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しげ爺太のブログ一覧

2020年02月24日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「は行」編の7/完結・統計)

市町村名の頭文字追跡巡行(「は行」編の7/完結・統計)昨日UPした「その6」の続きです。

2月7日午後から10日午前にかけて「市町村名頭文字巡行」の「は行」5自治体をすべて無事に巡り、揚々とした気分で福岡市へと戻る行程からのお話再開となります。…ええ、はい、戻るだけです。(笑

今回の帰路は、国道9号でずずいっと走って行くと山口市あたりで混雑に遭う可能性もあると思い、萩・長門方面の国道191号を目指して走ることにしました。若干距離は伸びますけど、誤差程度かと。






島根県内の名だたる名所名跡を完全にスルーして、えっさほいさと国道9号を西進します。…下関まで277キロということは、福岡市までは350キロ以上…。さぁ頑張って走り抜けますよ!







日も傾きかけたころ、山陰道の江津ICに出くわしたので再びワープ!





そして、萩市の手前で国道191号を捕まえたら、あとはまっすぐ走るだけです。宍道湖から萩市までだいたい2時間半。時刻は日暮れも近づいてきた16時。思いのほか(高速も使ってますが)順調に流れました。これなら、当夜中に福岡市までたどり着けそうですね♪






途中で見かけた「須佐ホルンフェルス」(マグマの熱で作られた奇岩)の案内にそーとー惹かれながらも、ここもバッサリと見学を断念し、潮風を受けながら先を急ぎます。






そうこうしていたら、いつのまにか萩市の市街地付近に到達。ここまで来るとなんか安心できます。福岡市まではおおよそ200キロを切ったことになりますんでー。^^






そのまま続いてガンガン走り、気が付けば長門市に入っていました。長門市といえば、国道191号沿いで目立つ「フジ」に寄らない手はありません。かつてお見かけして惚れてしまった「鯖の棒寿司」を求めて、いざ店内へ。






で…探してみたのですが、見つからず。失意のまま帰路に戻ります。ちなみに、棒寿司ってのはこんなんです。どうです、でかいでしょう?これで確か500円ですよ、奥さん。


(写真は2018年10月撮影)

国道に戻ると、辺りは一気に暗さを増してきました。さぁ急げ急げ。





そのまま下関市に突入したら、渋滞忌避のために関門海峡を橋で渡って福岡市まで一気通貫します。(もう疲れ果てましたww






そんな感じで、通算だいたい80時間ほどで無事に福岡市へ舞い戻ってきました。おつかれ、自分。




「は行」巡行の総走行距離は、おおよそ1,840キロ。静岡県まで出張った「な行」には及びませんが、そこそこ走った模様です。途中の給油は宇部市(149円)、宍粟市(142円)、宝塚市(162円)、益田市(151円)での4回という結果になりました。 ※値段はハイオク価格



巡ったルートはざっくりこんな感じです。



そして、実は今回の小旅行の最終盤、九州道の宮若市付近で飛び石被害を受けてしまいました。…これは地味に痛い。写真で撮るのがちょっと難しいレベルですが、少しフロントガラスにひびが入ってしまいました。これは近々治します。(どなたか、最近になってみん友さんの中でガラス補修されていた方がいらっしゃったんですが、どなたか思い出せないwww

あ、こちらは長門市の「フジ」で、棒寿司の代わりに購買したおつまみセットです。たしかこれで500円くらいでした。やっぱあの店すげーっす!!



では。長丁場にお付き合いいただき、誠にありがとうございました!!



(了)





Posted at 2020/02/24 18:39:46 | コメント(10) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年02月23日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「は行」編の6)

市町村名の頭文字追跡巡行(「は行」編の6)昨日UPした「その5」の続きです。

2月の7日から9日にかけ頭文字巡行「は行」の「は」から「へ」までをクリアしたのち、いろいろ寄り道しながら最後の「ほ」で始まる自治体へと向かう道中、鳥取市で体力の限界を感じて1泊した後からの話の続きになります。目指す「ほ」の自治体は(西日本ではそこそこレアなのに)鳥取県に2つもあるんですが、今回目指すのは海沿いの「北栄町」のほうにしてみました。大山の麓の伯耆町は、また今度春以降に目指すことにします。(閣下、すみませんw)

