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2023年02月27日 イイね!

新型トリシティのLMWアッカーマン機構流用について

新型トリシティのLMWアッカーマン機構流用について


新型トリシティ、とりあえず
125のみが発売されました。

125ABSが廃止されたりとやや時代に逆行している気もしますが、コスト削減のためのヤマハの苦渋の決断なのでしょう。


それでさっそくここ数日パーツカタログでどれだけ旧型と共通部品があるか調べていました。

というのも私はトリシティ用のパーツをヤフオクで扱っている関係でどのパーツがそのまま使えるか知らなければならないからです。

調べてみると外装の塗装部分のパーツはほとんどが共通ですね。

あと、ブレーキレバーやマスターシリンダーのキャップ、燃料タンクキャップや荷掛けフックボルト等も共通で使えますね。

ハザードランプキットについてはおそらく使えると思いますがまだ確証はありません。


それで今回の新型で興味があるのが「LMWアッカーマン機構」です。これが旧型に流用できないかと。


まずアッカーマン機構についてですが、車では当たり前の機構で、要はステアリングを切ったときに当然外輪と内輪では描く半径が異なるので、外輪より内輪がより大きな角度で切れるようにするリンク機構です。

一般には「アッカーマン・ジャントー」と呼ばれているようですが私が若い頃読んだ整備士の本では「ジャント・アッカーマン」と学んだような記憶があります。


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で、この基本のアッカーマン機構自体は初代のトリシティから採用されていますので特別なものではありません。


今回採用されたのはこれではなくて「LMWアッカーマン機構」です。


何が違うかと言うと、車の場合はコーナリング時にロールはしますがそんなに大きく傾くわけではないです。

ですが、トリシティのようにバイクの場合は当然コーナリング時に大きなバンク角で内側に倒します。

トリシティの場合は最大バンク角は約37度くらいで、スポーツモデルのナイケンでは45度まで設計されているらしいです。

なのでナイケンでははじめからこのLMWアッカーマン機構が採用されていて、その後トリシティ300にも採用されました。



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つまり、車の場合のアッカーマン機構はあくまでも二次元の平面上の角度さえ合っていればいいのですが、バイクのようにコーナリング時に大きく傾く場合は三次元的に内輪の角度を変化させなければ外輪と内輪が綺麗な同心円を描けないというわけです。

これを実現するのが「LMWアッカーマンジオメトリー」というわけです。


これによりコーナリング時に倒し込んでいってもそれに応じて外輪と内輪が適切な切れ角で同心円を描くためスムーズなコーナリングができるわけです。

このことはタイヤに無理なスリップアングルがかからないことから前輪タイヤの摩耗が減りタイヤの寿命が伸びるという恩恵もあります。

さらに押し歩き時も傾けたときの前輪の抵抗が減るため、押し歩きも軽くなるはずです。LMWアッカーマン機構はまさに良いことづくめなのです。


今までのトリシティになぜこれが採用されていなかったのかといえば単純で、上でも書いたようにナイケンに比べてバンク角が浅くそれほどこの機構による恩恵が少ないとヤマハは考えていたからからでしょう。

ですが比較的簡単なリンク機構の変更で達成できることから今回のモデルチェンジ(ビッグマイナーチェンジ?)で採用されました。


ではこのLMWアッカーマン機構を旧型に流用できないか?ちょっと調べてみました。


そもそもこの機構は案外シンプルで、以下のように従来オフセットがなかったナックルエンドをオフセットさせているだけなのです。



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↑従来のトリシティのナックルのジョイントはオフセットされていません。


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↑対して新型ではこのジョイントがオフセットされています。


つまりこの関係のパーツを流用すれば旧型にもLMWアッカーマン機構を取り入れられないか?ということです。



いろいろ調べてみると、主に以下の赤丸で囲ったパーツを流用すればできそうです。


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あとは細かい部品も微妙に変わっているものもありますが、メインはこれらのパーツの変更のみです。



たぶん他のトリシティオーナーも誰かがやるかと思いますが、私もパーツ購入ができるようになったら挑戦して人柱になってみようかと考えています。

Posted at 2023/02/27 01:45:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年01月16日 イイね!

ヤフオクのモンキー用マフラー&ポッケ用チャンバー

ヤフオクのモンキー用マフラー&ポッケ用チャンバーヤフオク見ていたら超レアなモンキー用モリワキフォーサイトマフラーが出品されていました。


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いくらくらいまで上がるかウォッチしていたらやっぱりかなりの競争で結局税込み10万を超える値段で落札されてました。

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私が記憶にある限りではこのモンキー用フォーサイトは今まで2本ほど出品されているのを見ましたが、今回のがいちばん状態が良いのではないかな。
たしかに高額ですが、希少価値から考えれば決して高いとは言えないと思います。カッコいいですよねフォーサイトのサイレンサー。
モナカ派の人も多いとは思いますが、私はこのフォーサイトのサイレンサーが好きです。


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↑私のモトラにも他車種のフォーサイトサイレンサーを加工してつけています。



それで現在ヤフオク出品中のものでもうひとつ注目しているものがあります。
それが「復刻版」のポッケ/フォーゲル用のオクムラチャンバー。


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↑元オクムラのスタッフが製作したらしいですが、形状は当時そのままです。


