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しげ爺太のブログ一覧

2020年11月16日 イイね!

薩摩路大返し・リターンズ(前編)

薩摩路大返し・リターンズ(前編)11月も本格的に中盤から下旬に向かい始めた14日の土曜日。福岡地方はもとより、西日本の大部分が良い天候に恵まれました。照り付ける日差しは、UVカット機能のある車窓を経なければ、じりじりと痛いほどの強さです。もしかしたら、今年最後のドライブ日和な週末なのかもしれない…なんて思い始めたら、もうイテモタッテモいられません…ので、さっそく走ってきました。

目的地は、鹿児島県の西部。コロナの第三波の噂が現実になりつつある昨今、このタイミングを逃せば…当分の間は南九州の地を踏めなくなるんじゃないか、との危機感も相まって、遠足的小旅行に出てきたところです。





急遽入った仕事がらみの案件で出発が13時と遅くなってしまったんですが、今回は贅沢に都市高経由の九州道利用という荒業で、その時間的ロスを取り戻しながら南へと走り出しまーす。







久留米ICまでは約30分、熊本北ICまでは約1時間…と、巻き巻きの行程を順調にこなしつつ南進を続けていきます。実は、鹿児島県の某地で夕暮れの風景を収めてみたいなぁー、という一心で先を急いでいる次第で。






そして何を隠そう、この強行軍ではもう1つの裏ミッション的なテストも同時並行で進められているんです。それは、来週に迫った「フォトラリー」への投入を控えた「なび太くん・改」の耐久テスト。



前回のトライアル時に発見した課題として、画面角度が振動で変わって見づらくなってしまうという問題があるのが分かっていました。それを補うべく今回投入したのは、スーパーローテク安心補強材ともいえるブックエンド。これの頑張り具合を見極めるため、ガンガン走って問題克服の度合いを見てみようというところも兼ねた遠征だったりします。




というわけで、良識ある国民には当然にして求められる遵法精神を尊重しながらも走りに走って…1時間半ほどで八代市の宮原SAへ滑り込みー。いいペースです。^^






なんだかとっても素敵なスカイラインが目の前にいたので思わずうっとり。疲れも吹っ飛ぶ美しさですね。(エギゾーストノートも官能的でした♪



癒されついでにお腹も満たしてやろうと建屋内に飛び込んでみると、なかなかな賑わいをみせています。ちょちょいと店内をふらついたのちは、フードコートへまっしぐら。





して、チョイスしたのは約1年ぶりのご対面となる「ごろっと肉うどん」。前回食したときよりも妙な甘みが減り、シャープでおいしくなった気がするスープに思わずにんまりしながら速攻で完食~。こりゃーおすすめです。^^




ときに、薩摩半島の西側・北薩摩あたりに住んでいる人間にとっては、高速道の入り口といえば「八代IC」が代表的でした。いまや無料区間も延伸されて、熊本県南の水俣市まで高速道で繋がっちゃいましたが、かつては100Km超ほど下道を辿って高速道に達するのが、常でした。



そんな原体験のイメージが強く残っているせいか、八代ICにほど近い宮原SAまで到達してしまえば、阿久根市・薩摩川内市といったエリアへはもう間もなく…なんて錯覚しがちなんですが、まぁまだ先は長いです。夕暮れまでに目指す地点まで到達できるのか。ここからが勝負!!