というわけで2月10日の早朝6時、張り切って起きてみたらば、天気は見事に雨です。だからといって走らないわけにはいかないので…雨雲よりもどんよりとした気分で宿を出て、朝食を求めに鳥取駅まで歩きます。(すぐそこ♪)




で、前夜に泊まった「東横イン」なら無料で朝食も付いているのに、なんでわざわざ外に出たかというと…こんなお店があるのを見過ごすわけにはいかないから。さすが鳥取!蕎麦も砂丘で鍛えられた味(かな?)を提供していただけるようです♪





…とまぁ、あんまり適当なことをいうと怒られそうですね。こちら「砂丘そば」さんは、鳥取駅で(正確には調べ切れていないんですが)半世紀以上も営業を続ける老舗です。鳥取市民なら親子3代にわたって知った味なんでしょうね。絶品のアゴちくわがアクセントになった、やさしいお味のそばです。これはお勧め!!(がっつりトッピングしちゃって目立たなくなってますが、中央のそれがあれ。)




口福に満腹感を得たら、今度はちょっと散歩して眠気覚ましを。飛び石連休の中日(月曜日)ということで、そこそこ通勤・通学客が集まってきだす時間帯となり、駅も賑わってきました。





そんな散歩の道すがらで見つけたこの看板。…鳥取県のモーニング文化って、実は名古屋にも負けてないのでは?と思わされるお値段です。あぁ、惹かれる。鳥取市にはまた来よう。すぐ来よう。(笑




すなば珈琲も体験しなきゃ!(その前に、鳥取砂丘もー。)




そんな感じでエネチャージとフィットネスとを無事に終えたらば、そそっと帰路へと出立します。…相変わらず雨雲はしつこく居座っている状況ですが。><;




ただ、その前に鳥取城跡の片鱗だけさくっと観覧。県庁裏の小高い丘の上がそれです。






…と、遊んでいたら雨脚が強まってきたので、とっとと国道9号で西へ逃げます。(笑





そのまま国道9号は海辺へ。なんというかステレオタイプのイメージ通りな景色で、来たぜ日本海!的なドライブを堪能できます。これで長距離デコトラにでも出くわしたなら…最高に絵になるんですけどね。^^







そうして走り続け、道路脇に風車が目立ち始めたら、あたりはもう「北栄町」の町域です。ついにやってきました「ほ」の町・北栄!!足掛け3日の小旅行も、ついにエンド近くまでせまってきたと思うと、感慨もひとしおです。





さて、早速役場を探しましょうか、と意気込んでいると目に飛び込んできたのは「青山剛昌ふるさと館」の案内看板。こちら北栄町は、コナン君の生みの親「青山剛昌」の故郷なんです。





せっかくなので…混みあう時間帯になる前に、ちゃちゃっと見ていくことにします。






こちらは入館料が700円@大人1人と、そこそこするんですが、館内撮影は「原画の接写を除いて可能」という太っ腹な対応です♪さっすが青山先生。^^






それにしても、ここまで出身作家と故郷とが仲良くやっておられるのを見ると、ほっこりするとともに羨ましくもなったりします。いいですね北栄町。そんないい気分のままに、コナン通りを通ってちゃちゃっと役場へと向かいます。






降る雨もものともせず、ものの5分でコナン通りを駆け抜けて、ついにやってきました北栄町役場。役場名碑の「北」の部分がちょっと色違いなのは、こちらが元々「大栄町」だったから。石碑の文字だけ差し替えってのも、なかなか斬新で面白いですね。(加工も上手いですし、数年で同化するかな。)






そして、無事に役場と愛車の写真を撮影し、「は行」の巡行はコンプリートとなりました。いやいやー、めでたい♪神様、みなさま、今回も安全運転を見守って下さってありがとう!!





そうしたら、あとはゆるゆると流しながら福岡市に帰るだけのエピローグ編となるわけですが…近くにはコナン君の名前を冠した、JR山陰本線の「由良駅」もありますんで、手始めにそちらも見学を。






さすがに米子市と倉吉市の間にある駅なだけあって、列車の便数は多いです。




なんだか面白そうな駅なので、入場券を買ってホームへも進入~♪






すると、タイミングがいいことに素敵に青色が映える車体の列車が入線してきましたよ。なんでしょうね、これ。3セク会社っぽいデザインですが、グリーン車マークはJRのそれが付いています。…で、調べてみたら特急「スーパーはくと」のようでした。智頭急行の車体を使っているんですねー。





