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しげ爺太のブログ一覧

2018年04月29日 イイね!

白糸の滝コンプリート大作戦(序章)

白糸の滝コンプリート大作戦(序章)とある夜、マイナスイオンを猛烈に浴びたくなって「滝」を検索していました。

どうせなら、「○○百選」みたいな滝が近くにあるといいなぁ、というくらいの気持ちでGoogle先生とお話ししていると、先生は「白糸の滝」をお勧めしてきました。福岡市からほど近い糸島市にあるそうです。…ん、ほかにもあるな。…おやおや、なんだ。そこにもあそこにも「白糸の滝」が。



先生!なんなんですかこれは。いくらなんでもこりゃ多すぎでしょう。一体、日本にはいくつの「白糸の滝」があるんですか。…なんだかよくわからない状況に出くわしました。

というわけで、今年のゴールデンウィークのテーマは決まりました。ズバリ、この画面で出てきた「白糸の滝」を全部巡ってみて甲乙つけてみよう!ということで早速着手します。こういう決断はスピード勝負でやり始めてしまわないと、途中で萎えて投げ出しかねませんからね。

さて、どこから巡っていきましょうかね。ということで少し地図とにらめっこしてみます。



時計回りにするにせよ、反時計回りにするにせよ、福岡を起点にした場合は糸島市と唐津市のやつらをルートに組み込むのが面倒くさいな…。それじゃ、小手調べと称してこの2か所だけ切り出して先に巡ってしまおう。という感じで、翌朝から1日目の出発と相成りました。

都市高速の下の福岡外環道を通って国道202号線に出たら、あとはひたすら西に向かいます。最初に向かった先は、下調べの情報で混雑が予想されるとされていた、糸島市の白糸の滝です。こういうところは早い時間につぶしてしまうに尽きます。



ここは有名なんですね。県道12号線に入ったあたりからあっちこっちに看板が出て来るようになりました。福岡県の名勝なんだそうです。




福岡県の県道にありがちな、山間の狭くて急なワインディングロードを2JZエンジンの爽快なうなり声とともに颯爽と駆けあがっていくと、ほどなくして入り口が見えてきました。




ここが今回のファースト白糸の滝です。ちょうど10時ごろに到着したんですが、道中は割と空いていました。駐車場も、一番奥の滝に近い第1駐車場を使うことができました。







さすが名勝。いい眺めですね。眼下には糸島市の市街地が広がっています。駐車場から続く散策路には紫陽花が植わっていますから、ここを訪れるのは初夏から夏がお勧めなのかもしれません。





で、ついにつきました。こちらが糸島市の白糸の滝です。…って着いてみてから思ったんですが、ここ、ずっと昔に来たことがありました。軽く10年以上は昔だけれども。



あー、はいはい。ここね。と古い記憶をたどりながら滝つぼ付近に近づいてみると、恐ろしいほどに澄んだ水に出会えました。






滝つぼのすぐ下流では、ヤマメの釣り堀も用意されていて、家族連れがワイワイ楽しそうに釣り糸を垂らしています。




このレベルまで観光地化していると、そりゃさすがに混みますよね。というわけで混み始める前にとっとと退散して次の白糸の滝に向かうことにします。



なんだか知らないうちに西九州自動車道の先に高規格道路が整備されていたので、唐津市の中心部はばびゅーんと通り抜けて、いきなり旧肥前町の境目辺りまでやってきました。




唐津市のセカンド白糸の滝は国道204号線沿いにあります。このあたりの地勢には全く明るくないので、ひとまず北波多ICを降りて県道50号線を北上していくことにします。



ありゃ。道を間違えた。どうやら国道204号線に出たところで逆方面に走り出しちゃったみたいです。ということで大きな風車が見える交差点でUターンして目的地に向かいます。



途中でよく整備された茶畑を眺めたり、入り組んだ入江とその脇の海岸段丘に広がる大浦の棚田を眺めたりしながら、漸うとセカンド白糸の滝に近づいていきます。





はて、この道であってるのかな?という不安を抱きながら、国道204号線を折れて農道に入っていきます。付近には看板も何も見当たりません。ヒントは、自宅でGoogle先生が教えてくれた、よくわからない地図だけです。



