
ハンチングする原因が判りました。
最初、インジェクションポンプのガバナの動きが
不安定だったりするのかと思い、
アイドルアジャストスクリューを思い切り締めたり緩めたりしてみるも
症状には変化なし…。
次に昨日もチェックしたのですが、
エア吸いを徹底して調べるもこちらも問題なさそうでした。
で、思い至ったのが画像のクーリングウォーターサーモスタットでした。
これはこの上にウォータージャケットを着て、
インジェクションポンプに付いているエアバルブの上に付いているんですが、
ウォータージャケット内の水温が上昇すると、この装置の底にあるロッドが延びてきて、
エアバルブを閉じるようになっています。
こいつの動きが不安定で水温が上がった時に
エアバルブが微妙に閉じたり開いたりして
ハンチングが起こるのではなかろうか?と思うんですよね。
試しにエアバルブ用のエアクリーナーを外して
そこに栓をしてみたのですが、
微妙にハンチングが残るものの、症状はかなり改善されました。
微妙に症状が残るなら違うんじゃない?って思われるかもしれませんが、
このエアバルブには下側にロッドが付いていて、
そのロッドで燃料のコントロールもしているんですよね。
考えてみると、このロッドが全く飛び出していない、完全冷間時には
ハンチングは起こらないのでこれが原因と見て良さそうな気がします…。
そんなわけでマニュアルを見てみたのですが、
この装置のロッドが十分に突き出ない時には燃費の悪化、不均一なアイドリング、
温間の始動不良が起こると書いてありました。
・・・全部当てはまるじゃん(笑)。
というわけで、とりあえずスペアのインジェクションポンプから取り外した
クーリングウォーターサーモスタット(画像のもの)をチェックして
満足に使えそうな状態であれば、交換してみようと思います…。
駄目なら新品にするしかないんですが、
これ、新品は本国でも10万円前後するみたいなんですよねぇ…(溜息)。
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Posted at
2007/11/25 22:39:50