駅舎には観光案内所も併設されているので、そちらも見学を。







なんだか元気が感じられていい町です、北栄町。



そうして、さぁ帰りましょうかと気持ちを切り替えたころ、天候もなんだかいい感じに(いまごろw)回復してきました。時刻はそろそろお昼です。何か買って食べましょうかね、と思っていたところで目にとまったのが、最近ご近所ではとんと見かけなくなった「小僧寿し・sushi花館」の看板です。こりゃぁいい、と早速にぎりを購買して帰路を急ぎます。






途中で天気はころころと変わりつづけ、島根県に差し掛かる手前で豪雨に見舞われたりもしながらも、なんとか山陰道の有料区間=松江市近辺まで到達。







そのままさらにしばらく走って、たどり着いた宍道湖PAで宍道湖でも眺めながら寿司食うべ、と休憩に入ります。幸い、雨も上がってきましたしね。




降り続いた雨のせいで「きれい」とは見えない濁った感じの水面ですが、なんとか湖のビューポイントをおさえて駐車したら、早速ランチの御開帳~♪…数十年ぶりに小僧寿しを食してみたんですが、これコスパよすぎですね。近くに店舗できないかなー。^^





とまぁ、そんな感じでのんびりしつつもさっさかと帰っていくわけですが、ここらで3万字となりましたので、次回へ続きます。

次回…なに書きましょうかね。統計編でもくっつけて1本何かまとめます。(笑)

とりあえず、お付き合いいただきありがとうございました!!






Posted at 2020/02/23 10:04:01 | コメント(11) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年02月22日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「は行」編の5)

市町村名の頭文字追跡巡行(「は行」編の5)3日前にUPした「その4」の続きです。

なにげに自身過去最高レベルに順調なペースでこなしつつある市町村名頭文字巡行「は行」の章も、浜田市(島根県)→広島市→府中町(広島県)→平群町(奈良県)とたどり、残すところはあと一ヶ所「ほ」で始まる名前の自治体を目指すのみとなりました。

レポート再開となるこの時は2月9日・肉の日の13時ごろ。大阪市から国道176号を伝って兵庫県の山奥・丹波市に差し掛かったところまで来たあたりからの話になります。





国道176号と175号の交差点につながる兵庫県道7号線を直進すると「北近畿豊岡自動車道」なんて長い名前の高規格道(国道486号のバイパス)と出会えます。それに乗ってびゅーんと走ると、自動的に京都府の西端を経て鳥取県に入れますんで、素直に乗ってみます。…正直言って、雪が怖いんで旧道で山越えするのを避け…日和りました。(笑





へー、加古川ってこんなところから流れてるんやねー!なんて感動しながら快調に走っていくのですが…正面に見える山々は総じて雪をかぶっている模様です。若干、気を引き締めながらこの先に連なるトンネル区間へと挑みます。






トンネルを抜ければ抜けるほどに道路脇の残雪が嵩を上げていきますね。





はてさて、このまま夏タイヤで走り抜けられるんやろか…。(汗




途中、沿道最長の遠阪トンネル(ここだけ有料)まで差し掛かると…完全に景色は雪国の様相に。幸い、路面の雪は除雪されていて凍結も無いようなので、このまままっすぐ突っ切ることに。気温は3度もあるので…なんとか行けまいか。






…なんとか行けたようです。チェーン規制にもあわず、遠阪トンネルから先は山を下るにつれて残雪量は目に見えて減ってきました。…勝った!走り切った!!^^






しかし、勝ったと思ったのも束の間、やっぱ高規格道を下りてみたら…雪すごい。これはまずい、とコンビニで小休止しつつ緊急一人作戦会議を開催。





当初、高規格道の終点「日高神鍋高原IC」を降り、ぶつかる国道482号でそのまま神鍋高原を抜け、国道9号経由で鳥取県入りのルートを考えていたんですが…道路脇の残雪を見ると…夏タイヤで標高1,000m級の高原を走り抜けるのは怖すぎます。