林道っぽくなってきたところでようやく看板に出会えました。ああよかった。間違ってなかった。



看板脇にはなんだか風情のあるお寺さんが。ちょっとお参りしてみたかったんですけど、車を置いておくところが全くないので、泣く泣くスルーしてセカンド白糸の滝に向かいます。あと1キロだそうです。



そうするうちに、なんだかそれっぽいところにやってきました。



いいですね。このいかにもーな田舎の風景。畔のスミレの蜜をなめながらトンボやカエルを追いかけていた、幼いがきんちょの頃を思い出します。





はい。これがセカンド白糸の滝です。



嘘です。ごめんなさい。本物はここから500mくらい先にあります。




車を適当に止めて段段に整備された田んぼの脇を登っていくと、滝の入り口に到着しました。目的地まであと150mだそうです。






人がすれ違うのも難しそうな小道をてくてく歩いていくと、ついに出会えました。セカンド白糸の滝です。おお。これは白糸の名にふさわしいまっすぐな落水。




よきかなよきかな。ここまで来た甲斐がありました。





ここはあれなんですかね。修験者さんが打たれる系の滝なんですかね。滝つぼの周りには、それっぽい像がずらりと並んで、厳かな雰囲気を醸し出しています。




こうして白糸の滝を巡る旅の初日は2か所を巡ってミッションコンプしたので、ゆるゆると福岡に向けて戻ることにします。国道204号からセカンド白糸の滝に向かう農道に入るところの交差点にあった農産物の直売所でちょっと買い物してみたり。



どうですかそこの奥さん。こんなに大きいキャベツとたっぷりのほうれん草とみずみずしさにもほどがあるレタスで合計たったの330円ですよ。これはお買い得です。



途中でボタン園なるものの看板も目に留まったので、ここにもちょっと寄り道してみます。





入場料が510円とちょっとお高めです。さてさて、どんなボタンとシャクヤクに出会えるんでしょうね。




おおお。素敵に大輪のボタンがあちこちに。でも、総じてちょっと時期が早かったみたいです。まだまだ青いですね。







園の一番奥には、園内を見渡せる小高い丘がありました。



謎の像の口にはお賽銭?がいっぱい。まぁ、いわゆる観光地あるある的な光景ですけど、これ、どういう目的でお金を投じてるのか…あまり理解できませんでした。(笑)ここでこの謎の像になにがしかを祈るのかな?うむむ。




はい。そんな感じで初日の巡行はおしまいです。明日は、熊本から愛媛を目指すか、山口から広島を目指すか悩みながらこれを書いています。うーん。どうしよ。(残りの「白糸の滝」=8か所)




Posted at 2018/04/29 01:16:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記
2018年04月22日 イイね!

停めて乗って寝て乗って park and ride

停めて乗って寝て乗って park and ride 良く晴れた日曜日。なんてすがすがしいんでしょう。こんな日はがっつり仕事をするに限ります。(嘘)

とあるお客さんのネットワーク構築をせよという指令を受け、こんなにいい天気なのに日が昇る前から熊本に向けて移動です。朝9時に熊本の中心地につかねばなりません。

さて、ここで問題です。20キロくらいある大量の荷物を持って福岡から熊本に行くとき、一番楽に行ける方法は何でしょう。ただし、目的地に駐車場はありません。

正解は…、パークアンドライドです。基山の高速バス乗り場まで車で乗り付けて、熊本行きの高速バスに乗るのが(個人的に)正解です。いやー、だってですよ。大荷物抱えて電車から地下鉄やらバスやら乗り継いで博多駅に行って階段上って新幹線なんて苦行に堪えられますかっての。新幹線車内には、海外旅行サイズのトランクがおけるような荷物置き場もないし。