有料区間の終点・日奈久ICから無料区間の先っちょ・水俣ICまでは約30Km。その先、目指す土地までは、だいたい60キロ。果たして間に合うか…正直いって「夕暮れのきれいな景色」を見るのは半分諦めながら、がんがん南下を続けていきます。






熊本の県境を超えて薩摩の地に入ると、国道3号は海がよく見える海岸線に沿いはじめます…が、ここは時短のために内陸にある建設途中の南九州道に折れて、ひたすら南下。






そんな建設中路線も、現在の終点・阿久根ICから南側への延伸スケジュールはまだほぼ白紙。ここから先は(多分ワタクシが死ぬまでw)海沿いの素敵な風景を眺めながらの一般道を経由せざるを得ません。でも、それでいいです。海岸線は大好きですので。(笑






この辺は、東シナ海の海岸線を楽しみながら走るには絶好の好適地。「道の駅 阿久根」の前後10キロ区間の武骨な水際と日の入りのコラボはなかなかのものだと思います。




そうして、保険をかけるかのように1シーンを撮影したらば、最終的に目指しているポイントへと向かいます。そこはどこかといえば、紫尾林道という林道の途中にある展望台…なんですが…それがどこだったか地図でいくら調べても見つかりません。でも、あの展望台から望む紫尾の麓の山々の稜線と夕日のコラボは絶景だったんです。(記憶補正が働いている可能性もありますけど)ひとまず20年以上以前の記憶だけを頼りに、山の方へと舵を切り、集落の細道へ進行ー。





想像以上に険しい道に若干辟易しながら、なんとか紫尾林道にたどり着くも…。





あの美しい記憶の地の場所が皆目分からず。(笑



時刻はすでに17時前。これからゼロベースで林道をさまようのは遅いし得策ではないので、追憶への欲はスパッと捨てて、山を下りることに。もう無理っす。^^;





ほとんど沈みかけている太陽を追いかけて向かっているのは、再びのシーサイドとなる薩摩川内市の川内港。スパッと諦めるB型性格の本領を発揮して、自然の織りなす幽玄の風景から、茜さす魅惑的な工業的風景へとターゲットをChange。山を下りきったこの辺であれば、どこに何分くらいで到達できるかは暗算できますんで、距離こそはあるもののヌルゲーをクリアするかのような余裕の心持ちでずんずんと港へと走り続けます。






というわけで、なんとか夕日が完全に沈む前に川内港へと到着~。




港の最奥部にある公園の高台でもワンショットを押えたら、もう満足です。ああ懐かしい。





そして、これだけガンガン走り続けても「なび太くん・改」のディスプレイ角度が変わらず、ナビとしての性能を発揮できることが確認できたので、裏ミッションの検証も成功です。これは地味に嬉しい成果っす♪



そんな感じで満足感に浸りながら、薩摩路下りの部はぼちぼち終了とします。4時間で300キロ先の夕陽スポットを目指す行軍は…さすがに疲れました。(笑





そのまま幸せ感を増幅してトリップしちゃおうかと、薩摩川内市といえば…の、いつもの場所で「だいやめ」としゃれこむことに。彼の地の車の先生に「飲みませんか?」と電話したところ快諾してもらったので、「本日の営業は終了いたしました」状態に突入します。^^





この日、11月の14日は「世界糖尿病デー」らしかったです。そんな日があるのななんて知りませんでしたが…私もぼちぼち気をつけなきゃ…。



というわけで、10年ぶりに訪れたお店で、肴はヘルシーに。お酒も蒸留酒で♪






これ、平成22年=10年前のボトルです。とても飲めたものではなかったんですが、何故だか出てきて嬉しかったので、記念にもらって帰りました。(笑



んで、適当に飲みまくったのちに、初日は幕を下ろします。





翌日は、ちょっと地味なれど素敵なスポットを幾つか巡りつつ、福岡市へと帰還する行程のお話となります。鹿児島県と福岡県を往復することに興味のある方は、お楽しみに。



そうでない方も、お付き合いいただけますと幸いです♪^^






2020年11月08日 イイね!