なもので、ここはおとなしく豊岡市方面に抜けて国道178号で安全策をとることに。



円山川沿いの堤防道から市の中心部に向かうと、国道426号を経て178号に乗れます。そうすれば鳥取県まですいすいすー♪






雪は相変わらず残ってる状況ですが、山を下りきればそのうち雪も消えます。さぁ、がんがんと鳥取市方面へと急ぎましょう。





国道178号沿線では徐々に「山陰近畿道」の整備が進んでいますので、一般道と高規格道とをちょくちょく乗り換えて西へ西へと向かいます。





この辺の高速道整備が完了したら、(無料区間でしょうし)ずいぶんと利便の良い道路網になりそうですね。これはうらやましい♪


(画像は鳥取県の公式サイトより拝借)

そんな感じで、鳥取市まであと30キロほどと迫ったあたりの「新温泉町」という素敵な名の町で懐かしいものを見かけたのでちょいと休憩を兼ねて見物を。





かつては大きな駅の傍らでよく見かけていた「給水塔」です。




ここはJR山陰本線の「浜坂駅」。沿線ではカニの看板もちらほら見える、風情のある駅です。停車しているピッカピカのキハ40もいい感じに旅情をそそってくれます。…山陰線を電車で走破したら、面白い景色にいっぱい出会えそうですよね。「余部鉄橋」も近くにありますしー。




おまけに、駅の隣接地にはバブリーな香りを残すリンカーンの残骸も。なかなかの美車です。こういうのを見かけると、一層強くあぁ郊外に来たんだなぁって気分に浸れますよね。(笑




そうしてちょいっと気分をリフレッシュさせたら、引き続き日も傾きかけた日本海沿岸の道を再び西へ。こうしてようやく太平洋側の和歌山から日本海側へと到達できました。やっぱ冬の日本海は荒ぶっていて、絵になりますね。




海を見たら気分も盛り上がってきたので、近くにあった「居組漁港」というところにちょっと寄り道を。港内は路面凍結防止の流水であふれていました。これで融雪剤も流れ落ちたかなー。(笑





そのまま港の奥のほうに伸びる海岸沿いの旧道で一休み。





日本海は、ほんと波打ち際がダイナミックでいいですねぇ。思わず「哀しみ本線日本海」を口ずさんでしまいます。…心は全然寒くないですけど。^^;





さて、存分に海の景色で癒されたなら、再び国道に戻り鳥取市方面へと急ぎます。何気にこの日は兵庫県のたつの市を未明2時に出てから走りづめです。奈良県・和歌山県・大阪府…よく走ったもんです。そろそろおじさんのライフポイントは底をつきかけていますんで、鳥取市内でゆっくり1泊することにしました。






そうして走り通しての16時半。日暮れ前に鳥取市の中心部にたどり着けました。さすがに駅前付近は賑わっていますね。大丸もあるし。(ちょっとびっくりしました!)





当夜のお宿は、ワタクシ馴染みの「東横イン」。当初泊まる予定はなかったので…ポイントカードを忘れてきたのがちょっと痛かったです。(笑




さ、一服したらさっそく夜の繁華街へ。





お魚がおいしそうなお店をいくつか見繕いつつ、えいやっと飛び込んだのはご当地チェーンの「炉端かば」さん。







「山陰をこよなく愛する店」のキャッチに惹かれてしまいました♪




言葉通りに山陰愛あふれるメニュー表から選んだ酒のアテはこちら。お刺身は言うまでもなく鮮度よくてぷりっぷり。ちょいと赤みがかった揚げ物は、「赤天」というご当地名物。魚のすり身に唐辛子を練りこんだ、オトナな逸品です。




そしてこちらは、地場産「大山白ネギ」を豚肉で巻いた串。これネギの甘みと塩コショウの味付けが程よくマッチしていて最高でした。




いやー、鳥取の居酒屋さんのレベル…なかなか高いですよ!大通りもなんだかきれいでおしゃれですし、気に入っちゃいました!!





と、こんな感じにいい宵の口を迎えたところで、3万字制限も迎えたので…またまたぶったぎりです。

次回は必ず「ほ」の町に到達します!