というわけで、さくっと基山町方面に向かいます。



あれ、行き過ぎた。鳥栖市まで来てしまった。高速基山バス停は、基山PAに隣接されていて、パークアンドライド用の駐車場も完備されてはいるんですが、いかんせん入り口が分かりづらい。気が付くと6キロほど先まで行き過ぎていました。というわけで、いったん戻って無事駐車場に到着。




駐車場からは、階段を使わずに全てスロープ(というか坂道か)だけでバス停に到着できます。うーん、これは旅人思いのよい設計。



パークアンドライドをご存じない方に少しだけ解説します。要は、自分の家から近い公共交通のハブ拠点まで車やバイクや自転車で乗り付けて、そこから先は公共共通機関を使いましょう、というやり方です。直訳すると、「停めて乗って」ってことですね。

さて、高速基山バス停に少し早くついてしまったので、基山PA内を少し散策することにしました。このときの時刻は、だいたい朝6時ごろです。熊本の交通センター行きの高速バスが来るのは6:47なので、ぷらぷらするのにちょうどいい間がありますね。





こんなところに県境があるとは知らなんだ。



おお!華味鶏のハンバーガーっすか!これは食べておきたいなぁ。…と思っても、こんな時間にロッテリアが空いているはずもなく。あえなく撃沈。




さて、適当にPA内を巡ったのでバス停に向かいます。さすがに九州島内の高速バスのハブ拠点と自称しているだけあって、設備はちゃんとしていますね。お客さんは誰もいないけど。まぁ時間が時間だからこんなものなのかもしれません。






佐世保行きのかっちょいいバスが行った後で、これから乗る「ひのくに号」がやってきました。これは西鉄バスの車両ですね。福岡~熊本線は西鉄バスと九州産交バスの2社が共同運航しているので、便によって運航会社が変わります。




日曜とはいえ、始発のこの便はガラ空きですね。でも、乗る側にとっては楽でいいです。最高。



ちょっと車窓の風景をとりつつ、うたた寝しているともうすぐ目的地というところまで来ていました。いやー、やっぱ楽だわ。朝一から長距離ドライブは(空気も綺麗で道路も空いていて、決して嫌いじゃいけど)きついですもん。しかも、今日は仕事での移動だし。






はい。つきました。政令指定都市・熊本市の超中心地です。




奥に見えるのは震災で大ダメージを受けた熊本城ですね。復旧工事が着々と進んでいるようで何より。1日でも早くかつての威厳ある姿を取り戻してほしいものです。



生憎今日はここで丸一日お仕事なので、ぶらぶら観光もままならず。





ネットワーク装置と格闘して、気がづけば夕方5時。さてさて、今日のところはいったん切り上げて福岡に帰りますかね。明日も朝からあるし。



朝はさすがに人通りもなかったけれど、夕方になるとさすがに都会っぷりを発揮してくれてます。正直、鹿児島市とそんなに変わらないだろうと今まで思っていたんですけど、全然格が違いますねぇ。熊本市って都会なんだなぁ。




福岡~熊本間の高速バスは予約もいらないのでふらっと乗れていい感じです。…が、始発ではないこのバス停から乗って、着席できるだろうか…。と思いきや余裕でした。1つ前の交通センター発なはずだけど、私が最初の乗客でしたとさ。そんなわけで、先頭の特等席をやすやすとGetです。



最近のバスの先頭席って3点ベルトなんですね。知らなかった。



高速バスのゆったりシートに疲れた体を任せて写真を撮るというのは、なかなかオツなものです。自分で運転していると脇見できませんからね。






バスのコックピットってかっちょえぇ、と一人感心しているうちに、いい感じで日も暮れてきました。




もうすぐ高速基山バス停です。



ぼうっとしているとあっという間に着くという、この素敵なシステム。いいなぁ、癖になりそうですわ。




バスで疲れも取れたんで、自宅までの道のりも余裕で運転できます。眠気ゼロ。あぁ素敵。カッコイイS2000を撮っちゃう余裕すらありです。



どうですか。CO2削減にも貢献できて体調も回復させてくれる上に、ちょっとだけ運転も楽しめるというパークアンドライド。これが気になったあなたは、…きっと自身の体力に陰りを感じ始めたお年頃に違いありません。(笑)

無理なく、無駄なくカーライフを楽しみ続けるための選択肢として、パークアンドライドはお勧めですよ。(問題点は、お酒前提のプライベート旅行でこれをやっちゃうと、行程の最後の日はお酒が飲めなくなっちゃうことくらいかな。)
Posted at 2018/04/22 22:52:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車じゃないのに的なネタ | 日記
2018年04月18日 イイね!

