天気が良ければ飛び石連休を利用して、山口東京理化大学での貴島教授の講演を挟んで5日間ぐらいかけて中国・九州地方をドライブしようと思っていたのですが、週間天気予報を見て一度は計画そのものを断念しておりました。
しかし、せっかくの貴重な講演でもありますし、少なくとも土日は晴れる予報になっていたので、急遽中国地方だけでも行くことに決めました。
できるだけ早い時間に出発して金曜夜中に大阪越えて神戸ぐらいまでは進んでおきたかったのですが・・・
出発時間が遅かった上に、トラックで溢れかえる東名高速をチョイスしてしまったせいで、まったく進むことが出来ず、滋賀県の養老SAでタイムアップ。
シュラフに潜り込み車中泊。
お休みなさい。
11月20日(土)
日の出と共に起床。
首枕、アイマスク、寝袋の3点セットが快適すぎるので、もっともっと寝ていたい気持ちを振り切って出発します。
今回、どんなコースを走るか事前に深くは考えていなかったのですが、太平洋側を進むと滋賀、京都に大阪、神戸の街中に突入してしまうので、一旦日本海側に抜けることにします。
それならと言うことで、前々から一度走ってみたかった福井県の三方五湖有料道路に入ってみます。
お~、これこれ、これですよ!
20周年の時のAlways組から愛知、岐阜の方までいろいろな方の写真で見てきたとおり、すばらしい景色です。
これは気分爽快ですね~。
有料なのも頷けます。
(ちょ~っとお値段が高いですが)
okazakiさんが撮られていたこのショット、ちょっと工夫して下のコーナーを自ら駆け抜けているところを写してみました。
ちょっと判別が難しいと思いますが、下のコーナーに写っているのが私のロードスターで、運転しているのはもちろん私です。
白神爺。さんからリクエストがありましたので、アップ&露出補正。
その後も福井の県道をつなぎつつ西へ西へと移動して行きます。
小浜市中心部を通過。
ちょっとインチキして敦賀から福山まで高速で移動。(無料区間ですしね!)
再びカーナビを参考に兵庫の県道を楽しみつつ西に向かいます。
三桁県道ですが、、、、
けっこう快適。
もちろん片側1車線県道ばかりじゃありません。
でも、これがまた楽しいんですよね~。
GPSロガーより。
これ、写真に写っているとおり兵庫の県道1号線なんです。
こんなに道幅が細い県道1号線は初めてかもしれません。
他の都道府県でもこんなに細い1号線があったら、県道好きな私に教えてください。
同じく県道1号線の番屋峠。
お腹が空いたので、偶然そこにあったそば屋に入りました。
しかし、中に入ると炭火焼き肉の臭いとすごい煙が充満してます。
蕎麦屋だと思っていたので、かなり面食らいましたが、ほとんどの人が七輪で肉を焼いているので、、、
私も「松葉」なる鶏肉を注文してみました。(地鶏の首の部分だそうで、骨付きです)
これ、かなり美味しいです。
逆に蕎麦は、まぁ普通な感じ。
ここら辺一帯、蕎麦屋だらけだったので、戸隠みたいな有名地なのでしょうね。
紅葉の中、偶然軽トラにジャスピンの写真が撮れたので掲載。
(それ以外に意味は無いカットです)
お~、畑!
お~、スキー場!
あれはスキー場に人工雪でも積んでいるのでしょうか?
この道は数年前のゴールデンウィーク西日本ドライブの時に走ったような・・・・
あ~、そうそう、この峠!
見覚えがあります。(国道482号線 辰巳峠)
ここは気持ちの良い場所ですね~!
その後も、適当な県道を見つけて飛び込んでいきます。
こんな感じで良い県道がいくらでもあるので楽しいのですが、、、
カーナビをノースアップ(北を上に固定に)して道を確認しながら西に向かうと、どうしても無意識のうちに北西方向に進む道をチョイスしてしまうらしく、気がついたら日本海寸前まで来てしまっていました。(ちょうどログの中央辺り)
なので、時々は国道なんかも使いつつ南下したりしていたのですが、どうせなら日本海に沈む夕日が見たいと思い、急遽北上開始。
あ~、なんか間に合わない予感。。。
予感的中。正面に鳥取の大山が登場し、太陽はそこに沈んでしまいました。。。
畑の真ん中で、日没後の空を眺めて黄昏れます。
るるる~。
ここの風車は迫力満点のサイズでしたが、いかんせん風が吹いていなかったので羽はほとんど停止状態でした。
いよいよ暗くなってきたので、国道を使って西に向かい始めたのですが、暗いからと言って混んでる国道を使うのも変だなと気がつき、、、
すぐさま大山周辺の県道、農道天国にハンドルを切ります。
やっほー!