まいど寄り道ばっかですみませーん。m(_ _)m




Posted at 2020/02/22 10:16:20 | コメント(8) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年02月19日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「は行」編の4)

市町村名の頭文字追跡巡行(「は行」編の4)一昨日UPした「その3」の続きです。

頭文字巡行も後半に差し掛かった「は行」の4か所目「へ」の平群町役場との愛車ショットも(なんだかなぁ…という気もしながら)撮影を終えたので、漸うと5か所目の「ほ」の自治体へと向かうところからの行程報告の再開です。

ときは2月9日の未明5時すぎ。せっかく人出もまばらなこの時間帯です。狭い路地の奥にある近鉄生駒線の「平群駅」を目に焼き付けてから平群町を離れることにします。あぁ…斑鳩の悠久の郷・平群。短い間でしたが、お邪魔しました!^^






今度は昼間に来るべー、と心に誓いながら国道168号でまっすぐ南に下ったところで出くわした国道25号・西名阪道の「香芝IC」からちょいとしたハイウェイトリップを試みます。





そのまま幾つかの路線をえっさほいさと乗り継ぎ、夜もいい具合に明けてきた6時半ごろ、たどり着いたのは和歌山県の「和歌山南IC」。





えーっと…実は和歌山県には「ほ」で始まる自治体は無いんですが、ちょっとした気まぐれで寄り道した次第です♪いやー…めったに来る機会ないですしね。



インター出口に接続されたやたらと綺麗なアクセス道路を伝い、がんがん和歌山市中心部方面へと走り続けます。気持ちいい~。




で、実は「和歌山南IC」で高速を降りたのには訳があるんです。

ワタクシが個人的に崇拝しているユーチューバー「福本児童舎」さんの工場がこの辺にあるということなので、ちょっと見に来たところだったりして。(笑




ああ、いつぞや見たことがある…奥様のシエンタが可愛い。



といった感じでプチ感動したら、次に向かうは和歌山市の中心部。ついでのついでで、紀州徳川家の史跡・和歌山城も訪れてみましょうか、といった具合で10分ほど北方へ走っていくと、さっそく天守閣のお姿が目に飛び込んできました。





流れで県立の美術館脇に利便のいい駐車場空車枠を見つけ、そのままそそっと停めたらさっそく徒歩で城門へとアプローチしていきます。





いい感じに年を重ねてきたことがうかがえる「追廻門」を1歩くぐったら、そこはかの有名な徳川吉宗公もたたずんでいたことがあるかもしれない、葵の紋所の高貴な地。





雰囲気あるお堀のような「鶴の渓」と呼ばれる小路を伝って奥の本丸方面へと向かうと、妙にそそる「紅葉渓庭園」という名の日本庭園が広がります。残念ながら9時までは園に立ち入れないんですが、脇の高台からちょっとだけ様子を拝むことができます。うーん、間近で見たかった。





そしてこちらが本丸。昭和になってからの再建城ですが、堂々たるそのたたずまいが往時の徳川の勢いを示すよう。思わず見惚れてしまう美しさですねぃ。






早朝8時前で開店準備中だった売店のおばちゃんと「寒いですねぇ」なんて会話をしていたら、開店前にもかかわらずおみやげを売ってくれるというではないですか。そそっと和歌山ラーメンなんぞをチョイスしてみました。和歌山県民優しいですね!!おばちゃん、ありがとう♪^^






そんな感じで朝からほっこりと満足させてもらったら、元・国道26号の和歌山県道752号で大阪市方面へ。寄り道はこのくらいにして、とっとと「は行」最後の自治体へと急ぎます。なお、紀伊半島から福岡市へと戻る途中にある「ほ」で始まる名前の自治体は3つのみ。

鳥取県の「伯耆町」と「北栄町」、そして山口県の「防府市」です。



今回は天気もいいですし、なかなかに行程も順調なことから気を大きくして鳥取県方面に出たのち、国道9号でゆうゆうと西へ向かうことにしました。





大阪府境を超えて最南端の岬町に至ると、整備中の国道26号バイパスと出会えたので、ちょいっと乗ってプチワープ♪






その流れで、すいすいっと泉佐野市を超え、岸和田市、堺市あたりの泉南・泉北地域を抜けたら、もうそこは大阪府のど真ん中です。やあやあただいま大阪市。






引き続き国道26号をたどり、大阪府を南端から北端へと大縦断してみます。







大阪市の縁の淀川を越えて走り続けたら、兵庫県はもうすぐそこ。





宝塚市に入ると、だいぶ車が詰まってきました。今回の「は行」の巡行中、一番混雑していたのはここ。やっぱ大阪の郊外は混み具合が激しいですねぇ。





でも、そんな混雑も宝塚劇場前を過ぎたら解消~♪





どことなく昭和の空気感を残す高台のニュータウンをわき目に一目散に駆け抜けて、福知山市経由で一気に鳥取県入りを目指しましょう。





あんなに良かった天気も、山間の三田市あたりまで来てみると…厚い雲に覆われるようになり…なんだか雪の予感が。さすがに、日本海側の気候をなめてはいけなさそうですね。しかし、ここまで来て後戻りするのも癪なので、覚悟を決めてそのまま北西方面へ。




