アメリカの某オークションサイトでW113のA/C調査をしていた流れで
ひとつ発見がありました。
それはUS仕様のヘッドライトユニットなんですが、
ワタクシ、いままで漠然と2種類あるよなぁと思っていたのですよね。
W113乗りの方には常識な話なのかもですが、ワタクシ的には判っていなかったので
それって分岐点は何処なんだろうと思ってチョイと調べてみた所、
分岐点は280SLの期間にあったのですけど、
それには2種類ではなくて3種類あった事が判ったのですよね。
まずこれが250SLから続く初期型。
品番は1138200066で280SLの005607までこれだそうです。
因みに写真の車輛は005490でした。
お次が中期型。
基本的に上と構成は同じみたいですが、
フォグランプ?の所がアンバー色になっています。
品番は1138200166で005608から011947まで(但しその内の22台を除く)がこれだそうです。
初期型とその部分のリフレクターが違う事になっているようなので、
アンバー色の電球でこのように見えているのではなさそうですね。
因みに写真の車輛は010577でした。
んで、最終型。
アンバー色の部分の分割構成が中期と逆になっていますね。
品番は1138200266で011948から(但し中期の時期の22台を含む)がこれだそうです。
因みに写真の車輛は021460でした。
中期用はその期間の約6300台中に何台のUS仕様が居たのか判りませんが、
W113全体で見ると結構希少なランプユニットという事になるのでしょうね。
今まで恐らく中期と後期をゴッチャに見ていたと思いますが、
まさかこんな違いがあるとはねぇ。
W113の場合も他のMB同様に1970年以降の日本仕様が
シールドビームではなくなるのかどうかが私には判っていないのですけれども、
仮にもしそれが同様であったとしても
1969年中までにこの3タイプが揃っている筈なので
今後はこの辺りの違いを気にして見て行こうと思います(笑)。
おっと、こんな事を書いている場合じゃなかったっけ(大笑)。
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Posted at
2025/04/12 21:02:14