2024年04月16日
【N-ONE RS(CVT)】明日で丸一年【DAY365】
うるう年の関係で今日が新車納車後365日目ですが。
先日マイカーレビューをUPしてますが、本当にN-ONEを検討している方に対してはもっとつっこんだ細かいことでお伝えしたいことがあります。すでに過去一年間の間にブログで記してきたことではありますが。
窓面の視界が良い
これは近年の空力重視・衝突安全性向上に対応するため、各社とも年々”改悪”されている有視界による安全確認や閉塞感によるストレスについて影響する部分です。見にくいものを見ようとすると、知らず知らずのうちに神経を使いますし、それがストレスになります。長時間走行になればなおさらです。
個人的にはADASや予防安全装備の進化は必然であり有益なものとは考えていますが、しかし安全・快適の基本は人の五感、特に視覚と聴覚によるべきであるとも思います。それを補完するために道具が働くべきで、人の五感を阻害してまででしゃばるなら、人の手を煩わせないほど完成してもらいたいと願います。この辺はまだまだ当分の間は過渡期でしょう。
なので、少なくとも私個人的にはボンネットの先が確認しやすいとか、左後ろが出来るだけ見やすいとかいう基本的なことが重要な”性能”です。
そういう意味では現行Nシリーズの中でも間違いなくN-ONEは優れています。ボンネットの傾斜や形状もあって先端が見やすいですし(実はシート高も他社よりも調整範囲が大きいので身長が低めでも見やすいポジションを得やすい)、ダッシュパネルの高さも、収納などの利便性を重視すれば当然高くなり、視界の底辺を上げてしまい、前方手前がその分見にくくなります。
慣れで分からなくなりますが、背高ルーフで上方が広く見えればストレスは減りますが、安全確認上は手前が見やすいほうが低ストレスです。特に駐車や狭い場所での回転などでは。
車内フロアが低くてフラット、さらにドア開口角度が広い
これらは乗降性の良さに影響します。運転者はだいたいすぐに慣れてしまうものですが、たまに、または初めて後部座席に乗る人や体が不自由な方、高齢者などにとっても地味に重要な部分です。もちろんスライドドアの方が負担は少ないですが、スイングドアタイプの軽自動車として、この辺りは非常に良くできている(しかしほとんど指摘されない)ところだと思います。荷物の出し入れに関しても同様に効いてきます。もっとも、これらはN-ONEに限ったものではなくて現行Nシリーズ共通の美点であります。
やっぱりエンジンがなあ
S07B型エンジンは自然吸気・ターボに関わらず大変優れたエンジンだと思います。カタログ値的には他社同等製品と比較して燃費に劣るように見えますが、これは乗り方次第でずいぶん埋められる差です。
何よりも低回転から力強く実用的なトルクが発揮され、淀みなく上まで回る。やはり”ホンダのエンジン”を感じさせてくれます。かつてはダイハツでも自然吸気58馬力タイプのエンジンがあったのですが(これはとても良かった)、昨今は燃費と熱効率のためか実用域に振ったエンジンが主流ですね。
燃費を意識して丁寧に運転すれば好燃費を出せるし、元気に回せばそれに応えてくれる素晴らしいエンジンだと思います。
シャシー・足回りもしっかりしている
Nシリーズ全てがそうではありますが、特にN-ONEは一番車重が軽く背が低いので、その特徴が感じやすい。どれだけ良くなったといってもN-BOXは物理的に高重心にならざるを得ないので、N-ONE比ではどうしてもロールやヨーの影響を感じやすいですね。これは少し試乗しただけでも如実に分かります。
他にも細かいことや、当然劣る部分もあるんですが、設定コスト内では致し方ない面もあるし、利点の裏返しというところもあります。自身が求める優先順位や必須要素次第で評価は変わるかもしれません。
少なくとも私に関しては、短所よりも長所の方が勝っています。従って
N-ONE(RS)は大変良いクルマ
という結論になります。これがまた1年後、さらにそれ以降どう変化するのかしないのか、それもまた楽しみであります。
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愛車 | クルマ
Posted at
2024/04/16 07:43:29
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