昨日のブログからの流れでいけば想像できたとは思いますが(笑)、
今日はOH済みという触れ込みで買ったDCジェネレーターのフィールドコイルに
電気を流して、その後、抵抗値に変化が出るかをチェックしてみる事にしました。
これがそのジェネレーターです。
使えないって事で冷たく放置プレイにしてあったので、見掛け的に少々汚くなっています(笑)。
んで、先ずはブラシを抜いて、ベアリングの状態をチェック。
うん、音もなくスムーズに回っていますな。
ところで、このジェネレーター、付いているプーリーが220SEb用じゃないんですよね。
220SEb用のそれが付いているものと比べるとこんな感じです。
左側が220SEb用で、それよりも径が大きいから、
同じエンジン回転数だとジェネレーター自体の回転数は落っこちちゃうんですよね。
なので、フィールドコイルの問題はおいておいて、アイドリング近辺で調子が悪かったのは
ひょっとするとプーリー径の違いからって事もあるのかも?と思っていました。
んで、フィールドコイルだけに電気を流す為には
どの部分に接続したら良いのだろう?と思ったので、
フィールドコイル付きの胴体のみの状態になっている物を引っ張り出してきました。
その結果、
なるほど、この状態なら外に飛び出している端子2箇所に電源を接続してやればいいのか、、、
と判りました。
でも実は、後から考えたら、こんな風にリアカバーが外れた状態でなくとも、
それら2箇所の端子に電源を接続するだけでよかったみたいですけどね(笑)。
ただ、意図せずに電源を胴体にアースさせてしまったりした際の短絡を防ぐためには
ブラシは外しておいた方が無難なんだろうなと思いました。
ってなわけで、後から考える前だったので、リアカバー御開帳(苦笑)。
どうです、中身はメッチャ綺麗でしょ?
こりゃ、使えるもんなら使いたいですわよね。
コンミュテータ―もご覧の通り、
業者さんでのOH後のテストの時も回しているでしょうし、
私自身も220君に取り付けて短い時間ながら回しているので、
摺動痕はありますけど、減りが全くない状態ですからねぇ。
因みにかなり以前の記事にも書いている筈ですが、
他にもコンミュテータ―が全く減っていないアーマチュアコイルを持ってはいるものの、
誰が締め付けたものなのか、プーリーを固定するナットを締め過ぎていて、、、
プーリーを固定するナットの掛かるネジ山が舐めちゃっていて
使い物にならなくなっているんですよねぇ。
これ、確かOH済みという触れ込みではなかったと思うけれど、
いーべーで見つけて程度が良さそうと思って買ったジェネレーターの物で、
プーリーを回してみるとなにやら軽く音がするので調べてみると、
プーリーの背後のファンの羽がフロントカバーに軽く接触しているだけだったと判り、
それが少なくともそのままでは修正が出来なかったので、
プーリーを外すべくナットを緩めてみたら、こうなっていたという有様で御座いました(涙)。
ね、とことんツイてないでしょ(苦笑)。
んで、先程の胴体のみの物の方のフィールドコイルの抵抗値を測ってみると、、、
一寸テスターの表示が変ですが、これで5.0オームを示しています。
一方、OH済ジェネレーターの方は、、、
2.8オーム。
ネットで調べて12Vは5オーム、6Vが2.5オーム位だというので、
買ったお店に言ったら、その目安についてはその通りだったらしく、全く否定されず、
フィールドコイルのみに電気を流して熱が入れば
抵抗値が上がってくるようなニュアンスの事を言われたのですよね。
で、実際に電気を流してみるに当たって、一寸おっかなびっくりで、
最初はこのサイズのバッテリーを繋ぎました。
繋いだワニ口付き配線を触ってみても別に熱くなるような事は無く一安心。
しかし、どうもこれだとパワーが足りない感じがしたので
その次には以前コペンさんから外したカオスでチャレンジ。
これを繋いで初めて胴体の温度が上がってきはしたものの、
ある程度の時間を繋いだ後になんとなくそれがドロップしてきたように感じたので、
画像には収めませんでしたが、最終的には普通乗用車用のバッテリーを繋ぎました。
その際の胴体の最高の熱さはとりあえず一寸の間は触れるけれども、
長い間は触っていられない位の感じでした。
多分、午前午後を合わせて合計で5時間位繋いだかな?と思うのですが、
(近くに居ない状態での通電しっ放しは怖かったのでお昼には一旦接続を切りました)
その後、バッテリーを切って抵抗値を測ってみると、、、
あらら、3.2オームとはあまり変化してませんなぁ。
とりあえず、これを買ったお店はいーべーへの出店ながら、
ジェネレーターのOH専門店みたいなところなようで、
それだから6V用とフィールドコイルを付け間違えたんちゃう?と疑ったわけですが、
お店サイドは新品時の抵抗が低くてそれに電流を流して熱が入って、
最終的に収束するのが5オームというのは判っていても、
どの位の時間でそこに達するかという事まで知らなかったのかもなぁと思っています。
いーべーには100%TESTED QUALITYみたいな事が書いてあった記憶なので、
恐らくテストして出しているのでしょうから、
とりあえず抵抗値は発電自体にはそれほど影響しないって事なのかも?と思うので、
不調の原因はやはり間違った径のプーリーの取り付けによるものだったという事なのでは?
という気がしてきたのですよね。
テストをするに当たって、プーリーの回転数は気にするでしょうけれども、
径の方にはそれほど気が回らないでしょうしねぇ(苦笑)。
ってなわけで元に戻してプーリーを正しい径の物に交換して、作業終了。
これでまともに働いてくれると良いのですが。
そうそう、フィールドコイルへの通電中には別にそれを監視している必要も無いので
途中で並行してレギュレーター1号を観察していたのですけど、
単純そうでいて実際には細かく見ていくとどう配線されているのかよく判らん所があって
配線図を作るのは難しそうな感じでした(苦笑)。
なのでそれに断念した後の空き時間にはコペンさんのワックス掛けを行っておりました(笑)。
あとはレギュレーター3号をドイツ送りにする準備をしなくてはですね。
一応、ヤマトの国際宅急便の伝票は貰って来てあるので、
可能なら明日、先ずはドイツにメールしてみようと思います。