取引先の仲良い営業さんから真空管アンプ作って~って言われておりまして。
5月からちょくちょく作っておりましたが、今年はめちゃめちゃ仕事忙しく半年も掛かってしまいました^^;
横山テクノさんからアルミフラットバー60mm x 1m 厚3mm買っておりました。
欲張って3mm厚発注した事を後々後悔する事に・・・
いつも通り粗目のペーパーでヘアライン加工
無垢シャーシに合わせてOK
今回は先ず最初にフロントパネル製作から。
ここら辺かな~って感じで適当にシルクプリント
穴空ける前にシルク刷るって結構リスキーだけど一番手っ取り早い。
次は檜のサイドウッド作成
今回の使用シャーシが300x200x60なので200x60で切り出し
とりあえず色付けでワトコオイルx3回塗り
ワトコ後一週間以上乾燥させてから仕上げの蜜蝋ワックス
ほんとサイドウッドは時間掛かるっすよ。
今回はオイルステインで磨かなかったですが、時間は同じ位掛かりました。
今回ツマミは自作の3D
ちゃっかりロゴ入り
M2のローレットナット打ち込み、回り止めにアロンアルファ垂らしてイモネジでシャフト固定としました。まぁ普通のツマミですよ
ハンマートーンシルバー
やっとシャーシ実装デザインと加工
裏はごくごく普通
3Mのスプレーのりでシャーシにパーツ配置図貼り付けてから加工。
シャーシ加工完了。足付けで傷だらけにしてから、非鉄金属用プライマー塗り
プライマー乾いたらハンマートーンブロンズ。
一発厚塗り。これが中々ムズイ・・・シャーシだと範囲広いので一本じゃ足りないです
ここまでは今年中盤までやってました。
乾燥に時間掛かる物は先にやっといた感じ
ここからやっと楽しい楽しい配線、製作作業
シャーシ加工や塗装は基本そんな楽しくなく、めちゃめちゃ疲れるし乾燥時間長いんでそんな好きじゃないです。
イキナリ大体出来てますが、実際1ヵ月は掛けてます。
1960sのWesternElectricケーブルも多用
音出し出来るまで出来たのが10/9
ここから微調整で抵抗変えたり、B電源フィルター追加や変更したり色々1ヵ月
今回もウクライナから輸入したNOSのOILコン CCCP 500V/0.1uF MБM
あと初めて使うアムトランの金メッキ足カーボン抵抗 0.5w多数
アムトランスの草薙社長がYoutubeで抵抗の動画上げてます。見事にウンチクで感化されましたw
良い音がどうか分からないけど多分良いんでしょう。
今回初めてpseudo ultra linear connection
擬似ウルトラリニア接続です。
昔のメーカーは結構使っていたみたいですが、作成例が全然無く、SG端子が無い出力トランスでウルトラリニア接続する方法試したく今回取り入れました。
後に詳細アップすると思います
今回電源トランスがかなり余裕有る物使いましたので、KT120でテスト
パイロットランプ取り付け忘れたので前段の12AX7センターに電球色LED仕込んでパイロットランプとしました。
この方法あまり好きじゃないんですけどねぇ
アルミ削り出しのツマミ使っていたらボリュームに仕込むんですけどね!
メインボリュームの可変抵抗とか4回路ロータリースイッチのナットが3mmギリギリだったんですよ。
という事は、3mmの化粧パネルとシャーシ本体の約1mm無理でして。
仕方ないのでシャーシの方部品逃がす開口部作りました。
Bluetooth搭載。
入力は4系統
1 : Bluetooth
2 : 3.5Φ ステレオミニプラグ
3 : RCAジャック
4 : RCAジャック
メインボリュームはアルプスアルパインの二連 100kΩ/Aカーブ
ロータリースイッチもアルプスアルパインのノンショーティング 4回路
どちらも密閉式
20年位使ってるけどガリ出たこと無いんでアルプスの回す系部品愛用しております。
隠し自己主張
完成
左サイド
右サイド
背面
今年の3月頃まだシーズン入る前にACの山ちゃんに手伝だってもらって量産してた出力トランスケース使用
溶接のやり方毎度ご教授していただきます
溶接は年に数回しかやらないから感覚忘れちゃうよね~
スーパービバホームで買った鉄のカラー角1.6t 60x60x1m
在庫少なくなると作るけど・・・まぁ切り出しが結構面倒なので次回は横山テクノさんで切ってもらおうかな。
蓋とナットの溶接は変わらず自力です。
今回1.2mm厚のアルミ板を背面パネルにしてアルミ削り出しインシュレーター付けました。
もしアンプの重みでヤバかったら2mmにしようと思って買ってあったけど1.2mmで大丈夫でしたねぇ
さて気に入って頂けるか?!
この三連休でセッティングしているんじゃないかなぁ
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Posted at
2023/11/04 20:37:41