カングーさんの社会復帰プログラム、ココまで読むと何もかも上手く行っているように見えてしまうのですが、いくらなんでもそんな訳あるはずもございません。というわけで、本日はやらかし集でございます。
【ドライブシャフト編】
右のドライブシャフトがゴキゴキボキボキ言ってて駐車場の人気者だったカングーさん。仕方がないので交換しますが、予算の関係でもちろん中古品であります。
で、先日アップロードしたこちらの画像をご覧になって、ひょっとしたら気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、我が家のカングーさんは1.6LなのでKCK4M。んが、購入したドラシャはご覧の通りKCK7M、つまり1.4L用でございます。
これはもちろん間違えたわけではなく、かと言って付くという確信があったわけでもなく、一言でいえば「まあ付くだろ」という経験に基づく推測によって購入したものでございます。
えー、でもって、結論から言えば、2004年式のKCK4Mであれば、KCK7Mのドライブシャフトは基本的に付きます。いやあ、よかったよかった。
カングーのドライブシャフトはどうやら2種類あるらしく、ハブのトコに刺さるスプラインが23.5mmと25mmのどっちかで見分けるとのこと。ウチのは23.5mmだったので、KCK7MとKCK4M前期はこちらですね。
なお、こちらのドラシャ、当然太い方は細い方に入らないはずですが、細い方はさして違和感なく太い方に付いてしまうそうなので、後期にお乗りの方はご注意くださいとのことです(笑)。
で、さらにこの前期用ドライブシャフト。形状は1種類しかないのですが、ご覧の通りABSセンサー用の歯車が2種類あることも判明。これはKCK7M同士で変更になっているようなので、気づかずに交換しちゃうとABS警告灯が点灯してしまいます。
ですが、こちらはスプライン径と違って歯車ごと打ち替えられるので、間違って購入しても今まで付いてたやつを移植しちゃえば問題ないですね。
え?
なんでそんな詳しいのかって?
KCK7M用のドラシャ買って交換する
↓
無事に付く
↓
どエライ振動
↓
ドラシャって曲がるか?
↓
太いハブに細いドラシャ刺したらこうなるんじゃね?
↓
外してみたら径はいっしょ
↓
はいドラシャ買い直し
↓
懲りずにKCK7M用のドラシャ買ってきて交換する
↓
振動はないけどABS警告灯ピカー
↓
なんやこれセンサーの歯数ちゃうやんけ!
↓
曲がってたドラシャのセンサー移植
↓
やっと直る
↓
静かになったら反対側のドラシャも怪しいのが判明
というわけで、これからカングーのドライブシャフトを交換される方は、くれぐれもご注意ください。
【ブロアファンレジスタ編】
ポンコツ輸入車の例によって例のごとく、エアコンの風が「最善か無か」的な90年代メルセデスベンツっぽい感じになっております。どうしても困るわけではありませんが、不便この上ありません。
というわけで、おそらくブロアファンレジスタがぶっ壊れているだろうとの推測の元、カングー用とか書いてあるレジスタをebayで購入。国内で買うと2万円近くふんだくられるとの噂もあり、送料込み6000円弱というお値段が嬉しい限りです。
このレジスタ、アクセスが異常に面倒くさいことが多いのですが、カングーの場合はワイパー下のロッカーパネルを外せば届くという親切設計。ワイパー外して、モール外して、両サイドの何のためにあるのか分からない小さいカバー外して、ロッカーパネル外して、さらにその下にあるカバーを外せば、下の写真のような状態に。
赤いコネクタが刺さっているのが問題のレジスタなのですが、見えてるコネクタ2つはいいとして、モーターの下に伸びてる電源の赤黒がどう頑張っても手が入らなくて外れません。
ので、途中でちょん切ってギボシで接続。けっっこうな大電流が流れるコードなのでギボシでいいんか的な説もございますが、運転席の目の前なのでココから出火してもすぐに気づくはず。というわけで、逃げ遅れる心配もないしギボシでいいのだ。
と、ここで新旧レジスタを比較してみます。届いたレジスタが右、最初から付いてたのが左。取り付く場所とメインのコネクタの形状は同じですが、サブの3極コネクタ(うち一個は未使用)が2極になってたり、なんかヘンテコな出っ張りがあったりで、どうやらそのまま付きそうにありません。
出っ張りは仕方がないから切り飛ばすとして、サブコネクタどうすっかなコレ。3極のコネクタのオスなんて在庫ないし、そもそもどっちがどっち極かわかんないし。
てなわけで、とりあえずメインのコネクタだけつないで試運転。なんとなく予想はしてましたが、まったく問題なく風量の調節も可能でございます。ばんざーい。
で、まあ、ちょっと考えた結果、このサブコネクタはおそらくエアコンのエバポレーターのとこにある温度センサにつながってて、つまりエバポレーターが凍っちゃった時に風量を落とすための回路につながってるはずと勝手に推測し、上の写真のように厳重に防水の上、ブラブラと放置させとくことにいたしました。
このまま1週間くらい乗ってますが、特に問題もございませんので、完治したと認定しております。やったぜ。
グダグダとつづく。
Posted at 2017/03/06 23:20:46 | |
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