2020 スイフトマイスター決定戦

年に1度のスイフト乗りのイベント、スイフトマイスター決定戦に今年も参加してきました。



去年と同じく、NA-1クラスに参加です。



去年のブログから、2019年のマイスター戦のあとの反省点を確認。

１、タイヤをケチった
２、ダンパーセッティングが合わない
３、ラインの勉強不足
４、ガソリン調整の失敗

次は16インチホイールに、4本新品タイヤを使う！と言っていたようですが？





現実は、前後とも筑波でさんざん使い込んだ1年前のZⅢ。今年も勝負タイヤを用意できませんでした・・・

まあ、収入の問題もありますからね。今年は例のウイルスでとくに不景気だし！






そんな感じで、現地に到着してみると天気予報が外れて大雨です。


コースには、川や水たまりがあちこちに出来ています。
今回の目標、楽しく走ってイベントを楽しんで無事に帰るのもあやしくなってきました。

まだ走行2回目のコースで雨は緊張します。






そしてブリーフィングです。

田中ミノルさんが良いことをたくさん言っていたのですが、たくさんありすぎて忘れてしまいました。

えーと覚えているのは、自分の力量もわからず事故るやつはこの趣味やめろ！プ、プレッシャー・・・




不安を抱えながら、1本目を走行。
まあよく滑ること。雪の筑波で走った時よりも滑ります。

でも私はびびっていたので1本目はスピンしないで走れました。




おっ、3位に入っている！

これでちょっと調子づきました。
他の皆さんは、この時タイヤやセッティングを変更して状況に合わせているとも知らずに・・・



そして2本目を走行。

調子づいたせいか、だんだん運転が怪しくなってきます。
1コーナーでは突っ込みすぎブレーキングで大アンダーを出し、スピン挙動も出てきてついにハーフスピンをしてしまいました。



2本目、走行結果の写真をとり忘れました。
たしかタイムは1秒くらい上がったものの、他の皆さんが一気にタイムを上げてきて6位くらいまで後退しました。




最後にQFが始まります。

このままダラダラと走っていたら何も得るものがなくなってしまうので、なんでこんなに滑ってしまうのか考えながら走りました。


このコース、いつも走りこんでいる筑波に比べると明らかに舗装が良くなくて、同じように走ってもタイヤがグリップしてくれません。

それに加えて前後左右へ大きく荷重が動く場所が多く、大きい入力が原因で滑ってしまっているのがだんだんわかってきました。

ステアリングやアクセル、ブレーキ操作を出来る限り小刻みに、丁寧にやってみるとあら不思議、アンダーやスピン挙動を抑えながら走れるようになりました。


↓QF終盤の動画です





大事なことに気づくのが遅すぎ、雨のベストは41秒950で7位という結果でした。
ベストは最後の周で出ました。





この結果をタイヤの差と思うのは簡単かもしれませんが、このコースを走り込んでいる他の皆さんは、今回気づいたようなことを考えながら走ってすでに学習されているのだと思いました。

ここを走り込んでいたら、すごく荷重移動の上達ができるコースなのではないかと感じました。






最後の表彰式で、優勝したカッコいいおじさん達にたくさん拍手をしました。



ということで、速く安全に走るのにすごく大事なことに気づくことができて、車も無傷で帰ることができたので、とても良いイベントでした。

もし事故ったら買い物に行けなくなって、嫁さんに何を言われるかわからないし(^_^;)



やっぱり、車で走るのって奥が深くて楽しいんだな～と思えた１日でした！