今日っていかにも競艇日和

今日っていかにも競艇日和初夏と冬の名残が繰り返しやってくるようなこの時期の天気は、日替わり弁当のようにころころと変わります。今日は休みだったのですが、暖かくて晴れの天気的に当たり日だったので、花壇で繁殖する三つ葉とアイビーを少し剪定したのちそそくさと外出します。

やっぱり日光を浴びてビタミンDを体に取り込むと元気になりますねー。年がら年中パソコンモニターのブルーライトでやられている体には、お日様の光でのリセットをかける必要アリですね。



今日は近場をふらふらっとめぐります。あー、ビール飲みたい。でも我慢。



まずは、ここ何年かで人の往来も多くなってきた感があるウォーターフロント地区に向かいます。博多港は、いくつかの大きな埠頭をまとめて呼ぶ大きな港ですが、その中で今回巡ったのは街の中心からアクセスのしやすい中央埠頭(博多駅博多口から大博通をまっすぐ)と博多埠頭(天神地区のすぐ北隣)になります。



中央埠頭には福岡でのコンサートでよく使われる「福岡サンパレス」や「マリンメッセ福岡」が立地しています。ざっくりいうと、陸側はイベント用地で海側は貨物用地になってる感じです。なのでイベントごとが無い日には人の往来もなく閑散としています。今日は駐車場も閉鎖されていたんで、付近の散策はあきらめて、となりの博多埠頭に向かいます。

あの、川の向こうにタワーがいい感じにそびえているあたりが博多埠頭になります。



はい。早速やってきました。車で5分です。



いい感じにそびえていますねー。青空によく映えます。





この塔は「博多ポートタワー」という展望台を備えた港湾管制塔です。高さは100mあります。展望台は中腹の70mのところに備え付けてあって、嬉しいことに入場無料となっています。これは入ってみてみるしかありませんね、ということで早速入場します。



うーん。この武骨な感じがなんともセクシー。



1階は博多港を紹介する展示館です。古代から現代にいたる歴史や港湾の機能・設備に関するもろもろが展示してあります。これはなかなか大人でも十分に勉強になるし楽しめる施設です。無料でこれはすごい。



カティーサーク号と福岡は直接かかわりないだろうけど。しかしこれは綺麗に作られてますね。





そしてお待ちかねのタワーに上がっていきます。展望室直行のエレベータで1分ほど登っていくと、眼下にはコンパクトに良くまとまった博多と福岡の街並みが広がります。





いい天気で黄砂も少なかったせいか、今日の景色はグンバツですね。ヤフオクドームや筑紫の奥地の山並みも良く見えています。(ガラスの網がちょっと邪魔ですけどね。)







さて、健全な博多の散歩を満喫したら、そろそろ今日の本来の目的地に向かうことにします。ここです。「ボートレース福岡」です。いわゆる福岡競艇場ですね。



とりあえず、車はタワー下に置いたままで無意味にバスで向かってみます。そもそも、ポートタワーからは歩いていける距離なんですけどね。何となく観光気分で乗ってみたくなったので。




はい、たどり着きました。今日はG1のマスターズ戦が開催されています。G1というのは競艇のレースグレードのことで、競馬で言うところのG2に当たるのかな?という感じのレベルに相当します。(競艇にはSG→G1→G2→G3→一般戦というグレード別があります。)こういう日には楽しいゲスト芸能人も訪れたりするので嬉しい限り。あ、入場料がかかります。でも100円です。






