
尻馬に乗るのがダイスキな国立自動車総研
タイトル的には昨日のパロディ
時間軸内容的にはこちらのつづき
そう考えていただいて結構ですが
どうもスケジュールが前倒しになった以外は
ハズレくじを引いてしまったような?
天気も悪かったしね!
まあアレですw 東北1day逃亡について書かなきゃと思っていたわけで
具体的にはうの食堂でカツカレー&浪岡ラーメンを満喫した後です
本来なら"はやぶさ"の1番列車で訪れ秋田グルメを楽しむ計画も
指定券が取れず浪岡に入る時点で計画とは約3時間の時差が確定していたわけで
それを諦めて浪岡温泉→青森散策に切り換えてはいましたけど
ここでも大雨で温泉を断念せざるを得ない状況になっておりました
前倒しのおかげで時間的には余裕ができましたが
このプランを企画していた時に鉄分の高い友人から↓なアドバイスがありますた
青森はローカル電車がボロ過ぎだからな
どういうことかと言うと↓な話です
JR東日本701系電車
1993年 - 2002年にかけてJR東日本が設計開発・製造導入した交流専用通勤形電車
東北地域交流電化区間で客車列車の電車化及び短編成化・冷房化を主目的とし
東北新幹線延伸開業により並行在来線として経営分離された第三セクター
IGRいわて銀河鉄道"IGR7000系"および青い森鉄道"青い森701系"として
一部車両が譲渡されたほか両社はそれぞれ新製車両も保有している
↑書くと特に問題ないと思われますけど…
鉄ヲタ以外に一般客からも苦情殺到
"残念な電車"と新聞でもネタになった
それくらい叩かれた過去がございます

片側両開き3ドアではありますが当初はご覧のようなロングシート
それまでは完全もしくはセミクロスだった東北地区では拒絶反応
さらに冷房つーか空調完備ではあったもののカーテン類がなく
直射日光が車内に入るとこれまた設計上の問題も指摘されてしまって
シーズン中の18キッパーにはコレが来るとハズレだとか旅情がないとか言われるし
嫌がるヲタの中には運用を調べてこれが当たらないように旅程を組んだ
そんな強者もいたという伝説があるくらい散々な電車です
おかげで途中製造分からと初期車も改造で↓に改装された車両も存在

とはいえ内装よりも電車そのものにも問題があると顰蹙を買いますた
ほぼ同時期に京浜東北線へ導入された209系電車で採用された設計コンセプトは
寿命半分・価格半分・重量半分の使い捨て
701系も当然継承しており当時販売されていた使い捨てカメラ"写ルンです"から
"走ルンです"とも呼ばれたわけで…(笑)
確かにこの電車は金かけてないんだろうなあという匂いがする
正面デザインは如何にも子供が描きそうな平面
車体も裾絞りじゃない絶壁落下スタイル
爆走すれば五月蠅いし揺れるの爆音上等
まあ機器類のupdateは行われてはいるんでしょうけど
既に初期製造分はラインオフから30年を経ているので元は採ったというか
寿命半分・価格半分の使い捨てじゃなかったことだけは間違いないわけです(笑)
つーか701系より後に製造された車両でも既に退役しているのがいるわけでして
雪深い東北地区で今持って運用されているのはチョット驚きですがねw
おっと!話がズレてしまいますたが当社的には青森県内をこの"走ルンです"と共に
普通列車で移動することになっちゃったわけでした第1ランナーは↓です
浪岡→青森の奥羽本線区間
奥羽本線秋田以北区間を担当するのは秋田所属車両
既に青森へのJR所属車がないために一貫して全列車に充当されますが
この701系が最初に配属されたのがこの秋田エリアだったりします
つまり最初期車両が多数となるわけで画像の車両もこのグループです
見分け方はテールランプ位置は少しばかり下側になってます
青森からは青い森鉄道
ご覧のようなラッピング車両ですよw
青森地区JR区間ではSuicaの利用ができるようになりましたが青い森鉄道では不可
要は対応設備導入の経費が捻出できないからなのですが並行在来線移管3セクって
金銭的にはキビシイんじゃないかということを実感させてくれますた
で…↑でやってきたのは↓です

