藤井聡太が八冠後初黒星 ”羽生世代“丸山忠久九段が銀河戦優勝
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12/23(土) 14:40配信
スポーツ報知
銀河戦決勝で敗れた藤井聡太八冠(日本将棋連盟提供)
将棋の丸山忠久九段が23日に会員制配信サービス「囲碁将棋プラス」で配信された第31期銀河戦決勝で藤井聡太八冠=名人、竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖=に先手で勝ち、初優勝を果たした。藤井の連覇はならず。これにより、4つの一般棋戦制覇による2年連続”グランドスラム“は消滅した。
無傷の八冠王に初黒星をつけたのは、”羽生世代“の53歳、丸山だった。11月1日に東京・将棋会館で指された本局。丸山は「同年代の棋士も優勝してたんで、1回は優勝したいなと思っていた。なかなか年齢的にも厳しいのかなと思っていたのですが、チャンスがあればどこかでつかみたいなと思っていた。優勝できてうれしく思います」と喜びを語った。
藤井は8月31日の王座戦第1局で永瀬拓矢王座(当時)に敗れた後から本局まで、公式戦11連勝の負けなしだった。
収録後、丸山は「(藤井は)強敵中の強敵ですので、とにかく序盤は勝負になるように。チャンスがあればつかんでいきたいと思っていた。藤井八冠は作戦のバリエーションも多いので絞れるものではないので、自分の経験に基づいて指していければと思っていました」と語った。
丸山はこの勝利を含め、12月8日に史上10人目の1000勝も達成している。トレードマークの年中半袖シャツのまま表彰式に臨み、取材では「ジムで2時間ぐらいほぼ毎日トレーニングをしている。デッドリフトにはまっていて1回だと130キロぐらいあげる」と明かしにこにこ。今年1月に王将挑戦を果たした羽生善治九段に続き、”おじさんの星“として元気に躍進を続ける。
グランドスラムはなくなった藤井だが、今年度JT杯では優勝しており、現在進行中の朝日杯、NHK杯での優勝で八冠+3を目指す。
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2023/12/23 18:51:11