只見線再開、あすで1年 只見駅前で記念セレモニー予定
2023年09月30日 08時50分
豪雨災害から復旧し、全線再開から10月1日で1年を迎えるJR只見線。雄大な只見川に架かる第5只見川橋梁(きょうりょう)を列車がゆっくりと走る=金山町(ドローン撮影)
2011年7月の新潟・福島豪雨で被災して一部区間が不通となり、昨年秋に全線再開したJR只見線は10月1日、通常運行が復活して1年となる。日本有数の赤字路線とされながらも高齢化が進む奥会津の動脈として、地域の期待を背負って観光客たちを運ぶ。
只見線は会津若松駅(会津若松市)と小出駅(新潟県魚沼市)を結ぶ約135キロの地方路線。県が線路や駅舎を保有し、JR東日本が運行を担う「上下分離方式」で復旧した。自転車ごと乗り込めるサイクルトレインの検討など誘客策が進められ、「日本一の地方創生路線」に生まれ変わるべく挑戦が続く。
10月1日には只見町の只見駅前で再開1年を記念したセレモニーが予定されているほか、金山町の御神楽館でも記念イベントが開かれる。詳細は只見線ポータルサイトに掲載されている。
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2023/09/30 10:34:42