正面ホールの奥に進むと広がる水面では、水上の格闘技とも呼ばれるほどの熱い真剣勝負が繰り広げられています。競艇は1戦ごとに6艇が3周を周回して勝敗を決めます。ガンガン超速で回るので、勝負は1-2分であっというまに決まります。マスターズ戦に出場している選手たちは、いわゆるベテランが多いので速さだけじゃなくてテクでも駆け引きでも見ごたえありありです。





まぁ遊びとは言え、お金を賭ける勝負事ですから負けるわけにはいきませんね。なので、華麗に勝つためのゲン担ぎをするところから始めます。ここは2階にあるレストランです。この殺伐とした独特の雰囲気には(賭けるほうに)本気モードの男たちの背中がよく似合います。



よし!華麗に勝つべし!



ありゃりゃ。負けた。




だがしかし、実はそんなことはどうでもいいのです。(笑)だって本当の目的は今日来るゲストを一目見ることなんですから。負けたお金は、いわばお布施ですよ。



来たーーー。小島みなみさま。小っこくてかわえぇなぁ。(知らない人は決してググらないでください。危険です。)



はい、以上。今日はここまで。

あーっと。そのあと、追加で買ってさらに負けがこんだということは秘密です…。






Posted at 2018/04/18 22:40:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 近場のちょい乗り | 日記
2018年04月15日 イイね!

米つきしつつ米作りの現場に期待を込めて

米つきしつつ米作りの現場に期待を込めて4月の中盤は晴れたり曇ったり、暖かかったり寒かったりで忙しい気象状況でした。

一方で仕事のほうも新年度体制に切り替わりーの、引き継ぎ引き継がれの仕事がたんまりと圧し掛かってきーの、業務予定は半分以上破綻しながら4月の情報処理技術者試験日を迎えつつーので汗かく暇がないくらいのてんてこ舞いな状況でした。

あーあーあーもー疲れる。

というわけで、まずは体力・気力維持のための大前提、「食」の基本をなすお米の用意を始めるところからスタートです。4月の2回目の週末、よく晴れた郊外の道をひょひょいとかっ飛ばしてこんなところへ向かいました。




都会の人は見たことないかもしれませんが、ここはコイン精米所です。100円で10キロまでの玄米を精米することができます。非常にリーズナブルです。…が、一人暮らしの私には10キロのコメは多すぎる!というわけで、今回は5キロほどを精米しに訪れました。5キロだと50円になるというわけではないんですけど、まぁそこはなるべくおいしくお米を食べるためのコストと割り切ってですね。




スーパーのビニ袋に詰め込んだ玄米を、ここに放り込みます。




んで、100円を投入して精米ボタンを押したら、あとはお任せです。おいしい白米が降ってきます。ちなみにこの米、以前に行った山鹿温泉で偶然知り合った現地の農家のおっちゃんから30キロ7000円で購買した、うんまいお米です。(菊池とか山鹿のあたりのお米は旨いんですよー。)



はい。精米終わり。



これ食って来週から頑張るぞーっと意気込んでは見たものの、迫りくる仕事という圧倒的多数の敵勢に気圧されて心も体も萎れ気味です。

それじゃぁいっちょ運転に繰り出すか!ということで、その次の週末はちょっと近場で少し遠いところにある朝倉市近辺をめぐってみることにしました。天気は大荒れでしたが。



まず向かったのは、日本の棚田100選に指定されている「白川の棚田」というところです。たぶん誰も知りません。(ちょっと失礼過ぎる言い方だな…。あまり観光客が押し寄せない閑静なところと表現すべきだな。)ここへは福岡県道66号線というなかなかの険道を通っていきます。





いいですよね、棚田。日本の原風景です。ちょっと天気と時期があれだったのか、青々とした水田を拝むことはできなかったのですが、こんな感じで段々に谷間に沿って広がる田んぼの風景というのは、なんとなく見る者の心を落ち着かせて穏やかにさせてくれます。今年もきっと素敵に素晴らしいお米を作ってくださるんでしょうね、とほっこりしながらしばし観察します。