次いで丹波篠山市に入ると、山並みの植生もなんだか雪国のそれのように様変わりして、寒々しさをいい感じに演出してくれます。なんかイイ。道路わきには残雪も見られるようになってきたし。






まぁ、でも気温もなんとか4℃をキープしているので…なんとか夏タイヤでも走破できるやろ、とのんきに構えながら丹波の山中をさらに奥へ奥へ、と。





でも、なんだかあたりの様相は、当初の想定をはるかに超えた雪国っぽさを呈してきています。幹道を逸れて一歩わき道に入ったらば…ほらこのとおり。皆さんはちゃんと冬には冬タイヤを履いてくださいね。ワタクシは…世間知らずの愚か者です。(笑





そんな感じで、若干この先の道程がどうなるやらと心配になりながら、いったんこの辺でお話をぶった切ります。



引き続き、日本海側を目指して山越えしていく模様をお届けします。結果的には、今こうしてblogをUPできているので無事に帰ってこれた、ということなんですけど…繰り返しますが、みなさん冬タイヤはちゃんと用意しましょうね♪



では、引き続きご覧いただければ幸いです。^^







Posted at 2020/02/19 07:32:33 | コメント(7) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年02月17日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「は行」編の3)

市町村名の頭文字追跡巡行(「は行」編の3)一昨日UPした「その2」の続きです。

ときは2月8日の土曜日午後。「は行」の頭文字巡行の途上、広島県の東部内陸にある府中市の上下町で昔ながらのレトロ街並みと雛飾りを堪能したのちに、現地で紹介してもらった隣町・神石高原町の温泉施設「ゆっくら」へと向かうところからのお話再開になります。

早朝から照っていた太陽はいつの間にかそのなりを潜め、しまいには小雨模様となってしまいましたが…なんというか高原の街には灰色の空が似合う気もするので、まぁいいかと気持ちを切り替えて、さくさくっと広島県道25号と27号でさらに山奥の方へと向かいます。




途中で出てきた県道416号に折れて目下拡張工事中の隘路を抜けたら、そう待たずに「ゆっくら」とご対面~♪想像していたより大きな施設です。いわゆるスパですね。






実はこちら、当地のお寺さん「光信寺」が運営する施設なんだそうで。社寺の多角経営化も、ついにここまで来たか!とびっくりです。







加えて、広島県民のカープ愛にもなおびっくり。(笑




で、肝心のお湯のほうは(循環泉でカルキ臭がするとはいえ)ひっろーい浴槽2つにジェットバス、露天風呂にサウナと、スパとしては申し分のない設備です。しかも、きれい♪地元民がおすすめするだけのことはあります。





実は…2年ほど前までは、さきに訪れた上下町に近いところで「矢野温泉」という温泉もあったんですが、営業を休止してしまったようで。…ああ、残念。



そんな感じで、前夜・広島市役所前での車中泊の汗をきれいさっぱり流したら、そろそろ本腰を入れて奈良県「平群町」へと向かうことにしましょう。いい加減にしないとたどり着けなくなります。(笑

幸い、神石からは国道182号を伝って少し北上すれば中国道の東条ICにたどり着けます。途中の油木という地区にはループ橋もあるようですし、ととっとその経路で近畿地方までワープを目論見ます。





しかして、なんだか見慣れない「の」の字の交通標識をパスしたら、話題のループ橋「油木大橋」が見えてきます。…雪が積もってなくて本当に良かったー!と思いながら通過していきます。






そうこうしていくと東条IC近くの街にたどり着きました。さぁ、ここから一挙に高速道で300キロ先の平群町へと行きたいところなんですが、先立つガソリンがあんまりありませんね。(笑





とりあえず、いけるところまで。…結果、なんとか岡山/兵庫県境は越えました。





なんだか全く土地勘はないんですけど、「山崎IC」でいったん高速を降りて給油をば。宍粟市って…どこでしたっけ?




