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2025年02月03日 イイね!

岡山国際JWGP S660 VS アルトワークス(2)

岡山国際JWGP S660 VS アルトワークス(2)ということで?『強敵』HA36Sアルトワークスにどう対処するか?ですね。レースをするうえで相手を知ることは大切であり、お互いに特徴を理解し合えば、楽しいレース展開ができます。無用な接触クラッシュを避けることもできますしね。

で、本題ですが、ワタシはHA36Sアルトワークスに乗ったことがない(車の詳細を見たことも・・・)のですが、FFターボという車種区分でいうと以前乗っていたスターレットEP82ターボが当てはまり、基本的な特性は変わらないだろうとみて、その特徴を記します。

ひとつ目は、回頭性です。
皆さんご存じの通り、車は重量物であるエンジンを軸に曲がる特徴があります。FF車はエンジンが室内より前にあるのでミッドシップであるS660のようにドライバーが座っている位置を軸にキビキビと曲がることはないです。あと、FF車でタービンの有る無しも回頭性に影響するんですよね。EP82もNAとターボがあって、両方乗り比べたことがあるのですが、回頭性が結構違っていましたので。付け加えて言うと、レース車両にありがちな熱対策としてフロントバンパー付近に大きめのラジエーターやオイルクーラーや前置きインタークーラーを装着すれば、更に前側オーバーハング上が重たくなり回頭性が悪化します。車の先端を軸に曲がっている感覚です。ただ、デメリットばかりでなく上置きインタークーラーを風がよく当たる前置き且つコア大型化すると、パワーは二桁上がるので、効果てきめんですね。

2つ目は、リアタイヤが温まりにくいさです。
FF車のリアタイヤは、操舵もなければ駆動もかからないので温まりにくいです。例えば、レース1,2周目はリアタイヤが温まらずスピンしやすく、スピードを抑えて走る必要があります。

3つめは、リアの荷重が抜けやすさです(逆に言うと、フロント荷重はかけやすい)。下っているコーナーでのブレーキングはリア荷重が抜けてスピンしたり姿勢を乱すことがあります。

4つ目はターボ車特有のトルクの太さですね。
ターボ車はNAに比べてトルクの立ち上がりが急激で、駆動側のタイヤの負担が大きくタレやすくします。FF車は操舵と駆動を兼ねているので、タイヤのマネジメント力が求められます。一方、MRはフロントタイヤが操舵、リアタイヤが駆動と役割が分かれているので負担が少ないですね。

こう書くと、FFターボのHA36SアルトワークスよりS660の方が有利に見えますが、そうではないんですよ。過去2戦ともS660が負けていますから。勝てない理由はリアにエンジンがあるため熱がこもりやすい・・・つまり熱ダレ。コレが一番の原因かと。

次回は、そのHA36Sアルトワークスに対して、S660をどう走らせるか?を記しましょう!


Posted at 2025/02/03 21:09:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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