立冬で季節は早くも変われども、予行の演習成果は立たず…

立冬で季節は早くも変われども、予行の演習成果は立たず…11月最初の土曜日の福岡地方は、朝から晩まであいにくの曇り雨なお天気模様でした。こんな日は、なんだか気持ちも少し塞ぎ気味にもなりがちですが、そんな意の趣くままに自宅に籠っていても面白くありません。

…なので、今回は2週間後に迫った「フォトラリー」参戦への準備と予行演習をやってみよう!ということで、お昼も迫った11時過ぎのゆっくりとした行程で、演習の地たる筑豊地方の某所へと向かいます。




この「フォトラリー」というのは、先月に Garagej さんの呼び掛けで行われた面白いイベントで、距離と速度と進路を指示した進路図を頼りに、幾つかのチェックポイントで謎解きをしつつ、規定タイム通りにゴールを目指すという、オリエンテーリングのようなドライビングゲームです。

詳しくは、こちらの Garagejさんのblog などをご覧あれ。


いざいこ さん、画像をお借りしました!! m(_ _)m)

というわけで、福岡空港の脇から県道68号、60号と辿り「ショウケ越え」経由で東へと走ります。先月のイベントの出発地点が香春町の「道の駅 香春」だったので、まずはそこに向かっているところ。国道201号でびゅーっと走り抜けてしまえば簡単なんですが、何となく山越えしてみたくなりまして。^^





混みあう宇美町の市街地から宇美八幡宮前を通過して、佐谷地区の山手に向かうと峠の入り口はすぐそこ。






峠に近づくにつれ、だんだんと霧とも雲ともつかない白いもやが濃くなってきました。…これは、なかなかに幻想的な走りができるんじゃなかろうか…とわくわくしながらアクセルを踏み込む右足にも思わず力が入ります。





今夏、霧のヴェールを艶やかに纏った峠写真を狙って目指して…結果撮れなかったカットも、今回はちゃっかりと収めたらさくさくっと山を下りて筑豊の盆地へ。




峠道の途中にあるこちらの「王香」さん。以前、どなたかにお勧めされていたんですが…あいにくまだお腹が空いていなかったので、次回に繰り越して先を急ぎます。^^;





ただ、県道60号から国道201号(八木山BP)の終点付近にある「嘉穂東IC」の入口付近はめっちゃ混みますので、ご覚悟を。手前のICか、ICへの入り方を工夫しないと、結構焦らされます。





でもま、ここまでくれば香春町の道の駅はもうすぐそこです。





という感じで(なにげに福岡市から2時間もかかりましたが…)フォトラリーのスタート地点にたどり着いたら、さっそく出発準備に取り掛かりましょう。




今回、このために用意したのはこちら。タッチ操作可能なノートパソコンにロードブックの情報の写真を取り込んで視認性を良くした、電脳コ・ドライバーの「なび太」くんです。(これを書きながら、3秒前に命名w)





それでは、TRIPメータを初期化して、いざラリーの演習へ出発~♪






初っ端からなかなかに起伏に富んだ増渕ダム湖畔を周回し、九州道の小倉南IC方面へと向かいます。途中にある「春吉眼鏡橋」なんかの魅惑的なスポットは全無視して、規定通りにずんずんと。





そうして順調に流しながら、第1ステージのゴールとなる「吉志PA」を目指したんですが…ここで痛恨のミス発生!!…JCTで道を間違え、九州道から東九州道へと紛れ込んでしまうという、修正不可能な間違いを犯してしまいます。おぉ、神よ。><;





ついつい矢印の図柄につられて脇に逸れてしまったのが失敗。「吉志PA」が九州道のPAだということは頭では分かっていても、こういうことやっちゃうんですよねー。 orz...



