今日は220君のデスビを、不調が疑われる123イグニッションから、
純正デスビに戻す作業と試運転を行いました。
ってなわけで朝、車庫に220君を取りに行きました。
ホントはその積りはなかったんですけど、試運転を考えたら燃料を入れておいた方がいいか、、、
と考えて、急遽いつものエネオスに寄りました。
すると、ハイオクが169円/ℓになっていました♪
んで、会社へ。
トランクをゴソゴソやって先ず取り出したのはコレ。
純正デスビで御座います。
買ってから20年位経っているかもですが、
多分使ったのは、いっても千キロとか2千キロとかそんなレベルじゃないかと思います。
当時、多分、12万円位だったんじゃないですかねぇ。
今は勿論メーカーからの供給は終了しており、さっき新品を探してみたら、
あるお店でそれより10万円以上高い値段で売っていました(汗)。
今回は123イグニッションをこれに交換して様子を見ようってな話です。
とりあえず、クランクを0度に持って行きましたが、
運よく、1番の圧縮上死点になっていました。
ローターの位置を見せても何が何だかという感じですので、
オイルフィラーキャップを開いてのカムシャフトの図。
見えているカムは1番の排気のもので、赤矢印近辺がカム山の天辺ですので、
クランクが0度でこの辺りにカム山が居れば圧縮上死点で間違いないですな。
で、デスビキャップを御開帳。
暫く開いていなかったので忘れていましたが、1番は前側だったんですね。
確かにデスビキャップの1番のコードも大体この辺りに入っていました。
しかし、なにやら黒いゴミが溜まっていますが、これってなんざんしょ???
それから、バキュームラインを切りました。
右側の円弧に見えるのがパワステオイルタンクのブラケットですが、
上からそこにもたれ掛かっているのがバキュームラインからのゴムホースで、
123イグニッションの画像中真上の位置から突き出している金色の管が
それが指してあった場所です。
このゴムホースを外そうとした所、なにやら手応えがオカシイ。
ホースを捻って抜こうとしたら、
このパイプにそれと一緒に少し回ってしまうような手応えがあったのですよね。
ホースを外してみると、やはりグラグラでした。
実は以前、山北でエンコの原因となった123イグニッションをまだ持っているのですが(笑)、
それで確認してみた所、やはりここは元々はグラグラな造りではなかったようなので、
先ず、ここが物理的に壊れているという事ですね。
何かの作業で触るような場所ではないので経年劣化でそうなったのだろうと思います。
私が不調の大元と思っている圧力センサーに繋がる場所ですけど、
果たして因果関係があるのでしょうかねぇ。
イグニッションコイル廻り。
123イグニッションからの配線は
コイル下のレジスターの左側の赤コードと
コイルのマイナス(画像左側)に入っている黒コードの2本です。
レジスターの所で赤コードと一緒になっている線がコイル用の電源線で
要は123イグニッションはレジスター前のそこから制御用の電気を貰っていて、
後はコイルのマイナスをアースコントロール制御しているという訳ですね。
ってな具合なので、デスビキャップを外して、この赤黒コード2本を外し、
デスビの取り付けボルトを外せば
123イグニッションは引っこ抜いて来られるという訳なのですよね。
ただ、すっかり忘れていましたけれども、そのデスビの取り付けボルトは
ある所まで抜いてくると、デスビのボディに干渉するので、
ボルトを少し緩めては、デスビのボディを少し抜いてくる、、、
という作業が必要になるのですよね。
で、今回外してみて気付きましたが、
123イグニッションには製造年月日らしき物が入っていました。
18年5月9日ですね。
古い方にもありました。
10年12月14日ですね。
以前書いた通り、この2つ共、偶然同じ業者さんから買っているのですが、
最初のは一寸古いのを寄越されたっぽいですが、
2つ目は出来立てホヤホヤと言ってもいいくらいの物を送ってくれたみたいですね。
これも前に書きましたが、この2つにはこんな違いがあります。
古い方が緑丸の方、新しいのが赤丸の方で、
それぞれで囲った中でヘキサゴンレンチが掛かるようになっているのは蓋なんですけど、
この奥に車種別の特性変更ダイヤルがあるのですよね。
220SEbは特性が3種類あるのですけれども、
古い方みたいに下向きに蓋(特性ダイヤルも)が付いていたら
外さない限り切り替えられないので、
改良?という事で横タイプになったのでしょうね。
で、今度は純正デスビの取り付け。
気が付くと全く写真を撮っていませんでしたが、
123イグニッションの方に取り付けてあった、調整レバー用のブラケットを
移植しなくてはならないのが面倒でありました(苦笑)。
多分、捜せばそのブラケットは中古を持っていると思うので、
