
今日は純正オプションのセンターコンソールイルミネーションをアップしました。明らかに不人気であろうこのオプション、みんカラのパーツレビューでもあまり見かけません。あまり役に立たず値段だけやけに高いとなればそうなるのも当然ですが。今回は値引きの条件としてどうしても純正オプションを付けてほしいというお願いをされたので、これを選びました。エアロ以外で付けたい純正オプションなんて特になかったので、毒にも薬にもならないコイツをチョイスしました。フロアマットは前後縁高の社外品と決めていましたし、バイザーも今回は付けないと決めていたので選ぶのに苦労しました。そんなわけで特に思い入れの強いパーツでもないですし、あまり目につかない場所に装着するので存在感の薄いオプションパーツです。
今日のパーツは青くて丸いセンターコンソールイルミということで、ストーリー紹介では青くて丸い石がアイテムが活躍した初代ウルトラマン第7話「バラージの青い石」を紹介します。ウルトラシリーズでも珍しい中近東が舞台となった回で、登場するアントラーも素晴らしいデザインの怪獣です。
昭和シリーズでは意外と古い時代の方が怪獣のクオリティが高いのですが、このアントラーもそのうちの一つです。初代ウルトラマンの怪獣の中でも間違いなく上位に入る優れた造形の怪獣です。そしてスペシウム光線も効かない強敵でしたが、ノアの神の持つ青い石が弱点という不思議な設定の怪獣でした。それでは1966年8月28日放送の「バラージの青い石」のストーリー紹介です。
中近東に巨大な隕石が落下、それ以来不思議な事件が多発していた。それを受け科学特捜隊にパリ本部からジム隊員が派遣された。ジム隊員は科学特捜隊を訪問、ムラマツ隊長に隕石の落下地点はバラージと呼ばれる町だった。科学特捜隊はフジ隊員を残し、ジム隊員とともにバラージの町へと向かう。しかしバラージまであと少しのところでビートルの前に光の壁が出現、ビートルは操縦不能に陥ってしまう。ムラマツ隊長の機転の利いた指示でビートルは間一髪脱出するが、無線機とエンジンが故障してしまい、墜落してしまう。墜落によりイデ隊員は負傷してしまった。ムラマツ隊長は負傷したイデ隊員に無線の修理を命じ、ジム隊員を含めた隊員たちとムラマツ隊長は歩いてバラージの町まで向かうこととなる。バラージの町に向かう途中、隊員たちは隕石らしき物体を発見、それを調べていたが、その頃ビートルに残っていたイデ隊員の前に怪獣アントラーが出現、驚いたイデ隊員はビートルから逃げ出し、ムラマツ隊長に連絡を入れる。ムラマツ隊長と隊員たちが慌ててイデ隊員の方へと向かうが、合流した時には既にアントラーは消えていた。
しかしイデ隊員の指さす方へと向かうと、巨大な穴が空いていて、そこにビートルが落下していた。アラシ隊員が穴の底の様子を見に行くと、砂地の窪みにに埋まってしまう。ハヤタがロープで救助しようとすると、穴の底からアントラーが出現、ムラマツ隊長がスパイダーを発射しその隙になんとかアラシ隊員は救出された。攻撃されたアントラーは虹色に輝く磁力光線を上空に発射、するとムラマツ隊長が手にしていたスパイダーがその光線に向かって吸い込まれてしまう。ムラマツ隊長は上空に現れた光の壁はアントラーが作り出したものだと気付いた。隊員たちは一旦その場から退散、そして再びバラージの町へと向け歩き出す。するとアララト山の麓でバラージの町を発見する。アララト山はノアの箱船が辿り着いた場所とされている山だった。隊員たちはバラージの町にあるお城へと向かうと、城門の前に現地の人たちが姿を見せるが、言語が通じず困っていた。そこに城からチャータムという女王のような人物が現れる。チャータムは日本語を話すことができた。チャータム一族はエスパー能力を代々受け継いでいたのだった。
チャータムは、昔のバラージ周辺には沢山の人が行き来していたが、アントラーの影響で人々が消えていき、今では老人ばかりになってしまったと隊員たちに説明した。ムラマツ隊長がなぜアントラーはバラージの町を襲わないのかと尋ねると、チャータムはノアの神のお陰だと話す。そしてチャータムは隊員たちを城の中へと案内する。そのお城の中にはウルトラマンそっくりのノアの神の像が建てられていた。ノアの神は手に青い石を持っていて、その石が魔除けとなってアントラーからバラージの町を守っていた。
隊員たちが昔からウルトラマンが地球を守ってくれていたのかと感心していると、アントラーが出現したとバラージの住民が駆け込んできた。そして突如お城を破壊しはじめるアントラー。チャータムはついにバラージが滅亡する時が来たと悟る。
隊員たちはスーパーガンでアントラーに攻撃するが、固い体表で覆われたアントラーには全く効かず、磁力光線でスーパーガンを巻き上げられてしまう。すると住民の一人がアントラーに向かって走って行くが、崩れてきた瓦礫が当たり倒れてしまう。ハヤタは住民を救助し安全な場所へと運ぶとウルトラマンに変身しアントラーの元へと飛んでいく。それを見たチャータムや住民たちはノアの神そっくりのウルトラマンに祈りを捧げ始める。アントラーは砂嵐を起こしウルトラマンの視界を遮ると、その隙に地中へと潜り、背後からウルトラマンを狙い始める。アントラーの奇襲攻撃と磁力光線で悪戦苦闘するウルトラマンはスペシウム光線を放つが、アントラーの固い体表にスペシウム光線も効かずウルトラマンは追い込まれてしまう。
そしてカラータイマーが点滅し、残り時間が少なくなったウルトラマンを見たチャータムは、城へと走り、ノアの神の持つ青い石を手に取ると、それをムラマツ隊長に渡し、ノアの神のお告げだと告げる。青い石を受け取ったムラマツ隊長がそれをアントラーに投げつけると、青い石が弱点だったアントラーはついに倒れた。
その後チャータムとバラージの住民たちに見送られ、隊員たちは迎えにきたフジ隊員のビートルで基地へと帰っていった。
アントラーのモチーフはクワガタムシとカブトムシなのに、名前の由来はアリを意味する「ant」なんだとか。ややこしい・・・。ちなみに平成でもウルトラマンマックスの第11話にほぼ同じ造形で登場し、やはり青い石で致命傷を受け倒されました。
パーツレビュー:センターコンソールイルミネーション
https://minkara.carview.co.jp/userid/343721/car/2541061/9281056/parts.aspx
Posted at 2018/06/23 16:27:15 | |
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