神社へ渡る2日間だけ 日本一営業日数の短い駅「津島ノ宮」が今年も
朝日新聞社 によるストーリー •
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駅員に手伝ってもらいながら津島ノ宮駅に下車する子どもら=2023年8月4日午前10時2分、香川県三豊市三野町、福家司撮影
駅員に手伝ってもらいながら津島ノ宮駅に下車する子どもら=2023年8月4日午前10時2分、香川県三豊市三野町、福家司撮影
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日本一営業日数の短いJRの駅として知られるJR予讃線の臨時駅、津島ノ宮駅(香川県三豊市三野町)が4日、開設された。近くの小島にある津嶋神社での夏季大祭に合わせて5日まで開設され、2日間で普通列車が64本停車する。
津島ノ宮駅の記念駅名標の前で記念撮影する親子連れ=2023年8月4日午前9時43分、香川県三豊市三野町、福家司撮影
この駅のホームは大きくカーブしており、電車の床面との段差が大きい。このため、近隣の駅から派遣された駅長や駅員ら約30人が交代でホームに立ち、次々と降り立つ親子連れらの乗降を手伝った。
神社は子どもの守り神として知られ、親子連れらは約250メートルの「しあわせ橋」を渡って神社に向かった。
JR四国は列車が停車する時間帯に、ホームに記念駅名標を設置。今年は記念入場券も販売し、電車が到着するたびに長い列ができていた。
6カ月の長女と初めて訪れたという香川県丸亀市の橋本真里奈さん(31)は「ホームはすごい段差でびっくり。駅員さんにベビーカーを降ろすのを手伝ってもらいました。神社では子どもの幸せを祈ってきました」と話していた。
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2023/08/06 16:36:56