今回移植した後はこのデスビに付けっ放しにしておこうと思います。
そうしないと、非常時用にトランクに収めてあっても
さっと交換出来ませんからね。
んで、備忘録的に書いておきますが、
123イグニッションと純正デスビを入れ替える時に
同時に位置を換えておく必要があるデスビの駆動ギヤは
前から見て上の切り欠きが右オフセットの車輛前後方向向きだと行き過ぎ
(バキュームアドバンサにホースが届かなくなる)なので、
そこから1段階半時計方向が正解となります。
配線関係はコイルのマイナス線をブレーカーポイントでアースコントロールしているだけなので、
それを繋ぐのと、さっきのレジスターの右側を赤コードを外したあと、
コイル用電源はそのまま元の通りに締め付ければOK。
後はローターがデスビハウジングの縁の刻みの位置に来るように仮止めするだけ。
勿論、それであっさりエンジンは掛かりました。
3種類特性がある中でこのデスビは最後のタイプである筈なので、
回転数を調整しつつ、
タイミングライトを使って、アイドリングで上死点前6~9度で調整しました。
で、10キロのテストコースを走ってくると、
アイドリングが若干上がっていたので再調整。
ここでお昼時になったので自転車で(笑)、昼食を食べに一旦帰宅。
家に着くと、近所に住んでいて、会うと挨拶したり一寸言葉を交わすおじさんに、
自転車(に乗ってる)なんて珍しいねぇ、、、と言われちゃいました(笑)。
で、昼食後、一寸一休みした後で、再び会社に行き、220君で試運転に出掛けました。
岳南鉄道の電車に出くわしたので撮り鉄タイム。
千本松原。
西間門でUターン。
旧東海道。
県道380号線を走っていた時に近場でいきなり花火が上がってビビらされましたが、
こんなお祭りがあったらしいです。
誘導員の方?が居られる所を覗いたら、その短い参道?には屋台がびっしりでした。
その後再び県道380号線に戻ったのですが、
県道170号線との分岐に差し掛かると、
そちらへの左レーンに後ろを走っていた三菱のアイが向かい、
それに乗っていた外人さんが
私の通り過ぎる時に『ハ~イ』と声を上げて、サムズアップして行きました(笑)。
220君に乗っていると、外人さんにはよくサムズアップされます(笑)。
んでその後は県道76号線へ。
もうそこそこ前にはなりますけど、
押しボタン式じゃなくて普通の信号になって欲しいなぁと思っていた富士岡交差点が
普通の信号になりました(笑)。
ここ、結構怖かったんですよね。
因みに現時点でのこの交差点のストリートビューの最新画像は2024年2月で
その時点ではまだ押しボタン式だったようです。
海の見えるカーブ。
富士宮の街中を抜けて県道76号線山越え区間。
この山越え区間に入る前に一寸腹痛を感じていたので
越えた後で某コンビニにピットストップ(苦笑)。
試運転の目的を考えると、ホントはここで220君を休ませず、
一気に最後まで走らせたかったのですけどねぇ。
コンビニを出ると、前にはパブリカ。
220君より数年新しい車かな?
東海道線の電車に追い越されたので撮り鉄タイム。
その先でまた遮断機が下りていたので
あれ?どこかで追い抜いたのかな?と思ったら、西行のようで
タイミング的に間に合うかな?と思ったら
ギリギリな感じだったので再度撮り鉄タイム。
電車、ちっちゃ(笑)。
県道10号線に入って馬坂トンネル。
インサイドミラーが被っちゃったけど、蓬莱橋。
富原橋。
芝川スカイブリッジ(県道25号線)。
いつもの気温計は21度。
こちら車線からだと綺麗に撮れるんだよなぁ。
その先の竹林地帯。
身延線第二羽衣踏切で撮り鉄タイム。
ってな感じに車庫に戻りました。
午前の約10キロの試運転を除くと、96キロ程試運転した事になりますが、
とりあえず例の症状らしき物は出なかったので、
多少気温が低かったのが気にはなりますけれども、
やっぱり原因は123イグニッションだったと見てよいと思われました。
というわけで出来るだけ早い内に123イグニッションを手配したいと思います。
しかしねぇ、久々にポイント点火で走ってみましたけれども、
全然調子がイイですね~。
本当にポイントが焼けないのなら、信頼性は絶対的にこちらの方が高い筈なので、
これで行きたい位です。
ただねぇ、メーカー供給がない以上、状態の良い物は出来るだけ温存した方がイイとも思うので、
そういう意味でも今回のような非常時用として取っておいて、
通常は123イグニッションを使っていく形にしようかなと思います。
220君を車庫に収めた後はコペンさんも給油すべく、GSに向かいました。
ハイオクの値段が169円/ℓでしたので、当然レギュラーは、、、
158円/ℓでした。
昔の事を考えるとまだ高いっちゃあ高いですけど、
一時期からすると随分下がった物だなァという感じですよね。