前からやってみたかった積雪のある中での雪中キャンプ!
遂に今年はその機会が訪れました!
この数年まともに雪は降りませんでしたからね~
でも2WDのハイエース+ローダウン+フロントリップ付きという、車が車なのであんまり道に雪があるところには行けないのです・・・・
基本キャンプ場ってのは山の奥の方だったり、かなり狭い道を進んだ先だったりするので雪中キャンプをやろうと思うとジムニーとかが必要になるんですよね・・・・
さて、そもそもほとんど無い冬も営業しているキャンプ場で近いところは、、、っと思いつくのがまず「中蒜山オートキャンプ場」
あそこは広い道沿いで狭い私道とかが無いキャンプ場ではありますが、そもそも蒜山・・・・
日中の間であればちゃんと道の除雪もされるであろうから行くことは行けるでしょうが、帰りがどうなることか・・・・
それに夜になってから悪天候などで急遽撤収することになった場合、積雪で車が動かせなくなる可能性もあるのでヒジョーに怖い。
まだまだ初心者キャンパーなので何があっても退路(帰路)だけは確保しておきたいところです。
そこで思いついたのが、、、
またまた来ました「矢田川の道の駅」!
標高も低く、常に道は広くて、たとえどんだけ雪が積もっても駐車場内まで除雪してくれる最高の環境!
道の駅も日中は営業してるし、何よりトイレが保温便座付きで洗面台の蛇口からは温水が出るというもうこれ以上ない環境!
確か前は冬季は休業してたと思うんだけど、今はキャンプ場もあるし、お客さんも結構来るようになったから通年営業してるのかな?
それに聞いてみるのを忘れたけど、おそらくキャンプ客用にシャワールームも建てられていました。
キャンプ利用料を払う際にもシャワーについては何も言ってなかったし、利用料金も提示されていなかったのでおそらくまだ使えないんだと思う。
あとその脇に水を汲むための洗面台も設置されました。
今までは営業時間内にキッチンからお水を分けてもらう必要がありましたが、今度からは深夜でも水が確保できます。
どんどん設備が充実してきてるな~~
でもおかげでますますお客さんが増えそう・・・
前はひっそりと貸し切り状態でキャンプ出来ていましたが、最近では早く来て場所取りしないといけない感じになってきている。
ただでさえ多くはテント張れませんからね。
それはさておき、この辺りも結構雪が積もっていて、キャンプ場の方は50~60cmはゆうに積もっていて歩いて行くことすら困難・・・・
建物のすぐ隣のところに1張り分と、道沿いの広場になったところに1張り分とだけキャンプをした跡があり、そこまでは踏み固められた道が出来ていました。
でもやっぱりいつもの場所がいいな~っという事で、、、
一緒に来たメンバーにスノーシューでず~~っと踏んで道を作ってもらいました!
さすがは1〇〇kg弱!
硬さ安定!!
でもたまにずぶ~~っと膝まで足が埋まることがあるので注意・・・・
自分はいつもの川の見える末端部分へ。
ここからは自分でテントを張る為のエリアを確保しないといけません。
確保!
ひたすらにスコップで雪をバンバン叩いては足で踏んでを繰り返し、ようやくこれだけのエリアが確保できました。
何気に物凄い大変だった・・・・
ちなみに計画では地面の見えるところまで雪をかいてエリアを確保するか、雪を踏み固めるだけでエリアを確保するかどちらにしようかと思っていましたが、積雪量があまりにも多いため踏み固めることにしました。
その場合ペグダウンがちゃんとできるかどうか・・・・
一応念のために前に使ってたドーム型のテントも持って来てますけどね。
まあなんとかテントが立った!
ペグダウンする場所はとにかく硬く踏み固めてからペグを打つことに。
でもまともにペグダウンできるわけでは無いのでちょっとヨレヨレになった。
それと今回新しく買ったコットを使用してみることに!
正直かなりギリギリで、下手したらテントが破れるんじゃないかと思いつつなんとか挿入成功・・・
ちなみにセンターポールの足元には後で木の板を挟みました。
頭部分もピッタリ
足元もピッタリ!
ちょっとピッタリすぎる・・・・
試しに一番奥に押し込んだ状態で、これくらいのスペースが出来ます。
そこそこスペースがあるように見えますが、インナーテントに角度が付いてるため実際にはほとんど使えません。
あと同じ理由でコットも入り口側に設置しないと寝るときに横が狭すぎて使えません。
まあそんなこと言ったら160cm無い自分でも寝ると頭も足もインナーテントに接触するくらいなので、普通の人にはとても使えるものではありません。
コット無しだと大丈夫なのですが、コットを設置すると床からの高さができる訳ですが、インナーテントには結構角度が付いているのでその高さがかなりの致命傷になります。
この手のワンポールテントにコットは無理です!!
