隈畔に慰霊の明かり...福島でとうろう流し 花火2万2000発も
2023年08月18日 08時55分
霊を慰めた福島とうろう流し花火大会=17日午後6時50分、福島市・阿武隈川
福島市の夏の風物詩「福島とうろう流し花火大会」は17日、県庁裏の阿武隈川河畔で開かれた。雨が降る中、訪れた参加者が故人の冥福を祈って川岸に並べた灯籠の明かりに手を合わせた。
福島とうろう流し発興会の主催、福島青年会議所の共催。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの通常開催となり、2万2000発の花火も打ち上げられた。水溶性の紙でできた灯籠も川に流し、先人への思いを重ねた。
福島市の看護師高橋ゆう子さん(59)と伊達市の会社員佐藤あつ子さん(56)姉妹は、父の新盆と母の七回忌に合わせて灯籠を流したという。「一緒に過ごした日々を思い出した。空から光を見てくれていると思う」と話した。
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2023/08/18 10:06:33