毎週1つのペースでパーツレビューを上げてますが、ようやくフロアマットです。もちろんフロアマットなので、こちらも納車直後から使っているものです。フロアマットは今まで一度も純正を使ったことはありません。今回も例に漏れず。ただ、今回は初のラバー製で初の縁高タイプです。
リセール重視で少しでも土や砂やホコリを車内に残さないための縁高チョイスです。狙い通り、ここまでマットの下には土や砂などは入り込んではいませんが、ラバーでも織柄のせいか、思いのほかマットの汚れが落ちにくい・・・これは想定外でした。予備で通常のフロアマットも買っておこうか考え中です。
さて、フロアマットにちなんで、今日はタイトルにマットが入る回を紹介します。グドンとツインテールが登場する回も考えましたが、今回はそちらではなく、1972年3月12日放送の帰ってきたウルトラマン第49話「宇宙戦士その名はMAT」の方にしました。MATとは帰ってきたウルトラマンに登場する防衛チームの名称で、Monster Attack Team(モンスターアタックチーム)の略です。それではストーリー紹介です。
ある夜、倉笠山脈に隕石が落下した。それを受け、翌朝、MATはそれぞれマットジャイロとマットアローで調査に向かう。しかし岸田隊員の乗るマットジャイロが突然怪光線を浴び冷凍されてしまう。南隊員は本部の伊吹隊長に連絡を入れるが、通信途中に南隊員の乗るマットアローも冷凍されてしまい、上野隊員、丘隊員も連絡がつかなくなってしまう。その頃郷は次郎、ルミ子とともに箱根を訪れていた。すると郷の近くに停めてあった車が突然動き出してしまう。中には子どもが一人乗っていた。車は湖を眺めていた次郎に向かってスピードを上げていく。それに気付いた郷は間一髪次郎を救出、そして坂を下る車を追いかけていく。しかし下り坂でスピードにのった車は郷でも追いつくことができなかった。そこへ一人の男が郷を追い抜き車に追いつくと、運転席へと乗り込みブレーキを掛け子どもを救出、子どもの父親も駆けつけ、男にお礼を言うが、男は無言で父親の前を離れていく。
郷は男とすれ違おうとすると、男が宇宙人ミステラー星人であることに気付く。そしてテレパシーを使い、好戦好きのミステラー星人が何故地球人を助けたのかと問う。すると男は地球と地球人が好きだから助けたのは当然だと答えた。その様子を別の男が遠くから見ていた。その男こそ、好戦好きなミステラー戦闘隊の隊長で、郷をおびき寄せるために車を動かした犯人だった。
子どもを助けた男は善良な心を持ったミステラー星人で、元々は戦闘隊のエースだったが、殺し合いに嫌気がさし戦闘隊から亡命していた。亡命したエースを発見したミステラー戦闘隊隊長はエースの前に現れ戦闘隊に戻るよう命令、脱走する者は死刑だと宣告する。エースは戦闘隊隊長になぜ地球に来たと聞くと、戦闘隊隊長はミステラー星とアテリア星の宇宙戦争に優れた地球人を連れて行き宇宙戦士として戦わせるためだと告げる。そして戦闘隊隊長はエースに自分に協力するよう命令するが、エースはそれを拒否する。しかし戦闘隊隊長はエースの弱みを握っていた。エースの娘は輝美と名乗り地球人の姿で清泉武蔵野学院に通っていて、戦闘隊隊長はそのエースの娘輝美を人質にし、エースを自分の言う通りにさせようと企んでいた。
その頃次郎とルミ子と箱根をドライブしていた郷はMATに定時連絡を入れる。しかし、MAT本部には誰もおらず、伊吹隊長の録音された伝言だけが残されていた。そしてたまたまドライブの途中で清泉武蔵野学院の前を通過しようとした時、次郎とルミ子がMATのジープを発見する。女子校にMATが何の用があったのかと不審に思った郷がシープに近寄ると、上野隊員と丘隊員が女子学生を連れて向かってきた。その女子学生はエースの娘輝美だった。二人は輝美に父が病院に運ばれたと説明し、輝美を連れ出していた。
