二度あることは三度ある
仏の顔も三度まで
↑のタイトルが余程気に入ってシリーズ化?
それとも応用が利くから使っているだけなのか?
代表取乱役はご乱心気味のようです(笑)
とりあえず今回は伊良部島でハマった↓が主役ですよ
まあ宮古島逃亡した際に必ず食するのが宮古そば
前にも書いたように当社は…
麺食い野郎です(笑)
で…
今回紹介する宮古そばはその定義からは外れるかもしれない邪道という人もいる
けれど本流から外れた亜流としては完成度が結構高いという点では極めて秀逸
2022年11月のオープン後には地元で結構な話題になったわけで
佐良浜漁港の片隅に店を構えたコレを国立自動車総研が見逃すわけがありません
能書きつーか前書きが長くなりましたけど↓が話題の宮古そばです
港食堂 ニュー浜や
沖縄県宮古島市伊良部前里添117
営業時間:昼の部1000 - 1500/夜の部1800 - 2300
定休日:不定期
※夜の部は2023年6月時点で休業中
廃業した民宿をリノベーションして2022年11月にOPEN
屋号にニューが付くのは同じ伊良部島に浜家という店があるための配慮
そして我流のニュー宮古そばをいただけるのは昼の部=ランチタイムのみ
夜の部は海鮮とおでんがメインの居酒屋モード(休業中)
まあ これは昼の部と夜の部の店主が別人だということもありますが…
そして昼の部のお品書きが↓

↑からオーダーしたのが特製浜やそば↓

那覇出身の昼の部店主が作り出す芸術ともいえる
今までの宮古そばの概念を崩しまくった一品
何が一番のインパクトかと言われるとそれはスープですよ
能書き曰く
マグロ節・豚・あさりから採った特製スープ
宮古そばの多くがカツオを使うところ佐良浜漁港で上がったマグロで勝負
通常マグロを使うと臭みが出てくるのだがそれが皆無
これは出汁採りに野菜類も使っている証だが
具にはあさりも入っているので三枚肉&ソーキと三枚看板の面目躍如
そこに隠し味アイテムとして↑画像からもわかるように柚子を使う技
同じように柚子を持ってくるのは3月の高速移動グルメで食した
秋田・麺屋朋 ゆず塩ラーメンでも見られる手法だけど
朋では柚子の存在感を強く出す=主役に持ってくるのに対して
ニュー浜やではアクセントと使うところが塩味なのにミソ(笑)
むしろマグロ&ポークという主張の強い食材を際立てるための助演男優賞
なので
パンチの効いた塩という感じです
そしてもうひとりの主演は麺
狭い店内厨房に自家製面設備を持たないために地元でも有名な
久松製麺所に
特注した上で独自に手もみした生麺である
↑が醸し出すハーモニーは宮古そばだと思っていると今までの常識を覆す存在
最近の流行言葉で言うと…
これでウマイって結構知性いるからね
お~っと! 物議を醸し出すつーか完全に炎上しちまうぜ(笑)
知性がどうのというよりこんな組合せをよく思い付いたなという感じ
麺こそ蕎麦なんだけどちぢれ方と喉ごしも含めてカナリ異質
そしてあえて邪道とも言えるスープの組合せの味わいは完全に
上質な函館塩ラーメンそのもの
↑以外に思い付かないつーかはいつか食べた記憶が蘇ったのですよ
パンチがあるのにクドクなくてサッパリが最後まで持続する
これには柚子が貢献しているとは思うんですけどこれらを纏めると
亜流が新たなカテゴリーを産んだ
↑言っても過言ではない
そして今回店主から2つのオプションを奨められた
まずひとつ目は↓
特製柚子胡椒味噌
島唐辛子と宮古みそを独自ブレンド
これはスープに溶かしてもよし 麺に直接つけて食べるもよし
味変アイテムとして有効な逸品である
そしてもうひとつが↓
季節のじゅーしー
じゅーしーとは琉球方言で炊き込みご飯のこと
決して
カバヤのお菓子ではない(笑)
店主曰く…
具は仕入によって変わるけど
そばに合うように絶妙な味付
なのでラーメンライス感覚で
是非その味わいを試して下さい
これを発注すると300円/一杯が必要になるけれど腹に余裕があるならオススメ
そばと共にそれぞれが胃袋にまだまだ余裕と刺激するブースターになるのですよ
まあ財布との相談だけど当社的にもオススメアイテムですな
ええ…もうおわかりかと思いますが
大変おいしゅうございますた
開業からまだ半年余りというニューカマーなのでクチコミも少なく
中には亜流だけあって結構辛辣なこと書いている輩も見受けられますが
この辺りはニュー浜やとしても織り込み済みつーかブラッシュアップは
着実にやっているのは間違いないと思われます
↑の画像はサムネイル以外今回(5月)の逃亡で撮影したモノ
実は2月逃亡の際にも訪れているのですがその時の画像を見てみると…

↑は大盛で今回は普通盛という違いはありますけど
具の置き方とかネギに相違があるますし
なにしろスープの透明感が大きく進化しているのですよ
味のブレというセグメントもいますけど
当社はそう思わない
これはEvolutionだ!
それはスープをひと口飲んでわかりましたよ
澱みがなくなったつーかアクつーか最初に食した時
気になっていたクセがなくなっていましたからね
今…伊良部島は新しい注目飲食店が増えつつある状態
実は諸事情でネタとして出せない2022年OPEN組も数軒あったりもしますが
3月に紹介したタマニカレーも2022年組に該当するわけで
ウマイの無限増殖スタート
↑だと当社は言いたいのですよ
そういえばタマニカレーも結構なアレンジレシピだったことを思い出した
とどのつまり大事なことなのでもう一度言うぞ(笑)
亜流が新たなカテゴリーを産んだ
↑なニューウェーブが始まったという感じです

↑は期待を裏切らないっすよw
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宮古島 | グルメ/料理
Posted at
2023/06/11 13:38:41