前回10月に登ってからこんなにすぐに大山の麓に来るとは思いませんでした。
米子の夜景に向かって下って行きます。
本日の宿泊場所を見つけるために路肩に車を停めてネットで探していたところ、急に目の前が赤く光り、眼線を上げると目の前にいつの間にか停まっていたパトカーから降りた警官が対向車のタクシーを呼び止めるところでした。
スピード違反でしょうか? こんな場所で取り締まりやるんですね~。
それはともかく、、、、
宿がどこにも見あたりません!
30分近くあれこれ探したのですが、近所に安宿が一軒も無いのです。
(ちょっと東に戻った倉吉にはあったのですが)
そう言えばと思い出し、明日の目的地である山口東京理科大学までの残りの距離を調べてみたら、なんとびっくり、まだ400km以上残っていました。(東京-仙台間よりまだ遠い)
東北だったらこんな勘違いしないのですが、西日本はまだ土地勘が無いですね。
と、言うか、今気がついて良かったです。そのまま米子に宿泊していたら、明日は山口までの移動で半日つぶれるところでした。
まぁ、あれです、マリーアントワネットも言ってましたが
「安宿が無いのなら、車中泊にすればいいじゃない」
ということです。
というわけで、方針を切り替え、まずは米子の皆生温泉に入ります。350円と安かったのですが、シャンプー類は自前で持ち込む銭湯システムでした。ロードスターにはいつでも温泉に入れるセットが積んであるので問題なしです。
その後、高速に乗って広島県を目指し、ロードスターの生まれ故郷、三次のSAでシュラフに潜り込んだのでした。
お休みなさい。
11月21日(日)
目覚まし使って日の出前に起床。
ちゃんと霧が出ていますが、同時に猛烈に冷え込んでいます。山用の寝袋が無かったら、とてもじゃないけど寝てられなかったと思います。
三次インターで降りて、展望台を目指します。
展望台の駐車場は車で溢れかえっていて、私以外に2台もロードスターが停まっているあたり、さすが広島だと感心。(駐車場でABCコンプリート)
思っていた以上に人が多くてびっくり。展望台は下段が三脚組、上段は一般の人で埋め尽くされていたので、脇の草むらから霧の海を眺めることにします。
途中コンビニで買ってきたセブンイレブンノのブリトーで朝食。
そして待つこと30分、山の端から太陽が顔を出し始めました。
(霧の海じゃ無いんですね~)
周囲から歓声とシャッター音が鳴り響き、賑やかな日の出です。
ちなみに太陽の上に写っている黒い物体がローパスフィルターに入り込んだゴミです。これのせいで、買ったばかりのK5はしばらくサービス送りになることが決定しました。とほほ。
自動車で登れる標高500m足らずの山ですが、こんな光景が見られるなんて本当にお得。
太陽が昇ったところで、ぼちぼち帰る人が出始めたのですが、、、
本当はこれからしばらくが神秘的な時間なんですよね~。
そうそう、K-5にはHDR撮影機能があったのでした。
これだとちゃんと手前のススキも写ります。
霧の海と日の出のショータイムを楽しんだ後、しばらくこの辺りを散策してみることにしました。
前回地元の方に先導してもらって走ったので、どこをどう走ったのか記憶が定かでは無いのですが、良い道がたくさん転がっていた印象があるんですよね。
実際、そうでした。もしかしたら広島県は岩手県並の県道ポテンシャルがあるかもしれません。
って、県道ポテンシャルで通じますよね? ロードスター乗りの皆さんなら。
ぬぉ~、太陽は白飛び、車は黒つぶれ!