が、風雨があまりにも強くて10分ほどで撤退です。(笑



次に向かったのは、棚田の下に広がる秋月の城下町です。良く晴れた小春日和の候には、桜やツツジ、アジサイや菜の花なんかも咲き乱れて、古くからの風貌を保った町並みを鮮やかに彩っているのですが、今日はもうだめです。天気が最悪です。観光客なんか誰もいません。(笑




でも、めげずに城下町散策に向かいます。秋月城址の目の前を横切る馬場の道は秋月観光の中心になるところです。沿道には郷土館やお茶どころ、お土産店舗が軒を連ねます。




ありゃりゃ。郷土館はちょっと前に閉館しちゃったみたいですね。




しかし、めげずに門扉の隙間からかつての施設のあり様を盗み見たりしてみます。(もったいねー。施設はあるんだから、遠巻きにでも見せるだけ見せてれくれればいいのに…。)



そうして、郷土館の閉館に合わせて開館した「朝倉市秋月博物館」に立ち入ってみます。去年の10月に開館したばかりなのに、もう入館者が1万人突破しちゃったんですね。すごいや。




館内はほぼ全域で撮影NGだったので、そそくさと次のお目当てに向かいます。秋月城跡です。




実はここ、半分は中学校に乗っ取られているんですがお堀や門、石垣なんかが当時の佇まいを残してくれています。





いやー、ここの中学校の生徒は幸せだなぁ。秋月氏といえば、島津家とともに幕末まで家を残した名家です。そんな偉大な祖先が本拠とした地で学べるなんて。あぁうらやましい。(元々の秋月藩は福岡の黒田藩の支藩として開設されました。)




あいにくの風雨で、存分に満喫することはできなかったのですが、とりあえず軽くドライブできてスカッとしたので良しとします。



とはいえ、この日(4/14)は、春の情報処理技術者試験の前日。こんなことしてていいのか?という疑問はちょっと忘れてのドライブ紀行でした。(試験は秋にまたがんばります。)



Posted at 2018/04/15 19:27:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 近場のちょい乗り | 日記
2018年04月08日 イイね!

冬を探しに哀しみ本線 ~雨と温泉・ふられまくりの下関・日本海路~

冬を探しに哀しみ本線 ~雨と温泉・ふられまくりの下関・日本海路~大陸からの寒気の張り出しのせいで、ここ数日の日本列島は東も西も激しい寒さに見舞われています。自宅では何週間かぶりに暖房を入れているありさまです。偏西風の蛇行で北半球の気象環境がいろいろと壊れているのが原因なんでしょうけど。

まあ、あれですね。偏西風さんを怒らすと怖いですね。

抗いようがない自然と気象状況にただ屈してコタツで丸くなるのも癪なので、今回は「過ぎ去ったはずの冬を探しに行こう!」というコンセプトのもと、ふらっと日本海を見に行こうと思います。福岡市だって日本海に面してはいるものの、なんか違うんですよね。なのでちょいと遠足です。



日本海といえばやっぱ本州でしょ。ということでぴゅーっと高速を飛ばして関門海峡を渡り、下関市の裏側方面に向かいます。国道191号線に沿って一路北進です。



いやー。この国道ってば想像以上に海に近いところを走ってるんですね。大潮だったのかもしれないけれど、なんなのさと思えるくらい海面からの飛沫が走行中の車体に降りかかってきます。




いいね。これぞ冬!これぞ日本海!降りしきる雨と雨雲のおかげで一面灰色の寒い世界!外気温は8度あるけど気分は氷点下!