でもでも、この辺ってガソリンが安い神地域なんですねー♪ハイオクが140円前後って値段表示はひっさびさに見ました。そして、宍粟市ってたつの市の北側に隣接してるんですね。勉強不足でした。





そうとなれば、せっかくの機会なので揖保川沿いを下って竜野の街にでてみましょう。





30分ほど走ってJRの本竜野駅前に着いたら、そそくさと駅前駐車場に駐車します。…ここ、驚くべきことに24時間で400円です。薩摩の片田舎のワタクシの故郷ですら500円だというのに…。





というわけで、さっそくぷらぷらと夜の竜野散歩としゃれこみましょー。





あいにく、たつの市については何の前提知識もないので…ちょろっとグーグル先生に食事処についてお伺いを立てつつ、メインストリートへと歩みを進めます。そのついでに知ったんですが、たつの市って、かの有名な童謡「あかとんぼ」の郷なんですね。




さらには、「うどんスープ」で有名な「ヒガシマル」の本社工場があったりして。今までは通過するだけだった街も、いろんな顔を持っていることがわかってくると…なんだかとたんに愛着が沸いてきて面白いですねぇ。




で、そのヒガシマルの工場から歩いて3分ほどで、当夜の夕食処に見定めた「あの頃」さんに到着です。なんでも、こちらは唐揚げが絶品なんだとか。





独特なテイストの店内掲示物に見とれながら、注文したラーメンと唐揚げを待ちます。





そうして「俺の味噌醤油ラーメン」と唐揚げのセットとご対面♪これは…旨そうです。



実際、タンタンメン風にまとめられた味噌醤油ラーメンは、具材のミンチ1つにもショウガを利かせるなんて小技にもみられるように、丁寧に作られていて…旨い!の一言でした。唐揚げのほうももマイウーです!!

んで、満足したらば食後のシェスタを十分にとって目覚めた午前2時。「へ」の街・奈良県平群町に向けての巡行を再開していきます。深夜なので幹線もすいすいーです♪





神戸市に到達したあたりで、バイパス整備された国道2号から直通の阪神高速に乗り換えて、さくさくっと大阪府方面にアプローチを続けます。間違えて京都府方面に出ないように気を付けながら。





そんな感じで阪神高速の3号線から5号線へと渡り、兵庫県の東端・尼崎市で無事に国道43号を捕まえられたので、そのまま大阪市のど真ん中を南東方面に突っ切って奈良県入りを目指します。




大阪府下に到達したのは午前3時半。さすがに空いていて走りやすいっす♪




JR西日本の高架ガード保全にかける執念にニヤニヤしながら、快調に大阪府下を流し、国道43号から165号、25号を経て、奈良県境の信貴山方面にずんずんと進んでいきます。






4時のころには大阪市の市街地も通り抜け、八尾市の郊外に差し掛かりました。思いのほか寂しい雰囲気に多少びくびくしながらも、さらに寂しい方面に走り続けます。





そしてついに奈良県に突入!ここまで来れば、平群町はもうすぐそこです。ああ長かった。





次第にあたりの寂しさはますます磨きをかけてくるわけですが…歴史ある古い地域なので、明るく再開発するわけにもいかないんでしょうね。鹿や猿なんかが飛び出してこないやろうなぁ、と警戒しつつ、町並みを走り続け、ようやく平群町境を通過。




近鉄の平群駅近くの道の駅の辻を左に曲がったら、役場が出てくるはず!





が、なかなか庁舎がどれなのかわかりません!!><;



結局、「平群町役場」と書かれた門柱などが見つからず…ここに間違いないやろ!という推量だけで撮った写真で「へ」はクリアと見なすことに。未明の朝5時に役場の周りをぐるぐる回っていたものですから、地域の人にはだいぶ不審に見えたことでしょう。近所の方、すみません。(笑





というわけで、なんとか「は行」の頭文字巡行も4か所目をゲットし、残すはあと1つ。ゴールが見えてきてほっとしたところで、例によって3万時制限が来たので、ここらでぶった切ります。

法隆寺も近いこの辺りですが、夜明け前で真っ暗すぎるので観光はパスして次を目指しこの後も走り続けます。

では、また!!


Posted at 2020/02/17 06:21:03 | コメント(8) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記

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「[整備] #アルテッツァジータ (備忘)過去4年の主要整備記録 https://minkara.carview.co.jp/userid/2891972/car/2502318/6676292/note.aspx
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