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↑ただ、フロントパイプ部分は当時は曲げパイプでしたがこの復刻版は輪切りパイプの溶接構造になっています。
正直言ってこういう輪切りでカーブ部分を作ると曲げパイプ方式に比べるとパイプ内部が滑らかでなくなるので性能的にはやや不利なんですよね。見た目はこっちのが好きという人もいますが。
ただ相当手間かけて作ってますよね。丁寧な仕事だと思います。


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↑また、サイレンサーも当時ものより筒の外径が大きくなっています。
これについては当時のものより音が静かな方向になるので良いのではないでしょうか。


ちなみにサイレンサーの長さが異なるもの(標準サイズとショートサイズ)がそれぞれ1本づつ出品されています。

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↑標準サイズサイレンサー
なんかサイレンサーが不釣り合いに大きく見えてしまう気がしますね。

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↑ショートサイズサイレンサー
こっちのほうが見た目のバランスはいいと思います。もちろん静かさでは標準サイズサイレンサーのほうが上でしょうけども。

スタート価格は49800円ですが、これを高いとみるか安いとみるか…悩ましい。
製作する手間を考えれば決して高いとは言えないということはわかっていますが。

ちなみに無塗装だそうなので取り付け前に耐熱クリアーかブラックで塗る必要がありますね。


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↑これが当時モノのオクムラチャンバーです。
サイレンサーが復刻版より細く、フロントパイプが曲げ加工によりできている点が異なる点です。その他はほぼ同じですね。

オクムラエンジニアリングのチャンバーって80年代当時から高性能で名を馳せていましたので、どんな性格(特性)なのか一度試してみたいとずっと思ってるんですよね。
Posted at 2023/01/16 23:05:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年12月01日 イイね!

キダチアロエ

キダチアロエ

うちの庭にはアロエ(キダチアロエ)1株植えてあります。


もともとは嫁いだ妹がくれた鉢植えでしたが庭にちょうど空いたスペースがあったので植えてみました。4年ほど前かな。


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↑植えた当初はこんな大きさでした。

はじめは高さも30cmちょっとでしたがぐんぐん伸びて2年目以降は毎年花を咲かせるようになりました。



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↑その後も伸びて今や葉の部分の高さも110cmを超えるまでになって、現在花部分の高さは170cmを超えるまでに大きくなりました。


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もちろん自分では支えきれないので支柱を立てて支えています。

根元の部分にも多数の子株が生えてきており賑やかになっています。


本来なら株分けするべきなんでしょうけどめんどくさいので自然に任せています。


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今年はすでに開花をはじめていますが今までより開花が1か月近く早い気がします。これでは年を越す頃には花が終わってしまうかも。

Posted at 2022/12/01 04:06:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年11月04日 イイね!

トリシティの赤って

トリシティの赤って前々から思ってたけどトリシティの赤(艶消しなのかな?)ってほんと色褪せが凄いね。
車でも赤や黄色は色褪せしやすい代表色なのである程度は仕方ないとは思いますが、わずか数年でまったく別の色になってしまうのはどうなんだろうなと。

ガレージ保管などでよっぽど日光に当てない状態で保管されてた固体でもなければ中古で出てるほとんどはみな褪色でオレンジ色になってるし、それも日光の当たり具合でグラデーションかかってマジョーラカラーみたいに。
それはそれで綺麗にも見えますがw

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↑ちょうどヤフオクで出品されてたものですが、これもともとは同じ色ですよw
もちろん左が本来の色で、右が色褪せてオレンジになったもの。

ちなみにこの色はもうラインナップされてないと思います。
Posted at 2022/11/04 17:01:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月28日 イイね!

アキバ冥途戦争に出てくる車

アキバ冥途戦争に出てくる車

今期アニメの「アキバ冥途戦争」。現在4話まで進んでいますが、ようはヤクザの事務所をメイドカフェに置き換えたようなわけのわからない設定です。

でもテンポいい展開で個人的にはこういうノリは嫌いじゃないのでなかなか面白く見ています。


で、このアニメの舞台はなぜか「1999年の秋葉原」なのですが、それを意識しているのかちょいちょい映る車も懐かしいのが出てきます。



まずはメルセデスベンツの280ですかね。W108かと。

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ちなみにこのシーンはさらに遡って1985年の設定です。



次にセリカXX

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1999年でもさすがにXXはもうほとんど見かけないと思いますがね。



3話ではなんとベンツの190Eエボというまたマニアックな車種が。

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さらにその後方にはまたセリカXXと思いましたがこれはオーバーフェンダーがついているのでもしかしたら北米仕様のスープラかもしれません。


その奥にある柱の影になってる黄色い車はちょっとよくわかりませんが、リアがフラットになっているのでもしかしたらハイラックスかもと思っています。



ご存じのように北米ではXの数でポルノの過激度を表現していますので北米では「XX」のような名前はマズイということでスープラという名前で売られていました。

それが70になって日本でもスープラが車名になったというわけですね。


ちなみに沖縄ではホーミーという呼び方がアレなので沖縄ではキャラバンしか売られなかったという話を聞いたことがありますが本当でしょうかね。



この先ももしかしたら懐かしい車が出てくるかもしれません。

Posted at 2022/10/28 16:30:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「サイレンサーが寂しかったのでドッグファイトレーシングのステッカー貼ってみた。ドッグファイトといえば青いサイレンサーというイメージなので違和感ない感じ。」
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はるなすです。はじめに、海苔でスシ飯とサーモンをやさしく巻いて…ちくしょう!だいなしにしやがった。お前はいつもそうだ。このスシはお前の人生そのものだ。お前はいつ...
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