ラビスパ裏磐梯、24年3月末で廃止へ 利用者減、北塩原村が判断
2023年12月14日 09時55分
北塩原村が来年3月で廃止する方針を固めた「ラビスパ裏磐梯」
北塩原村は、同村大塩にあるリゾート施設「ラビスパ裏磐梯」について来年1月末で事業を停止し、同3月末に廃止する方針を固めた。利用者が減少する中、施設の改修に多額の費用を要するため、存続は難しいと判断した。年明けに臨時議会を開き、廃止に伴う条例案を提出する。
13日の村議会全員協議会で示した。村は当初、施設の老朽化に伴い、約10億円の事業費をかけた大規模改修工事を計画していたが、廃止へと方針を転換した。
村の担当者は廃止の理由について、利用者の減少に加え「多額の費用をかけて施設を改修するよりも、村の課題となっている人口減少対策に重点を置くべきだと判断した」と説明した。
同施設は北塩原村振興公社から名称を変更した株式会社ラビスパが運営し、1996年にオープンした。屋内プールやウオーター・スライダー、天然温泉などを備えた全天候型リゾート施設として、地元住民や観光客に親しまれてきた。
老朽化に伴う設備修繕が必要として、昨年1月からプールゾーンの営業を停止しており、再開時期については未定としていた。
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2023/12/14 12:34:26