メキシコ 大阪・関西万博の参加を取りやめる意向明らかに
2023年11月10日 18時00分
再来年に開催される大阪・関西万博で自前のパビリオンを出展する予定だったメキシコが参加を取りやめる意向を日本側に伝えたことが関係者への取材でわかりました。
大阪・関西万博には153か国が参加し、このうち60か国がパビリオンを自前で建設する「タイプA」と呼ばれる方式で出展する意向を示していました。
しかし、政府関係者によりますと、タイプAでパビリオンを出展する方針だったメキシコが「大統領選挙などが予定されているため予算を決めることができない」として参加を取りやめる意向を日本側に伝えてきたということです。
大阪・関西万博のタイプAの海外パビリオンをめぐっては、資材価格の高騰などを背景に準備の遅れが表面化していて、博覧会協会は協会が組み立て式の建物を建てて建設費を参加国が負担する「タイプX」と呼ばれる方式を選択肢として提示するなどしていました。
すでにアンゴラなど2か国がタイプAから「タイプX」に変更する方針を示しているほか、スロベニアなど2か国が協会が建てた建物に複数の国で入る「タイプC」に変更する意向を示していますが、参加を取りやめる意向を示した国が明らかになるのは初めてです。
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2023/11/11 07:58:48