パイクスピーク参加車両を見に行く

先日、私用があって東京へ行ってきました。たまに仕事の出張で東京に行くことはあったものの、街中を見るのは3年半ぶりで楽しいひと時でした(^^)

せっかく東京に行ったので・・・と訪れたのが、今年6月にパイクスピークを走ったオレンジEPさんのガレージ。先日は雑誌、OPTIONにも取り上げられてビックリ。行った甲斐あり、非常に濃い話を聞かせてもらいました。

そもそも、パイクスピークのスタート地点に立つまでが大変！複雑且つ年々変わるレギュレーションへの対応、、車を船でアメリカまで往復させる際の税関の対応、英語という言葉の壁等々・・・とてもブログには書ききれないほど。

ですので、ひとつだけ的を絞ってお伝えしますと、ロールケケージが凄い！

入っている本数が多いし、ダッシュ貫通、A,Bピラー止め、フロアの止め方も。これだけ強固にしないといけないのは、絶壁から落ちる時の安全確保あってのことでしょうが、ここまでやるとボディ剛性が上がって、別物の動きになります。例えば、リアが粘りすぎるとか、流れる時は唐突で限界付近がわかりづらいとか。タワーバーみたいに簡単に脱着できないのがロールケージですから。その対処法のひとつが、足回りの見直しでしょう。ですが、ショックの減衰、車高、バネレート、キャンバー含めたアライメントを上手く組み合わせるのはトライ＆エラーで時間がかかるわけでして。私なら迷子状態になってしまいます。

そんな奥深いところに挑戦しているオレンジEPさんは凄いなぁ、と感心するばかりです。