ボロですが、表題の車両の海外物件を見付けました~。
コチラで御座います。
最初ラングかどうか判らないまま覗いてみたのですが、
上の画像で何となく見えるCピラーがラングっぽいので見てみた所、、、
正解~。
Cピラーの表面にW111のようなエアアウトレットがないのでこれはラングですね。
オートマチックと書いてあったのですけれども、、、
黄丸の位置にATのシフトポジションインディケーターがありませんし、
なにより赤丸の位置にクラッチペダルがペッタンコしてますので、
希少だと思われるマニュアル車で御座います。
300SEはATが標準でMTは減額オプションだったのですよね。
ラングの証。
フロントドアは普通の300SEセダンと一緒なのですが、
内張りのデザインがW111/112の2枚扉と同じような意匠の物になっているのですよね。
具体的には赤丸の物入れからアームレストに至る流れが同じ感じなのですよね。
300SEセダンとラングの両方に遊び車と同じような内張りを採用するというのなら
W111セダンとの差別化という意味としてまだ理解が出来るのですが、
どちらかというとフォーマルユース向けのラングにだけこの内張りを与えた、
MBの考え方は一寸理解不能ですよねぇ(笑)。
しかもラングは1500台余りしか作られなかった車ですからねぇ。
因みに300SEセダンは当時、220SEbクーペより一寸安く(400DM)、
ラングは220SEbカブリオレより一寸高い(900DM)の値段でした。
そうそう、ドア内張りが違うのはフロントドアだけではなくてリアも違うらしいです。
他に何か違いがあるのかは判りませんけれども、ちょっとした300SEセダンとの違いの積み重ねが
220SEbカブリオレ以上の価格に繋がっているのかもですね。
シートは勿論張替えで、ドア内張りがどうやら革らしいのと、
シートセンターの峯が4山である事からして元々は革内装だったのでしょうね。
ラングは本当に少ないのでハッキリした事は言えませんけれども、
ファブリック内装を見た記憶が無いですし、300SEセダンとの価格差を考えても、
ベロア内装又は革内装が標準化されていたのかも知れないなぁ、、、と思っています。
エンジンルーム。
2本出しマフラーから想像される所ではありましたが、
これは後期の189986エンジン(170PS)ですね。
これでこの車のリアアクスルの減速比が3.75のバージョンであれば、
最高速度は200キロに届くのだそうです。
エンジンルームを覗いても、赤丸の位置にクラッチオイルのリザーブタンクが見えるのに
どうしてATだっていうんでしょうかねぇ(笑)。
これ、昨晩画像を用意しておったのですが、
画像を取り込んだすぐ後に何故かページが削除されてしまったので、
残念ながら幾らだったか覚えておりません(苦笑)。
多分2万ユーロは超えてなかったと思いますが…。
なんでも25年位眠っていた車だそうです。
ボディはシッカリはしていそうだけれども、これもまともな状態に持って行くには
結構お金が掛かりそうな気がしますよね。
羽根自体が少なくなってきている中、ラングは元々希少だから、
生かせるものなら生かしてほしいですけどねぇ。
Posted at 2022/02/15 05:57:17 | |
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