意外とあっさり冬を見つけてしまったので、より一層刺激的に楽しいところはないかと地図とにらめっこしていると、下関市の東隣にある長門市との境目辺りにひょっこりと突き出た岬があるのを発見。ここに行けばもっとすごいかもー、と期待に胸を膨らませてもう少し北西に進んでみることにしました。

途中、道の駅「北浦街道ほうほく」というところにトイレ休憩を兼ねて立ち寄ってみます。



写真で伝えられないのがとても苦しいんですけど、この日の風はなかなかすごいんですよ。背の高い車であればハンドルを取られるほど。



何か食べていこうかとの思いも頭をよぎったものの、この天候ではろくに魚もあがっとらんめぇと思い直し、海鮮系押しのフードコートを後にしました。



海鮮系がダメとなったらお肉か!というところで何かと気になるこの地のこの地名。



思わず牛丼の特盛の絵が頭に浮かんできて離れなくなるようなこの地名は「こっとい」と読みます。ちなみに付近には吉野家はありません。こちらもあとで訪れようと思いながら、ひとまず岬を目指して先に進みます。



そして、やってきました「川尻岬」です。いいですね。このみさきみさきとした感じ。突端をとったんぞーって気分になって高揚します。




だがしかしですね、ここは岬で遮るものがなにもないが故、風が強すぎて強風の域を超えて突風のレベルになってました。油断すると断崖から転落しそうな勢いです。(これも写真じゃ伝わらないですよねー。)真正面に風上を向くと息ができないくらい強い風なんですよ。






撮影後、車内に戻って強風のせいで出てきた涙がメガネに残っていたので拭きとります。



ついでに近くにあった「楊貴妃の里」というところにも立ち寄ってみました。お寺さんでした。敷地内には国宝が眠るお蔵もあったんですけど、土曜のお昼だというのに営業終了だそうです。ちーん。




あ、楊貴妃さん関連はこんな感じです。




そんな感じで心も体も十分に冷えてお腹がすいてきたので、熱源を求めて少し内陸に入り込んでみます。国道191号線をそれて国道435号線で美祢市方面に進路をとります。

さきに道路標識にでていた「特牛」で小休止(寒いのでトイレ休憩が近いw)しつつ、さすが首相のおひざ元といわんばかりの快走路をひた走ります。




ここ特牛駅ではかつて映画撮影があってたようですね。名勝・角島に近いこともあって、ついでの観光客がちょくちょく立ち寄っているようです。





さての後、付近の道路わきに看板がでていた「滝部温泉」とやらに向かいます。自ら西日本の名泉と銘打つからには相当なものなんだろうというわくわく感満タンで道を急ぎます。

で、たどり着いた滝部の地ですが、、、なんということでしょう。



ここはすでに廃業していたようです。道中で4-5か所は看板(それも汚れすたれていないもの)を見かけていたので、よもや廃業しているとは思いもよりませんでした。これは残念。




ということで、再び地図帳とにらめっこしてみると、付近に「荒木温泉」という温泉があることが判明。しゃーない、そっちにするかと再び国道435号線に戻って南下するも、なかなか看板が見当たりません。いつの間にか、かつて訪れたことのある菊川温泉のあたりまで来てしまっていました。(どうやら、荒木温泉もずいぶん昔に廃業していた模様…。)

日本海の荒波を受けて冷え切っていた心と体は、この時点でもう冷凍庫状態です。なんだか、何もかもが面倒になってきました。

そんなわけで、とにかくお腹もすいていたので食堂を探すこともなく、近所のスーパーで出来合い総菜を買ってすます作戦に変更しました。



ところが、この「スーパー丸和」の惣菜が旨くてびっくり。和え物は味が濃すぎることが多いんですけど、これは京風あっさり系。煮しめも冷えた状態なのに味がちゃんとしみ込んでいて竹の子もたっぷり入っていてお得に美味。そしてメインの天丼がこれまたうまい。



全国のスーパーさん、丸和さんの惣菜コーナーを是非一度視察されてみてください、と声高に叫びたくなるほどの旨さです。うーん、これはかなり想定外の嬉しい誤算。



そんな感じでメインの目的は達成したものの、そのほかがちょっと残念な感じになった中にも嬉しい発見があったりした今週の小旅行でした。

あ、最後はちゃんと洗車してきましたよ。海水をたんまりとかぶってきたからですね。(この直後、再び雨が強くなってきて黄砂交じりの雨を食らったということにはもう触れたくない。もう知らん。)




Posted at 2018/04/08 08:48:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 高回転でちょいと遠乗り | 日記

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