ってなシーンでも、HDRで一発解決。こりゃ本当に便利。
朝靄に霞む山村を縫いつつ、広島県の県道を基本西へ向かうルールで進んで行きます。
お~、気温0度。どおりで寒いわけです。
学習しない私は案の定北西に向かってしまい、吸い寄せられるように島根県へ。
島根県に入ると県道ポテンシャルがガクンと落ちて道幅が狭いシーンが増えます。
そう言えば、だんだん朝靄が晴れてきました。
晩秋の景色と狭い県道が妙にマッチしますね~。
快晴の下を気分良く走っていきます。
霜が降りた地面が太陽光を浴び、濛々と水蒸気を発生させて神秘的に輝いておりました。
再び広島県に戻ってきました。
景色の良い場所なんて、探せばいくらでも転がってるんだなぁと改めて実感。
俵原牧場です。
ここで山口東京理科大学まで、どのぐらい時間がかかるか調べてみました。
カーナビ曰く、残り3時間とのこと。
まっすぐ向かってしまうと、12時過ぎには着いてしまうことになるので(講演開始は14時)、もう1時間ほど近辺で遊んで、13時頃に着くように調整します。
いやぁ、広島の県道、気分最高!
探せばいくらでも良い道が出てきますよ。
八幡原湿原という看板が出ていたので立ち寄り、ここで本日2度目の朝食タイム。
ついでに湿原の木道散策なんかもしてみました。
ここも景色の良いところですね~。
景色が良い割には案外人気がないのが不思議でした。
少し移動。
秋の色合い、これまた格別です。
そろそろ山口に向かう時間が近づいてきたのですが、良い景色に出会えたことに味を占めて、あと15分だけ探検してみることにします。
そして、適当に飛び込んだ県道にいきなり登場した「島根県」の看板。
直感的に嫌な予感がしたのですが、「あと15分だけ」と思い、そのまま前に進みます。
お~、綺麗!
案の定道は細いですが、景色は抜群です。(県道115号線)
うんうん、この道に入って良かった。(県道307号線)
(と、自分に言い聞かせています)
こりゃすごい。
(現在自宅PCの壁紙はこれです)
延々と細い道が続きます。
この道幅で片側通行の看板を見て、ちょっと笑ってしまいました。
さて、工事看板で和んだところで、、、もういくらなんでも時間的に限界だと思うので山口東京理科大学に向かうとしますか。
到着予想時刻は13時ちょい過ぎぐらいかなぁと思いつつカーナビを操作をしてみると、到着予定時刻に「15時」という時刻が表示され、女性の合成音声が「目的地までおよそ4時間かかります」と機械的に告げてきます。
何かの間違いがと思ったのですが、このナビは相当優秀で、最初に出てくるルートは妥当であることが多いです。
とはいえ、何がどうなって15時になるのかさっぱり理解が出来ずに、あわてて作成されたルートを確認します。
すると、作成されたルートは一旦東に戻りつつ、国道を出来る限り使いながら高速の入り口に向かうコースでした。
焦る気持ちを抑えつつ、カーナビの癖で「使える県道」を見落としていないか確認すると、おあつらえ向きの西に向かう県道がありました。
そちらに向かうよう立ち寄り地点を設定して再度検索をかけると、、、
今度は遙か彼方の高速入り口まで県道を使うことになり、到着予定時刻がさらに延びて15時半となります。
そんなに県道を使う必用も無いでしょうとつっこみを入れつつ、、、
南へ向かう国道をチョイスするように指示すると、さらに5分ほど伸びて15時35分着ぐらいになるのですが、ぱっと見の感覚としては、この道が一番早い気がします。
とは言え、400番台国道のクネクネの様子が今一わからなかったのと、山口まで行くのに県道でひたすら西に向かうのもどうかと考え、結局当初カーナビが指示した遠回り国道案を採用して早速出発します。
カーナビをお持ちの方はご存じかと思いますが、到着予定時刻は(私の機種の場合)下道は日本全国平均30km/hぐらいで計算されるので、田舎道ではそれより全然早く到着する計算ではあります。
あ~、こんな綺麗な道、急いで走りたくないなぁ。
というわけで、車から降りて一枚だけ高速撮影!
(シャッタースピードが高速なのではなく、私が車から降りて写して再度乗るまでが高速なのです)
あ~、島根の奥入瀬!!
(道の横に川が流れていたら、何でも強制的に○○奥入瀬と命名してます)
というわけで、なんとか道幅がまともな国道に入ったのですが、案の定大量のペースカーに行く手を阻まれます。
このペースで遠回りは精神的に耐えられない(というか、順調に走って時間を短縮しないと講演に間に合わない)と考え、先ほど見つけた県道に飛び込みます。
やはりこちらで正解!
