2023年05月20日
【DAY33】 実は相当すごい気が 【N-ONE RS(CVT)】
ドック入りしているN-ONE RSがいないのは寂しいですが(;'∀')
納車前から気になっていたというか楽しみにしていた、あるいは恐れていたことがあります。
うちには7年超のDJ5FSデミオ(ディーゼル:FF:6AT:2016年)がありますが、私の感想としてはクルマレビューをUPしてますので、もしご興味いただいた方はそちらに目を通していただければ幸いです。
ざっと紹介しますと、ディーゼルエンジンは強力なトルクと素晴らしい燃費がウリで、昨今問題になっている(らしい)スス堆積問題はうちの個体に関しては今のところ問題なく、昨日ちょうどDPF再生(定期的に作動するススの燃焼作業)が行われ、前回からの走行距離は255㎞でした。その前は300㎞走行を超えていましたので、これは新車時と遜色ありません。つまり問題になりそうなススの堆積はまだ大丈夫そうに見える、というところです。
で、このモデルの私的最大ネガティブポイントはそのディーゼルエンジンです。
動力性能や燃費ではなく、物理的に致し方ないその重量ゆえの車体バランスです。
ガソリンエンジンモデルと比較して確か80kgも重い。そしてそれがエンジンルームに集中しているということ、それによって車が重いエンジンを中心に振り回されるような挙動がどうしてもあります。
そこでそれを何とか改善すべく、ストラットタワーバー・ロワアームバー・センターフロアバー・フロアクロスバー・モーションコントロールビーム、それからスポーツダンパー(以上すべてAUTOEXE製)を装着しました。
これによりボディ剛性は格段にカッチリしたものになり、ハンドリングの手応えも良くなりました。引き換えに当然ながら乗り心地(特に後席)がかなり悪化し(;^_^A、それを改善すべく15インチにインチダウンした上で扁平率を65に下げ、Le Mans5にすることで静粛性と乗り心地をなんとか確保しました。見た目は丸くなりましたが乗り心地には代えられません(-_-;)
さすがにそこまで手を入れるとオリジナル状態とは全く違うハンドリング、操安性になりました。完全にではありませんが、気になっていたネガティブポイントはかなり抑えられました。
前置きが長くなりましたが(;・∀・)、かなり私の好みの状態になったデミオと、足こそ換えたもののそれ以外は全くノーマルである軽自動車N-ONE RSを乗り比べた場合、どのような印象を持つのだろうかという興味(ある意味心配)が湧きました。
N-ONE RS最初の印象はとにかくフロントが軽くて視界も見易く楽。乗り心地に関してはN-ONE RSの方がちょっとだけ後悔するほど固い( ;∀;)
しかし500km、1000kmと走行を重ねていく過程で徐々にサスペンションが馴染んできて、最近の印象としてはかなり乗り心地もよくなりました。
どちらの車両もダンパーを換えてますが、これが驚くほどよく似た印象。もしかしてホンダアクセス(モデューロ)のショックアブソーバーってKYB製では?と思うほど(笑)
もちろんN-ONE RSはガソリン660ccですので重量バランスは普通のFF車として特に変わったことはなく、つまりフロントに振り回されるような印象はほぼありません。しかも現行N-ONEは後輪の接地性も高く、アジャイルハンドリングシステムまで実装してますので、コーナリング時に内輪側の接地感が失われにくいです。
カッチリ補強したデミオと、ノーマルボディのN-ONEが違和感ない操縦安定性。実は静粛性も似たような印象です。小物入れが充実していない点も(爆)
これって何気に凄いんじゃないですかね?N-ONE RS。
新しい世代のデミオ(MAZDA2)はGVC他の新機能や各部の洗練が進んでいるはずですから、最新現行モデルとの比較ではまた違った印象になる可能性はありますが、それにしてもN-ONE RSがやっぱり”軽自動車離れ”した車であると評することに異論は少ないのではないでしょうか。
実際に乗り比べてみる前の懸念は全てと言っていいくらい杞憂で終わり、むしろ予想以上の出来という印象です。この辺は我が子可愛さゆえの贔屓目ではありません。デミオも我が子ですので(笑)
N-ONE RSは私の事前予想を超えこそすれほぼ裏切ることはなく、この車を長く乗ること、そのためのメンテナンスやカスタムの計画を変更させる何かはここまで全くありませんでした。それを早く確認したくて、ほぼ毎日乗り回していたという面もあります。感心することしきりです。
ありがとうホンダ( ´∀` )
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愛車 | クルマ
Posted at
2023/05/20 09:27:16
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