
そこで不二夫プロのキャラクターを使うか?(笑)
…というわけで宮古島2022秋のレンタカー事情です
今回はエアチケットを取るよりタイヘンだった
それもこれもコロナが悪い
という感じで現状と今回レンタルした2台について
つらつらとしたためてみますよ
宮古島というより沖縄観光に必須なのがレンタカー
まず鉄道がありませんし観光タクシー使ったらべらぼうな料金
そしてバスも地元の足的移動手段で都市部の那覇を除いたら本数少ないし…
沖縄はレンタカー王国
そう言い切ってしまいますよ
それを証明するのが↓の画像

レンタカーはひらがな部分を原則
わでナンバー交付されますが
2015年2月に沖縄本島に割り当てられていた沖縄500 - 508では
すべて使い切ってしまいましたので北海道地区に続き
れを割当てますた
これだけでも如何に5ナンバークラスのレンタカーが存在するか?
誰でも簡単に想像できるかと思います
そして沖縄本島はもとより宮古島も2016年に伊良部大橋が開通すると
それまで年間20万人程度の来島観光客が100万人まで増加
そうなるとレンタカーが島内だけでは不足する事態に陥り大手は新車と
他地域からの転配を含めた沖縄本島登録車両を宮古島へ航送し対応させました

↑は2020年1月に当社が訪問した時の画像
E12NOTEのナンバーは
沖縄503 れ
つまり2015年2月以降登録の車両で使用本拠は豊見城市になっておりました
また需要と供給の観点から↑の頃は大幅なプライスダウンやパッケージ料金を
やっておりましてこのNOTEもさらにクーポン適用があって
4泊5日で12,000円ですた(免責込)
まあ大手のTIMESでもここまでヤルという感じです
参考までにこれはクルマなしでは観光できない北海道でも似たようなものです

2018年秋にJR北海道レンタカーでこれまたE12を借りた時も
3泊4日で10,000円(免責込)ですたから
強烈ダンピングしても次の顧客=需要があるから薄利多売しても
キッチリ元は採れるという筋書きが成立していたわけです
この他にも沖縄本島で2018年春にはキューブを1泊2日4,000円
2019年春にはDJ DEMIOを2泊3日7,000円と結構なリーズナブルプライスで
レンタルできたことも含めて考えるとこれが普通とさえ思えたわけです
コロナが始まるまでは…
で…コロナ禍となった時にどうなったか?
レンタカー業界は↓な展開となりました
1.利用客激減で車両は供給過多
これはレンタカー業者としては死活問題
中には倒産する事業者も出てきますた
2.生き残りのため規模縮小
無駄な経費を如何にカットするかということが求められました
例えば稼働可能車両が300台と仮定すると実際にはその2/3の200台が
レンタル中であれば充分元を採れるとされています
ところが稼働率が下がると営業所内敷地にで全車を収容できないケースも発生
(これが宮古島だけでなく沖縄本島の巨大プールで登録する理由でもあります)
そうなると新たにレンタカーを保管すべき用地が必要になることから
さらに余計な経費がかかり如何に抑制するかも求められたわけで
商品として中古車市場へ流通できる高年式車を中心にまだ価値のある車両を
自家用車として転売してこの場を凌いだという話なわけです
3.行動制限解除で需要復活
当然ながら供給も再び戻さなくてはいけないのですが戻せない
それは皆さんもご存知の半導体不足で新車を調達できないわけで
需要と供給のバランスが崩れたままなのです
その結果として以前のようなキャンペーンもできないし
今回のように旅行支援開始後に実際旅行開始まで1ヶ月を切った状態だと…
借りれるレンタカーがない
大袈裟な言い方ですが大幅なレンタカー不足が現実で検索サイトで
沖縄 レンタカーと打つと予測で
予約できないと来ます(笑)
実際じゃらん・楽天トラベル・たびらい等で検索するとなくはないのですが
4泊5日で52,000円とかの正規料金ばかりで…
いや…大手系だとTIMESで4泊5日で27,000円(免責込)があったのですが
当社のスケジュールだと最終日に空きがなくて3泊4日までの制約でボツ
こうなると…
お手上げです(笑)
でも…
ここで裏技です
まずひとつはネットなどで予約できない
表に出てこないレンタカー屋サンが存在すること
殆ど個人経営だったり整備工場が副業でやっていたりなどするケースが主です
今回はお世話になっているゲストハウスがはじめた格安レンタカーを
到着翌日から2泊3日のスケジュールでお借りすることができましたが
宿泊施設がレンタカーをやってるケースも意外と多かったりします
そしてお借りしたクルマが↓
MF22S型MRワゴン
何と2006年登録2代目になってすぐの走行100,000㎞な1台