そんなわけで、あっけなくリタイヤです。悔しいので、久しぶりに北九州空港なんかを見学してから帰ることにします。(笑





コロナ禍のせいで空港とスターフライヤーの経営は苦しそうですが、アフター・コロナの将来を見据えた空港連絡道路の改良は、着々と進んでいるようですね。早くワクチンができませんかねぇ。…かねてから「風邪ワクチンを開発したらノーベル賞もの」なんて言われていますが、それとほぼ同等なことを本当にやろうとしているんですから、まぁ簡単なことではないでしょうけど。><




ともあれ、2.1Kmもある空港連絡橋を渡ったら、空港は目の前です。






晴れていたらもう少しサマになったかもしれませんが、とりあえずターミナル入り口前で記念撮影し、今度はさくっと北九州市の心臓部・小倉方面へ。そろそろお腹も空いてきましたので。





思ったよりも混みあう国道10号でひたすら走ること30分ほど。こういう日はやはり、郊外の風光明媚なスポットよりも、街中のほうに人も車も集まっちゃうんでしょうかね。





折れる筋を1本間違えつつも、なんとか小倉駅近くで空き駐車場を見つけて、いざランチへ!おなかの空き具合はMAXで、米粒をかき込む準備は万端です!!





で、そおっと狙ったお店に近づいていくと…なんということか、お休みだという。(笑





あぁぁ…「娘娘」の「肉やきめし」は、空いて荒ぶる胃を鎮めるのにもってこいだったんですが…ここは致し方ありません。おとなしく引き下がります。(なんだこの変速的なお休みはww




とはいえ、代わりを探してぶらついていると、30分で220円という凶悪な駐車場代金が加算で嵩んでまぁ大変となりかねません。時間も14時半と遅いことですし、昼食はもうあきらめましょう…。




ああそうか。ワタクシには下調べという努力が足りなかったんですね、先生。




そうしてこっぴどく北九州の街にフラれながら、失意とともに福岡市方面へと戻ります…が、途上で「ZENRIN MUSEUM」の看板文字を見かけて、寄り道欲求がふつふつと湧き上がってくるのを感じます。

でも、もう帰ろう。小倉くん、ボクはなんだか疲れたよ。




道は間違えまくるし、飯は食えないし、雨は降ってくるし、踏切の段差ではサスが激しく音立てて心配にさせてくれるし…。



お、でも嬉しいことに「コロナの湯」さんの御客入りは、なかなか上々な様子ですね。良きかな良きかな。また来きます。^^



小倉の街中を離れたら、道なりに国道199号から495号に渡って、玄界灘を延々西へ。






紅葉もまだなく日も暮れかけた海辺の道を、高揚感もなくひたすら走ること2時間ほど。このままでは本当になんにも得るものなしでドライブ終了してしまうという危機感を抱きw、とりあえず良い位置にあった「道の駅 宗像」で小休止。





建物の裏は、玄界灘にそそぐ釣川の河口に面しています。カモさん達が楽しそう。




その後は、あそこで小休止していなければ打ちひしがれて燃え尽きていたかもしれないというくらいの夕方の渋滞をちんたらと過ごし、ようやく福岡市にたどり着いたのは18時を過ぎたころ。





でも、たまにはこういうもやもやが残る小旅行も必要ですね。失敗することで「次に備えよ」的な反省ができて、改めて気が引き締まりますし。^^;



ではでは。

みなさまは、良いお週末をお過ごしくださーい♪





2020年11月03日 イイね!

佐賀市で秋探し(秋探しリターンマッチ・後編)

佐賀市で秋探し(秋探しリターンマッチ・後編)一昨日にUPした「前編」の続きでーす。^^

秋晴れの10月最終日の土曜日に、福岡市の西区から国道263号の三瀬峠を超えて背振の中山間地域に侵入し、胃と心を満たしながら秋っぽい風景を探して回る行程の続きになります。

前編の最後は、佐賀の奥座敷とも呼ばれる旧富士町域で秋の装いに衣替え中な古木に見惚れていると、にわかに見物客が集まりだしたので…その人混みから逃れるように古湯方面へと走り出したところ。




では、元気よくかっ飛ばす軽トラに引き離されながら、嘉瀬川支流の貝野川沿いに佐賀県道278号を経由して麓の温泉街方面に駆け下り、次なる素敵なスポットへとアプローチしていく場面からの再開~。




