
WBCは見事1位でしたが
←の街は米NY TIMESが2023年に行くべき52か所で
第2位にセレクトしたわけで盛岡といえば
冷麺・じゃじゃ麵・わんこそば
↑の麺類3兄弟が有名ですがそれが答えじゃない
つーかこれは食っておくべきな一品だということです
時間軸は
八戸 達の絶品チャーハン&唐揚げの後です
↑の八戸 達からのリターンタイムはわずか45分
食い切れなかった唐揚げから香る大蒜臭の食テロ状態ではやぶさに乗り込みます(笑)

そして30分の時を経て到着したのが…
高速移動グルメ
2食目のターゲットは↓
有限会社福田パン 長田町本店
岩手県盛岡市長田町12-11
1948年創業 人口127万人の岩手県で1日あたり約1万個のパンを製造販売する
盛岡市民の多くが同店の商品を食べて育ってきたことから
盛岡のソウルフードもしくは
市民食と呼ばれる
特に有名なのが独自開発したコッペパン
↑が誕生したのは1950年で岩手大学の売店でパンを販売することになった際
安価で学生を満腹にさせたいという思いからであったが
これが多くの盛岡市民に知られ広まったといわれる
正直なところ
コッペパン=福田パン
↑考えていただいてもいいと思うんですよ

なぜならば…
50種類以上用意されている具材の中から客が自由に選ぶことができ
その場でパンにクリームや具材を挟んで提供する対面販売
しかも種類のクリームや具材を挟むことも可能であるため
組み合わせは数百通りのバリエーションが形成される
なかでも一番人気が↓
あんバター
文字通り餡子とバターの組合せ

シンプルにウマイものとウマイものを組合せればウマイは倍増(笑)
名古屋名物 小倉トーストのコッペパンVersionと思っていただければいいかな?
実はこの店を知ったのは四半世紀前ほど
当時岩手出張することになった際に当時の部下に盛岡出身のヤツがいて
是非一度食ってみて下さいと言われてお試ししたらドハマリしたわけで
当社としてもここ10年程食ってなかったりしたわけでして…
この逸品を求めて盛岡へ…
と言いたいところだがそう簡単に行けないんだよなあ
総本山ともいえる長田町本店に行くには時間がなさすぎ
正直この日は早めに仙台へ移動しなくてはならない制約から
長田町本店のみならず盛岡市内2支店ならびに隣接する矢巾町店にも行けない
普通なら諦めるところですが↓な助っ人店舗があるんですよ
iwate tetoteto
岩手県盛岡市駅前通1-48 盛岡駅ビル2F
ええ駅ビル内にある土産・喫茶コーナーです
こちらでも販売されてます
が しかし…
受注での対面販売でない作り置きつーか最初から完成品です
そして以前は福田パンで製造されていたものを販売する形式でしたが
現在ではパンのみ福田パンで製造し具材は同店が製造したものを挟み込む
いわばセミワークスともいえる状態での販売になります
とはいえ福田パン独特の食感は充分に味わえますし
福田パンにはない↓なオリジナルもあったりするわけです
今回はこの夜お世話になる仙台の友人への土産も兼ねてです
下手なお菓子よりもよっぽど喜ばれますからね
で…当然ながら人気№1のあんバター目当てだったのですが…
ごめんなさいね
開店1時間で完売なの
そりゃあそうだ昼14時過ぎに行ったら残っているわけない
下手すりゃ15時までにコッペパンそのものが売切になるんだから(笑)
そして残りの中から↓をチョイス
※諸事情から画像上下を逆にしてます
↑から2時間後
胃袋にはまだ特大唐揚げが残ってましたけどせっかくなので友人といただきました
インプレとしては所謂ソフトフランスと言われる類のコッペパンですので
外はカリっと 中はふわふわ
そこに具材が奏でるハーモニー
具材が主役だと思うけどそこはハーモニー=ハモリパート
パンが持つ本来のウマサを壊さない程度に具材のテイストが出てくるわけで
ホント73年の歴史とか熟練の技なんだと感動の嵐
そうじゃなきゃソウルフードになれはしませんよ
ただ…この福田パンの注意点は
日持ちしないこと
中のやわやわふわふわは当日限りですよ
夜を越えるとどうしてもこの質感が失われちゃうんですよね
まあ ここだけ気を付ければわざわざ買いに行く価値あると断言します
できればクルマで旅した時の方がベターだとだけ言っておきます
それと…
行くべき観光地第2位と言われてた盛岡ですが一部の東京都民&埼玉県民には
はるばる東北に来たとは思えない
そんな感覚に陥ります
その理由が↓

岩手県交通のバスなのですけど国際興業グループなのでこの塗装(笑)
ですから駅前のバスターミナルを見ると…
池袋西口・赤羽・川口・浦和と錯覚します
ウ~~ン…これだけが福田パン以上に気になります(笑)
Posted at 2023/03/23 23:39:54 | |
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