しかも峠道はトンネルで一直線にパスします。
(後にこのトンネル一帯が匹見峡という場所だと知りました)
さらに自分の判断が正しかったことに喜び、調子に乗って南下する国道に飛び込みます。
しばらくは何事も無く走っていたのですが、、、
「県境まで14km、酷い道!」の看板が登場します。
(今見返したら、カーナビがお勧めした国道191号線が便利なんて書かれてますね)
看板を見た瞬間に「やっちまったぁ」と思いましたが、後の祭り。
(冷静に考えれば、看板地点から県道42号線まで戻れば良かったのですが、そんなことを考えられないぐらい焦ってました)
対向車に全意識を集中して走ってますが、なんかここも良い景色の場所っぽいです。
しかし、400番台国道でクネクネだったら、普通は「酷道」を想像しなきゃならなかったのですよね。
そして、思っていた以上に対向車に出会います。
カーナビの到着予想時刻がジリジリと後ろに下がって行きますが、どうしようもできません。
早いところ県境越えて広島県に入らないかなぁと恋いこがれております。
いやぁ、ロードスターが正確なハンドリングの車で良かったです!
こんな時に脱輪したら洒落になりません。
しかし、なんでしょう、このエリア。
えらい景色がダイナミックです。
ゆっくり眺めたいなぁ。。。
車から降りて撮影したいのですが、そんな心理的余裕が持てないのがもったいなく感じてきました。
「裏匹見峡」という看板が出ていたのと、対向車や先行車(皆さん抜かせてくれました)の多さから考えて、ここが観光地なのだとようやく気がつきました。
まぁ、とにかく景色がすばらしいのです。
いつか、ゆっくりと走ってみたいです。
すれ違いついでに、たまには車から降りて撮影。
おじいちゃんの運転するコンパクトセダンとすれ違うときは、向こうの後ろ25mにすれ違いポイントがあっても、絶対にバックしてくれないので、こちらが100m近く断崖絶壁の細い道をバックすることになります。
やったぁ! 県境に到着!!
ラブ広島県!!
アデュー島根県!!
って、なんで、落ち葉のヘアピン!!
しかも、「県境まで」て看板出てたのに狭いまま!!
まぁ、ヘアピンとかは無くて見通しが効く分、走りやすいことは走りやすいのですが、400番台国道はそんなに甘くなかったです。
ずっと逆光方向(南)に走っているので常に眩しいだけなのですが、いつかこの道を順光方向に北上したいなぁ。
新緑の季節なんかも綺麗なんでしょうねぇ。
いずれにせよ、愛すべき酷道だと思います。
いやぁ、しかし、この細い道を25km近く走りきるのは神経がすり減りました。
高速ヤッホー!!
トイレ休憩も取らずに走り続けます。
残りの距離と平均速度で到着予想時刻を計算すると、ギリギリ間に合いそうです。
山口県に入りました。
ガラっと植生が変わり、やはり山口の県道も走っておけば良かったなぁと今更思います。
ちょうど電話を取れるタイミングでTOKIOさんから電話がかかってきます。
「あんた、今どこに居ると?」
「山口過ぎたところです! ところで、大学に行けばわかる感じですか?」
「おぉ、大学まで来ればロードスターがたくさん停まっとるから、すぐわかるよ。ほいじゃ、待っとるけんね」
というわけで、会場は行けばわかるらしいのでちょっと安心。
コンビニに立ち寄り、ダッシュで昼飯を購入。車内でパクつきます。
カーナビに従い、こんな細い道に。
本当にこの先に大学があるのか少し不安になります。
というか、今更山口東京理科大学で会場があっていたのか不安になります。
(パンフとか案内を見ずに、記憶を頼りにここを目的地にしてしまったので)
お~、ありました!! あれですね!!
って、入ろうとしたら、大学生のスタッフに、反対側に回るように指示され、大学を半周。
ようやく到着しました!
他のロードスターを見て一安心。
こんな後ろに目立たないようにひっそりと駐車。(講演開始5分前)
って、ロードスターはたくさん停まってますが、会場が全然分かりません!