向かっているのは嘉瀬川ダム下流の、渓流が美しいとある公園です。旧富士町域まで来るのであればこちらもどうぞというわけで、さきにお勧めされていた場所になります。





かつては材木の運搬の難所と恐れられ、川のアユもここから上へは遡上できないとも言われているこちらは、白い奇岩群と斜張橋が特徴的な「雄淵雌淵公園」と呼ばれる渓流公園で、紅葉見学者からも人気を集めているんだとか。



場所は国道323号から1本奥まった細い旧道沿いです。





残念ながら遊泳禁止となっているこの淵には、どうやら深いところに洞窟っぽくえぐれた深層部があるらしく、溺れたら浮かび上がれないという…もんのすごく大変なところなんだそうで。なので、真夏よりは今頃の時期に来るほうがお勧めですね。^^





久しぶりに渓流動画も置いておきまーす。



そんなこんなで…幸運にも秋らしきものにはなんとか出会えたぜ!ということで、お次は趣向を変えてちょいとマニアックな歴史に触れるため、再び嘉瀬川ダムのダム提方面へと逆戻り。





天端の道路をさくさくと渡り切ってトンネルを抜けると、道路脇に突然お墓が現われます。あんまり目立たないので、通り過ぎにはご注意を。(笑






ここには、戦国ゲームの信長の野望で九州北部に侵攻したことがある方ならご存知の「神代勝利」公が眠っています。あの、ちょっと強くて、ゲーム序盤はぜひとも捕虜にしたい武将の1人。…ゲームだと最初から龍造寺家配下で出てくるイメージがあったんで誤解していたんですが、少弐家の家臣として龍造寺とはバチバチに抗争を繰り広げていたお方のようですね。そして、アチラとは違って領民の信頼も厚かったそう。(笑





嘉瀬川ダムの湖がよく見渡せる絶好のロケーションにありますが、もともとはそのダム湖にあったものがここへ移ってきたものだということ。でも、こちらの方が安らかに眠れそうです。南無。(ー人ー)




そうして諸々巡っていたら、ぼちぼち時刻は夕暮れ迫る15時半を過ぎてしまいました。あんまりゆっくりしていると、今回目論んでいたもう1つの大きなミッションが達成できなくなるかも…とばかりに急いでくるりんぱっとダム湖を周回したら、国道323号に復帰して唐津市の七山方面へと向かいます。






道路脇の秋模様の鑑賞もそこそこに、ひたすら走ってたどり着いたるは、産直の「鳴神の庄」さん。こちらで、2年越しで恋焦がれ続けた「七山米」をGetできれば、今回の秋探しで思い残すところは(本当は若干ありますがw)ほぼほぼ無くなります。あぁ、やっぱ佐賀県の奥地はいいなぁ。走りやすいし。






これこれ。これですよ、と玄米と精米を2キロずつ購買。



さぁ、そうして山岳路を駆け巡って大満足した今回の小旅行は、最後に玄界灘沿いの夕日を浴びながらで〆ることにしましょう。そういえばここのところ最後は高速道で横着しちゃうことが多いなぁ…と反省しつつ、国道202号の海岸沿いコースを目指して市街地方面へと出てみます。





沈みゆく夕日を背景にして、唐津湾の荒々しい海岸線をゆっくり走ると、山の方に傾きかけた熱い憧れの思いも…一挙に海寄りに。うーんこの人たらしな海岸線は、見る人の心を鷲掴みにして放しません。(笑






適当な路側帯に車を停めて、海岸べたをよく見てみると、何やら不思議な形の岩があるのが分かります。…なんか有名な岩なんでしょうかね?と、調べてみると、古くから国境として目印にされてきた「包石」(つつみいし)と呼ばれる奇岩だということが分かりました。かの測量の父たる「伊能忠敬」も、ここを訪れた際に歌を詠んで記録にしたためたのだとか。