テント内が狭すぎます!
でもコット自体の寝心地は良かった!
雪がデコボコでも関係無いしね。
また違ったテントが欲しいな~~
13時に道の駅に到着して設営が全て終わって一段落したのが16時過ぎ
雪中キャンプはおそろしく設営に時間が掛かる!!
もっと早く到着するように予定を組んでおけば良かったな。
とてもゆっくりできる時間も無く、結局時間的に近くの温泉に行くのも諦めました。
本日の我が魔王城!
雪ですら寝具にしてやろうか!
タープは試行錯誤でいつもとは違った張り方をしてみたのだがなんかイマイチ・・・・
ちゃんとペグダウン出来る環境だったらもうちょっと何かできたかもしれないが、もうこれでいっかっと・・・・
離れたところにお隣さん(メンバー)
イビキがウルサイので離れて置いてもらいましょう!!!
ちなみに手前のシートの下には雪洞が掘ってありましたが、自分の下半身よりまだ深いところに地面がありました。
良く積もったもんだ!
おニューのテーブルもチェアカバーも初使用!
どちらも優秀でした!
チェアの足に付けてるチェアボールも優秀で、おかげで足が雪に埋まる事は無かった。
陽が落ちてきたら気温が下がってきて2℃前後に。
まだまだ寒くなるだろうと・・・
晩御飯の用意で、今回初めて炊き込みご飯にチャレンジしてみます。
焼き鳥缶(タレ)を入れて、醤油を入れて、手元にあっただしの素でもいれたら準備OK
本来はもっといろいろ入れるらしいですが、そこまで準備してきていないのである材料で。
あとは炊飯開始!
こちらはダッジオーブンで鍋です!
ダッジオーブンでする鍋は最高!
ある程度食べたところで冷凍うどんを投入して残りの野菜も突っ込み再度火にかける。
B6君に18cmのダッジオーブンというフィット感。
ずっと目の前で火にかけて置くこともできるので、料理がずっと暖かいまま食べられる。
炊き込みご飯完成~
食べてみたところちょっと味が薄かったので醤油を少しかけたらおいしくなった!
でもこれ多分外で食べるからおいしいだけで、こんな物家で作ったら残念料理でしかないだろうな。
いやでも簡単テキトー炊き込みご飯だけど普通に美味しいと思った。
うどんも出来たので食す。
普通に旨い!
午後7時過ぎ
時計を焚火からはなるべく離して置いてるけど、言うほど気温が下がってない。
実際全然寒くない。
薪は大量に持ってきたのでガンガン燃やします!
8時を回っても気温は変わらず。
この頃は星が綺麗なくらい静かでした。
夜間スタイル
テーブルのランタンポールがいい感じ
B6君に炭を入れて置けばお湯を沸かしたままにも出来て、飲み物も暖かいまま飲めます。
冬の寒い時期には欠かせない!!
午後10時半ごろには雪が降り始めました。
なんか積もるんじゃないかと言う感じの降り方・・・・
しかもちょっとづつ降りが強くなっていく・・・
風も出てきました。
焚火もいい感じに。
雪も吹き込んでくるし今日はこれくらいにしておきましょう。
就寝前
気温は実際には1℃前後だと思う。
氷点下になるかと思ったけど、思っていたより今日は全然暖かかった。
ちなみに今回の寝床は、銀マット→コット→ウレタンマット→エアーマットで、電気敷毛布は無し!
寝袋は化繊シュラフの中にダウンシュラフを入れて二重に。
格好はある程度着込んだところに電熱ベストで、シュラフの腰元にカイロを2つ投げ込み、足元にUSBの電気ブランケットを突っ込んでみた。
身体が冷えている状態で入ったから最初の内は少し寒かったけど、時間が経つと結構暑いくらいに。
途中暑くて汗をかくくらいになったので腕を出したりして温度を調整。
最終的に電熱ベストは最弱で、ブランケットは足元が暖かいのは嬉しいので最強のまま使い続けた。
シュラフは今回の装備では十分でしたが、個人的にはもうちょっと保温性があったら中が軽装でいけるのにな~っと。
底冷えに関しては全く感じなかった。
むしろ床側が暖かいと思えるほど。
ウレタンマットの上にエアーマットは多分最強!
暑いのはいいが、とにかく寒いのだけはダメ!
冬キャンプは過剰なくらいの装備で。