます

で、証明用バルブの取り付け。



赤丸の部分が先だって書いた、空調レバー照明用の丸小窓です。

元々は黄色っぽく着色された透明なプラスチックが付いていたのですけど、
外れてしまったのをどこかに仕舞って、何処に行ったか判らなくなってしまっている為、
今回は薄い透明なポリカ?板で塞いでおきました。

どうせ役に立たないので塞いじゃってもいいくらいなんですけどね。

で、文字盤取り付け。



んで、短針・長針取り付け。



んで、用意してあった筈の風防が見付からなかった為、
仕上げてない風防を磨いて取り付けようとしたのですが、
磨きが終わって、時間調整ノブを組もうとした時に
裏から固定しているマイナスネジを誤って落として紛失(苦笑)。

こんなんばっかりです(涙)。

そして、なんか、代わりに使えるネジはないかと探している途中に、
用意してあった風防を発見(苦笑)。

メッチャ無駄動きをしました。

というわけで、風防、内側の黒枠、外側のクローム枠を取り付けて、
とりあえず完成。



後は調整という事になるわけですが、
そんなに時間も残っていなかった中、
現状、5分で+10秒以内位の狂いには調整出来ていると思います。

調整ネジをどんだけ回せばどんだけズレていくものかも判らないし、
プロみたいにテンポを測るような機械もないし、
そもそも時計に秒針もないので、地道に調整していくしかないんですよね。

仮に5分で+10秒だとすると1時間で2分、12時間で24分ですから、
まだまだエライ狂いっぷりですよね。

明日の出社時には最後に確認した時点から15時間経っていますから、
そのペース通りなら30分位進んでいる感じなわけですが、
実際がどの程度なのかが楽しみです。

最終的に日差1分以内位にはしたいのですけど、果たしてどうでしょうかね?

因みに今、220君に付いているVDOも動いてしまいさえすれば結構正確で、
恐らくその位のレベルの精度はあると思うんですよね~。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2025/03/23 20:42:05

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この記事へのコメント

2025年3月23日 21:09
こんばんは。

まるで時計職人ですね。
照明用バルブ、やはりここもブロアスイッチと同じで、バルブの側面が電源、バルブのお尻がアースで通常と+-が逆ですね。
コメントへの返答
2025年3月24日 6:08
おはようございます~。

いやいや時計職人とはかなり懸け離れたレベルの事しか出来ていません(苦笑)。

ホントは部品から磁気を取り除く必要もあるのでしょうが、
そんなのも無しでやっていますからね。

眼がもう少し効けばやりやすいのでしょうけれども、
左目は中心が死んでるし、右目はモロ老眼だしという事で、
ホント、やっとの事でやっている感じですね。

あまり意識せずに上にはアースバネとか書きましたけど、
確かにバルブのお尻がアースですね。

バルブを穴に突っ込んでバネで抑えるタイプは
そうしないとバネが外れてしまった時に危ないから
そうしているんでしょうね。

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何シテル?   05/18 10:31
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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