脇を通るJR筑肥線の電車も上手く捕らえて写真に収めたら、あとはひたすら東へ東へー、と海岸線をひた走ります。





もうすこしだけ遅い時間に通りかかっていたら寄っていたかも…と少し後ろ髪をひかれながら「ドライブイン夕陽」の前を通過し、名前が気になる「まむしの湯」も通り過ぎて、一路福岡市へ。





そのうちに糸島市の中心部へと導かれ、だんだんと夕刻の渋滞が激しさを増してきました。…これさえなければ最高の湾岸ルートなんですけど、まぁしゃーなしですね。><;





福岡市の西区の「生の松原」と呼ばれる松林の辺りに至るころには、日もすっかり暮れてしまっていました。…ここまで来たならば、この後もとことん混んでそうな道を選んで帰ってやろうかと、変な闘志を燃やしつつ、西区姪の浜から中央区草ヶ江方面へ抜けていくことに。




幸いにも、この夜は月がとってもきれいです。この10月で2回目の満月で、今年一番の小さな満月となるブルームーンを追いかけつつ、シャッターチャンスを狙って走っていれば、酷い渋滞も苦ではありませーん♪




結局、糸島市から福岡市南区の自宅近郊まで2時間もかかってしまいましたけど、たまにはがっつり渋滞に阻まれて、愛車の2JZ-GEエンジンにもシビアコンディションを経験させておかないと、生意気に増長するかもしれませんから、まぁいいですよね。(謎理由



という感じで、今回も無事故で帰着。長々とお付き合いいただきましてありがとうございました!

11月2日の雨天を挟んで、3日の文化の日=今日はまたまた良いお天気。文化的で、なんとか最低限以上の生活をおくることができている自身の幸運を先達たちに感謝しつつ、話を〆たいと思います。


(了)






2020年11月01日 イイね!

佐賀市で秋探し(秋探しリターンマッチ・前編)

佐賀市で秋探し(秋探しリターンマッチ・前編)多くのサラリッドな方々にとって、今年の出勤回数も残すところ40回をきってしまった頃合いとなる10月最終の福岡地方の週末は、先週に引き続きピーカン日照りとなりました♪

ここ数週間にわたってなかなかまとまった雨が降っていないこともあり、個人的にはダムの貯水率について若干の心配が沸き起こってきていたんですが…初夏の大雨の時の蓄えがまだ残っているらしく、節水制限を検討するほどの渇水状況ではないということが分かってほっとしたところで、心置きなく野山を巡っての「秋探し・リベンジ」へと駆け出すことに~。^^



今回は、平野ではまだ紅葉も見られまいという目算のもと、ちょっとだけ標高が高いエリアを走ってみようと思い立ち、国道263号・三瀬峠方面から佐賀県入りして背振山系の奥の方を目指そうか…と粗いルートを脳内で組み立てて、まずはそそっと南に向けて出発!!





道路拡張工事が進む那珂川市の山田地区から福岡県道56号で西に折れ、福岡市の都心部を迂回するように西区の奥の方に回り込んだら、そのまま国道263号に渡って県境を目指します。






そうすれば、三瀬の峠はもうすぐそこ。折角ですから今回はトンネルでびゅーっとショートカットせず、秋の深まりを感じてみましょうかとばかりにループ橋をくぐって旧道の峠道に突入~。






県境の峠の標高は581mもあるので、少しは色づいた木か何かが拝めるかな…と期待していたんですが、あいにくとこの辺の木々はまだまだ元気で、葉緑素が活発にアデノシン3リン酸(ATP)を生成されているご様子。



でも、無問題です。旧道を選んだホントの目的はこちらへの来訪なのです♪





峠の交通の守り神的な休憩スポット「かぁべぇ」さんで、念願だったカレーを食してみようかと。…なにげに約1年ぶりの訪問となりました。






南東系の風味あるカレーに舌鼓を打ちつつ、人が良いオーナーさんと癒しの会話に興じれば、日ごろのストレスも全解消間違いなし。ここは迷えるエンスーなヲトナの駆込み寺なのかもしれません。(笑