なぜかダイハツ純正のアルミホイールを履いていたり

レアなハンドルカバーが装着されてたりするほか
宮古島エリアでは必要ないETCが付いていたりするのに
必要不可欠なナビがないなどの魔訶不思議も…
※ナビがない理由は後程あらためて
実はこのレンタカー元々大阪で登録されていたオーナーカー
宿主がコロナ禍になってから宿泊者への便宜を図って新たに始めた事業で料金は
初日が4,000円で以降は3,000円/日加算
万が一の際用免責とNOCこそありませんが到着翌日から2泊3日で10,000円と
ホント助かりました
まあ宮古島と橋でつながっている伊良部島・下地島・池間島・来間島を
観光目的で走っても1日あたりではせいぜい100㎞程度な上に高速もないので
こんな軽でも充分だったりしますからね
事実この地でのレンタカーの主体はコンパクトクラスで
やたらヴィッツ・ヤリス軍団とNOTEは見かけましたね
あっ!勿論MAZDA2もありましたけど!
逆にこれ以上のサイズだとミニバン主体でクロスオーバー系は少ないですね
ヤリスクロスは見かけましたけど…
勘のいい方ならトータルで1泊2日分足りないじゃないか?
そう思った方も多いかと?
実は最終日が那覇への移動が1930発の最終便で↑の返却地が伊良部島で
送迎にかかる時間を考慮すると宿移動をする際に一旦返却してしまう方が得策
それとネタ目当てということもありまして…(笑)
2022年秋時点でのレンタカーゲット手法のもうひとつは…
中堅どころの公式HP狙い
大手ではなく地元資本や格安レンタカーをウリにする中堅どころ
こういった業者では旅行系ネットに出すのとは別枠で
自社物件を公式HPのみで出しているケースも多いのですよ
ただ…結構な低年式車が多いのもそれなりに覚悟する必要がありますが
このような状況下では文句は言えませんよ(笑)
で…日帰り契約で借りれたのが↓
MA15S型ソリオ
♪ソッ・ソッ・ソリオ~♪のCMでお馴染みの2代目ソリオ
当社的今回の宮古島は鈴菌三昧ですたが…(笑)
沖縄527ナンバーなので2011年宮古島登録でこれまた100,000㎞走行の1台
↑画像では綺麗に見えますが…


パーツ欠品と凹みとキズだらけ(笑)
観光地特有の現象と普段はペーパードライバーな都会人がやっちまう
そのケースが非常に多いそうです
まあ↑の程度のキズでも直さずに使い続けるとか?
あとマイッタのが↓
サンバイザーがない!
11月でも日差しが強烈な宮古島ですから↑は不可欠なんだけど
壊れちゃってもそのままなのがなんくるないさぁ~な沖縄チックなところ(笑)
尤もソリオの利点は↓の後席スペース

ラゲッジは軽並なので殆ど絶望的ですけど(笑)
これは充分に4人乗れるサイズですよ
それと…

↑のMRワゴンもですけどSUZUKI車の特徴としてルームミラーが台形タイプ
これがどうしても最後まで慣れませんですた
そして気になる料金は…
日帰り6時間以上:2,500円
免責:1,000円
消費税10%:350円
総計:3,850円
しかも宮古空港までの無料送迎を利用できるので感謝のひとことです
ただ…宮古島でのレンタカーを利用するには注意点があります
ナビを信用してはいけない
というのは↑のソリオをはじめとする経年車に多いのですが
データが古過ぎる件

たとえば2016年に完成した伊良部大橋を進もうとすると…
道なき道の海を行く(笑)
他にも新たしくできた道が反映されていなかったり
現在ではファミリーマートに吸収されてしまったココストアが出てきたり(笑)
なので↑のゲストハウスが所有するMRワゴンでは
あえてナビを装着しなかったということですた
まあ大手で最新のクルマなら問題は少ないのですが
中堅どころなどでは更新したクルマからナビだけ移植も多いので
当社も現地でこれしかないと感じて使用したのが↓
スマホでGoogleナビ
これは必須ですよ
尤もこれがMAZDA車だとどうですかね?
レンタカーでもマツコネはキチンとありましたから
ただDJ系でもDEMIO初期車だとデータ的には更新なしでヤバイかも(笑)
まあMAZDA2だと伊良部大橋開通以降の生産なので大丈夫だと思いますけどね
それに大概の宿泊施設なら島内主要マップを置いてありますから
余程の方向音痴な方でなければ何となくでも方向性とかわかるかと?
実際ナビに頼り過ぎていると道は覚えないが持論の当社
最初はあれ?でしたけど走っているうちに道を思い出してきましたから
次に燃費ですがこれが意外と伸びない
なぜなら宮古島は結構なアップダウンがあるのです
偶然にもMRワゴンもソリオも約15㎞/Lだったのでチョット微妙なところ
さらに言うとガソリンめっちゃ高いのも驚きで2022年11月初旬時点で
レギュラーが180 - 185円/L
本島から船で半日以上かけて輸送してくることを考える致し方ないですかね?
ただ…この規模の島でも意外と見かけたのがLEAFという完全EV
航続距離とか考えるとテスト的にEV率先導入やってもいいところですかね?
急速充電スポットも高級リゾートホテルは結構な完備率でしたし
↓なところにあったのは驚きですた
ファミリーマート宮古伊良部店
沖縄県宮古市伊良部字前里添647-1
2014年の石垣島進出以前は日本最西端のファミマにして伊良部島唯一のコンビニ
ここの駐車場にも急速充電器があるんですよ

↑には驚きましたね
こういった状況を考えるとこの島に合うクルマは↓じゃないかと?
NISSAN SAKURA
完全EV軽ですよ
ただね…宮古島には日産系ディラーがない(驚)
あるのは沖縄TOYOTAが1店だけであとは全部整備屋サンや中古車店ばかりです
でもですよ
最後にひとこと言っておきますが
宮古島に来たらドライブする価値あり
サトウキビ畑の中の一本道とか
橋が作り出す海と空のコラボ
↑な非日常が日常な世界ですから
みなさんも是非レンタde宮古島はお楽しみいただければと…
その際には当社がレレレになりますよ
お~でかけですかぁ?

それにしても物凄いカロリーになっちまったなあ
どや読み応えあったやろ!(笑)