日本を代表する板画家で青森市出身の偉人でもある棟方志功
当社的にはウマイ ウマ過ぎるの人ですが…(笑)

そんな彼が愛した旅館がこの地にあります
そうです!ここは…
♨浅虫温泉♨
青森県青森市浅虫にある海水浴/スキー/水族館/遊園地などレジャー施設も
兼ね備えた観光地&温泉で泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩-塩化物泉
陸奥湾に突出する夏泊半島基部に位置し浅虫夏泊県立自然公園の一角を成す
↑だそうで別称として
"東北の熱海"とも呼ばれるとか?
ん? これが?
↑と思いますが駅から少し離れるとキチンと温泉街も形成されてはいますけど…
※"東北の熱海"って磐梯熱海温泉だと思うのは当社だけ?
いやいや…Earlyプランではこの地で爆食をがありますた
鶴亀屋食堂
デカ盛&メガ盛のマグロ丼や海鮮丼で知られる食堂で駅から徒歩5分程
店主がキャラ立ち過ぎなオモウマい店取材店でもあります

とにかく↑だけのボリュームだということだけでもわかって欲しい
ただ…平日でも行列ができる程の店だし事情を知ってるキュンパス利用者が
集中することも予想できたので今回はパスしちゃったんですよ
その代りというかここまで来たからには↓へ行かないというわけで行動です
道の駅 浅虫温泉 ゆーさ浅虫
そして建物に入ると…
目指すは5F 展望浴場

当然温泉で料金は360円とこれまたありがたやなリーズナブル設定
そういえば…電車に乗っていた客も多かったので明らかにキュンパス組かと?(笑)
ただ…ここのお風呂って硫黄臭もないし加水と浄化で温泉感が薄いんだよなあ
だからこうゆっくり入ってって気分にならず早々に退散
駅に戻って待合喫茶で一服しようかなどと考えてみましたが…
エッ?これって…
ツイてない時ってそんなもんです(笑)
仕方ないんで少し早めにホームで八戸方面を待つとしますたw

青い森鉄道は原則2両編成での運転ですが浅虫温泉駅のホームは↑なに長い
これは国鉄→JR時代の特急"はつかり"という優等列車停車駅だった名残
今では不釣り合いになっちまっただけのことですw

そしてやってきた八戸行 これが青い森鉄道のオフィシャル塗装ですがホント
701系ばかりの走ルンです祭(笑)
で…青い森鉄道って基本ワンマン運転で後部運転台の助手席側探訪ができます

なので↑な後方展望画像も撮れるのですが
この時チョット頭を上に向けたら↓なモノを見つけてしまいますた
嘔吐パックって…何?w
イメージ画像ですが要は↑への対策です
まあこうなるのは都会も田舎も関係ないってことかと思ったわけです
そして八戸まで壱時間程の車内でふと思い出したことがありますた
↑の極上炒飯が食いたい!
丁度1年程前にネタにした八戸駅前の街中華 "達"

コロナ禍2類指定の頃は昼営業のみで落ち着てからは夜営業を再開した?
そんなウワサもありまして微かな望をかけてみます
八戸到着が1700頃なので営業していれば電話には出るはずですが…
応答がないということはやはりまだ昼営業だけなのか?

八戸駅コンコースから確認つーか望遠撮影してみましたけど
どうも営業している雰囲気は感じられないんですよ
なので…もう一度繰り返します
ツイてない時ってそんなもんです(笑)
ただ…時間だけは前倒しになったので"はやぶさ"に乗って盛岡まで移動ケテーイ!
Good-Bye 5時間だけの青森県
つーかキュンパス客大杉でデッキで立ちっぱなしって去年じゃありえなかったし…
そしてまたしても盛岡でdéjà vuになるとはこのとき思ってもいませんですた(謎)

沼宮内(ぬまくない)というより隣は"ウマクない"オチとだけ言っておきますw