我が「白い嘘星」くんったら、総選挙帳で5票もいただいていました。みなさま、投票あざーっす!!これを活力にして、あと10年は乗り続けまーす。^^



ミニカーやカー用品もいっぱい展示してありますんで、ご興味ある方は是非三瀬峠の旧道へ。ワタクシ今回は勢いあまって根付なんぞをGetしてきました♪(冬季のチェーン規制中も、オーナーが自力で上ってこられる限り、お店は開いているようですよー。





そんな感じで初っ端から心とお腹を満たしたら、背振山系の奥地探訪再開といきましょう。





佐賀県道299号から275号に入って北山ダム湖の脇をかすめつつ、嘉瀬川ダム湖方面へ。途中で干からびそうな川を眺めては…ホントに雨降らんで大丈夫かいな?とまたもや心配になりつつも、スイスイ走れる県道を疾走し続けます。





すると、そんな道すがらでいい感じに鄙びた鳥居がぽつねんと立っているのに目が留まりました。これは歴史がありそう…とばかりにちょいと立ち寄ってみます。




野波神社のこの風格、只者ではなさそうですよねー。



案の定、神功皇后の三韓征伐(3世紀ごろ)の神話級の昔にまでさかのぼるルーツを持つお社のようです。元々はダム湖の中にあったようですが、戦後にこの場所へ遷座してきたのだとか。






おおぅ…境内の狛犬さん…超こわいです。(笑




境内では、まだ若く大ぶりな枝の天突く様が特徴的な大イチョウが、いい色づきを魅せていました。柿も、思わず焼酎に漬け込みたくなるような、みずみずしい色合いで♪(狛犬さんがにらみをきかせてますので、盗ってないですよww





そんな具合いで小さい秋に満足したら、県道に戻って引き続き嘉瀬川ダム方面へ。





ダム湖の中央を横切る「銀河大橋」のたもとで小休止して水辺を見下ろすと、おだやかに水が溜まっている様子がうかがえました。これ、ちょっと秋っぽいですよね。^^



続いて、その大橋を渡る手前の道に入り込んで、とある水辺の場所を目指してみます。






その場所とは、さらっとGoogle先生に聞いただけではよく分からなかった「音無湿地」と呼ばれる調整池なんですが…だいたいこのあたりだよね?とアタリをつけた水辺にとりあえず突撃してみます。





青空に白く映えるススキに見とれつつ、なにかおもろい生物でもいないものかと散策してみると…いました。さすがにこの時期だと乱舞する様子は拝めませんが、シロチョウっぽい蝶々さんとベニイトトンボさんを発見。






もう少ししたら霜や氷で景色が一変するかもしれませんが、星や月を見上げるのには絶好そうな場所です。覚えておこうっと。



次いで、稲刈りが終わった棚田のあぜ道で遊んでいたら…Uターンに往生して、傍から見たら単なる不審者になりつつ向かう先は、林業が盛んな杉山という地区にあるお社さん。時期さえ間違わなければ、それはそれは感動的な秋に出会えるスポットです。







で、こちら「白石神社」に到着。koichifun さん、ようやくやってきましたよー。^^





嬉しいことに、来週くらいには最盛期を迎えそうな紅葉が境内にいくつか。こちらのイチョウとモミジの巨木は、佐賀県と市の保存樹木にも指定されているようです。






うっとりと見とれていると、次々と見学者が。…これは、来週あたりは混みそうです。





というわけで、混みあう前に次なる場所へ…向かうんですが、例の3万字制限に阻まれましたんで、残りは次回へ。^^;

このあと、陽が沈む前に大急ぎでもろもろ楽しんだのち、久しぶりに通る道路で渋滞に遊ばれながら、悠々と福岡市へと帰還していきます。

次回を楽しみにしていただけますと幸いです♪



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