郷が何をしているのかと尋ねると、上野隊員はいきなり郷にマットガンを突きつけ、邪魔をするやつは殺すと告げると、横にいた丘隊員が郷の腹を殴り、立ち去ろうとする。郷は二人が何者かに操られていると気付き、後を追い、上野隊員を殴り気絶させるが、その隙に丘隊員が輝美を連れてジープで逃走を図る。郷は荷台に飛び乗り、運転する丘隊員を取り押さえようとすると、蛇行したジープは道路脇の壁にぶつかり停車する。しかし、輝美は父が心配だと言って、その場から走り去ってしまう。輝美を誘拐されたと気付いたエースの前に戦闘隊隊長が現れ、ウルトラマンである郷を捕虜として捕らえることができたら、脱走した罪を許し、娘輝美も返してやると告げ消える。エースは一瞬戸惑うが、娘の命はなにものにも変えられないと戦闘隊隊長の命令に従ってしまう。そしてドライブから帰った次郎とルミ子を捕らえ、MAT本部に戻った郷に通信をする。エースは郷に対し、何も恨みはないと前置きをしながらも、どうしても郷を捕らえなければならない事情ができたと話し、郷を芦ノ湖まで呼び寄せる。郷が芦ノ湖へ急行すると、ボートの上で凍らされた次郎とルミ子がいた。そして郷の前にエースが現れる。次郎とルミ子を返すよう郷はエースに告げるが、それに対し、エースは人質にされた娘を守るため郷にウルトラマンになれと命令する。しかし戦うだけの目的はウルトラマンになれないと郷が拒むとエースは次郎とルミ子を危険にさらし郷を脅迫する。仕方なくエースと戦おうとする郷の前にエースの娘輝美が駆けつける。そして輝美は誘拐されそうになったところを郷や次郎、ルミ子が助けてくれたと父エースに話し、戦いを止めるよう訴える。それを聞いたエースは自分が騙されていたことに気付き、次郎とルミ子を解放する。すると湖からミステラー星人の戦闘隊隊長が巨大化して出現、エースを裏切り者だと吐き捨て、殺そうとする。
それに対抗しエースも巨大化し、ミステラー星人の姿へと変身し戦闘隊隊長に立ち向かう。
両者は互角の戦いを繰り広げるが、戦闘隊隊長はエースが怯んだ隙にエースを投げ飛ばすと新兵器MTファイヤーを口から発射しダメージを負わせる。エースが危機に陥ったことで郷はウルトラマンジャックへと変身する。そしてウルトラブレスレットで戦闘隊隊長の口を切り落とし、エースのピンチを救う。
しかし戦闘隊隊長は冷凍し捕らえておいたMATの隊員たちを操り、マットアローでウルトラマンジャックを攻撃させる。マットアローにより集中砲火を受けたウルトラマンジャックは倒れ、カラータイマーが点滅をはじめる。そこに戦闘隊隊長が近づくが、ウルトラマンジャックは倒れながらスペシウム光線を発射、戦闘隊隊長は湖へと吹き飛ばされるが、今度は湖の底に隠していた宇宙船に乗り逃亡を図る。しかし正気に戻ったMATの隊員たちにより宇宙船は撃墜され、戦闘隊隊長も倒された。湖畔へと戻った郷はミステラー星人である父と娘に愛する地球で平和に暮らすよう告げると、二人は湖の中へと姿を消した。
劇中では戦闘隊隊長とエースというふうに呼ばれていますが、書籍では戦闘隊隊長をミステラー星人(悪)、エースの方をミステラー星人(善)と記載されています。
Posted at 2018/06/02 20:03:19 | |
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