(この時、TOKIOさんから再度電話が入っていたらしいのですが、気がつきませんでした)
駐車場のスタッフに講演会場の場所を聞くと、
「この建物の、向こうの向こうの建物です」
というアバウトな返事が。
焦っていたので
「わかりました!」
と、(ひきつった)笑顔で返答しましたが、全然どこだか分かりません。
向こうの向こうあたりで「会場サイン」が見つからず、半泣きでその辺を歩いていた大学生に場所を聞き直し、、、
ようやく会場の建物に到着。(3分前)
お~、なかなか近代的な建物ですね~。
と、言うわけで、すました顔で会場に13時58分に到着。
ギリギリセーフ!!
6つのシーンどころか、私は四六時中人馬一体ですよ、貴島教授!
そして、貴重で為になる講演時間が終了し、、、
駐車場ではユーノスジャンバーのおじさんに、
「NAのトランクの正しい閉め方講演会」
に強制参加させられる羽目になってしまった、某氏の息子さん。
ご愁傷様です。
ロードスターに長いこと乗ってますが、トランクの正しい閉め方があるなんて知りませんでしたよ、私は。
(その直後、「トランクの閉め方はいつも通りでいいんだからね!」と必死に某氏が息子さんにフォローしていたのが印象的でした)
九州、中国、四国の皆様としばし楽しいひととき。
(お相手してくださった皆様、ありがとうございました!)
そんなこんなで日も沈んできたので、そろそろ会場を後にすることにします。
九州、中国、四国組の皆さんともお別れ。
大学から車で3分の「きららビーチ」にやって来ました。
すでに西(写真奥)から雲が流れてきていて、太陽は雲の中に沈んでしまったようです。
ちょうど、福岡空港から飛び立つ飛行機が見られるスポットなのですね。
三脚に望遠レンズのおじさまが数名いらっしゃいました。
(広角で撮影したものをトリミング)
車に戻って望遠レンズをせっかく装着したのに、飛行機がなかなか飛び立たないので、船で一枚撮影して納得。
何の写真撮ってるかわかりますでしょうか?
この撮影をするために、わざわざしゃがんでます。
写真下に写っている車に親子が乗っていて、変な人と思われたのではないかと少し心配です。
その後、近所のセルフスタンドでガソリンを入れたら、よくあるルーレットが精算時に回り始め、「どうせ当たらないんでしょ」と思いつつも、リーチになったので、少しだけ気になってそのまま立ち去らずに見つめ続けていたら、なんと絵柄が揃いました。(人生初)
こんなところで、運を使わなくても。。。
と、内心では思いながら、出てきたレシートを持って、いそいそと事務所に向かう途中で、、、
私が当たった5等の賞品はガソリン1円引きだったということに気がつきました。
(ルーレット値引き、43円ですね)
危うく事務所の中で、「5等の賞品ください!」って大声で叫んで、自分の車並みに顔を真っ赤にして退散するハメになるところでした。
危ない、危ない。
(皆さんも気をつけてください)
帰りは気持ちに余裕があったので、県道65号線で高速の美祢西インターに向かいます。
どうせなら夜の秋吉台を走っても良かったかもしれませんね。
美東SAで瓦焼きそばを頂きます。
これ、B-1グランプリで優勝してもおかしくないぐらい美味しいと思います。
再び高速から降りて、ちょいと試してみたかった、夜の県道走行。
十分納得したので、念のため天気予報と雲の動きを確認してから、高速に乗って東に向かって走り始めます。
そして、京都の桂川PAで車中泊。
(一応、天気次第では北陸に向かえる選択肢は残していました)
11月22日(月)
夜中に一度だけ雲の動きを確認。
どうも、日本全国雨になりそうです。
結局目覚ましもかけずに、朝7時過ぎまでぐっすり眠りました。
これで、3日連続車中泊ということになりましたが、体はいたって快調そのものです。
お、トイレに水琴窟ですか。
耳を当てて、音を楽しみます。
感性を喜ばせる気持ちの良い音が響きます。
では、東京に帰りますか。
途中、おにぎりパクついたり、、、
バケツをひっくり返したような雨の中、パンをパクついたりしながら、ひたすら東京を目指します。
途中、静岡の日本坂PAでマグロ丼を頂きます。
(値段なりの味と量)
雨雲と一緒に東に移動していたのですが、御殿場を越えたぐらいでようやく雨雲の先に抜けました。
というわけで、3泊3日、2400kmの人馬一体ツーリングが終了しました。
以上です!