エンジンのフラッシングクリーナーに即効性と遅効性がある。経年車で使うなら遅効性一択だが、オイル交換時に入れて、次のオイル交換時に排出するため3000キロかけてじっくり汚れを落とす事になる。
その間、乗り味が悪く安心してレッドゾーンまで回す気になれない。ものはバーダルやLOOPやワコーズから出ており正直なんでもいいかと思います。即効性は清浄成分がかなり強力なものであろう。
ほんまかどうかは解らないが、まことしやかに剥がれたスラッジがオイルストレーナーを詰まらせるとか、オイル経路に詰まる話がある。体験していないので、否定も肯定もしないが、どんなオイル管理を今までしていたのか?ということと深く関連するとは思います。
●埼玉55はバーダルリングイーズプラスを愛用している。理由は無い。何となく響きがよくカッコ良さげに思っているだけで定期的に使い続けている。しっかり効果はある。しかし、乗り味が悪い時間が長いので、バーダルのETFに切り替えた。
これは他メーカーにはないお勧めポイントのあるクリーナーで、中効性と言える。オイル交換1週間くらい前にオイルフィラーから投入し、50キロ~300キロほど走ると内部清浄ができるというもの。
リングイーズほど効果は高くないと感じているが、さほど内部汚れは無いと思っていますので、この清浄力で充分。価格もアマゾンで1200円台であり、これなら毎回オイル交換の都度施工することもできる。
汚れを溜め込んでリングイーズプラスするよりも、溜まる前にETFで手軽にやろうという考えです。ここまでは過去のブログでお話した内容ですね。
●施工ポイント
スカDエンジンの油圧制御はかなり特殊なものです。オイル系統図で見ると50か所強の系統に分かれてサービス部分へオイルを噴出(ぶっかけて)います。その量の調整がユニークでマツダ技報によると「エンジン回転数/負荷/暖機状態に応じて吐出圧を電子制御で2段階に切り替える。」とあります。
具体的にはエンジン回転3000rpmで切り替えており、未満が低圧噴出、以上が高圧噴出となります。低圧はオイル経路の流量が少なく、高圧ではビュンビュン流れるという具合の制御です。
資料に単位はかかれていませんが、低圧では従来型エンジンの70%強カット、高圧でもややカットというものです。つまるところ、3000rpm以下では必要最低限だけチョロチョロオイルを回しているイメージです。
★よって、ETFを入れたら、3000~3500rpmまでしっかり回しながら1週間を過ごすとオイル循環量が3倍弱程度になると考えられます。それにより清浄効果に違いが出てくるのではないかと期待しますね。
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2022/01/27 12:22:53