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2018年06月28日 イイね!

♯怪獣殿下(前編)/怪獣殿下(後編)【強い大阪】

♯怪獣殿下(前編)/怪獣殿下(後編)【強い大阪】大阪北部を震源とする地震から10日。一昨日のニュースでも北海道や関東の沿岸などで30年以内の巨大地震の確率が高まっているということをやっていました。Xデーはいつどこにでも起こりうることを想定していないといけないというわけですね。

そして今日のウルトラシリーズエピソード紹介は、大阪は負けないという応援の意味を込めて、怪獣にも負けない大阪が描かれた1967年1月8日放送の初代ウルトラマン「怪獣殿下(前編)」と翌週1月15日放送の「怪獣殿下(後編)」を紹介します。大阪の観光名所である大阪城に現れたゴモラを科学特捜隊と自衛隊とウルトラマンが一致団結して倒します。当時の子どもには大阪城が狙われるシーンは衝撃だったようですが、それだけミニチュアの完成度も高かったといえます。それではゴモラにも負けない大阪が舞台となった「怪獣殿下」の紹介です。



大阪に怪獣オタクの少年で「怪獣殿下」というあだ名のオサムがいた。オサムは怪獣の存在を信じていたが、友達に怪獣なんていないと馬鹿にされていた。一方南太平洋にあるジョンスン島のジャングルでは阪神大学の中谷教授率いる学術調査隊が泊まり込みで調査をおこなっていた。科学特捜隊にアラシ隊員はその一行に射撃の腕前を見込まれて参加していた。



調査隊が島に入って4日目の夜、中谷教授とアラシ隊員はゴモラザウルスについて話しをしていた。ゴモラザウルスは1億5千万年前に存在していた生物だった。翌日調査隊が島を調査しているとゴモラザウルスが出現。アラシ隊員はスパイダーで攻撃しようとすると、中谷教授は攻撃するなとアラシ隊員をとめる。中谷教授はゴモラを生け捕りにするつもりだった。翌朝、日本でも毎日新聞の一面に「ゴモラは生きていた」という記事が出た。オサムはそれを切り抜き得意げに学校へと持って行く。そしてオサムの友達たちはそれまで怪獣などいないとオサムを馬鹿にしていたが、新聞にゴモラが載ったことでオサムを信用するようになる。その頃科学特捜隊では万博へゴモラを展示するため、ゴモラの空輸を依頼され、その作戦が練られていた。そしてゴモラはワシントン大学のスミス博士が発明したUNG麻酔弾で眠らせて運ぶことが決まった。しかしUNG麻酔弾はその効力が6時間とされていた。科学特捜隊はジョンスン島へと渡る。UNG麻酔弾もニューヨーク科学特捜隊支部からジョンスン島へと運ばれた。そして作戦は開始、アラシ隊員によって撃ち込まれたUNG麻酔弾でゴモラが眠るとゴモラはビートルで急いで空輸されることになった。六甲山では万一に備え非常線が張られていた。そこにオサムとその友達3人がゴモラを一目見ようとやって来る。オサムたちは警備員に止められてしまうが、そこに到着したフジ隊員と警備員が話している隙に非常線を越えて中へと入っていってしまう。一方空輸されていたゴモラは、あと少しで大阪に到着するという所で突然目を覚まし、ネットの中で暴れ始めてしまう。ビートル墜落の危機に、ムラマツ隊長は仕方なくゴモラを六甲山中に落下させる決断をする。



ゴモラが落下した付近にはオサムとその友達3人がいた。オサムの友達は空から落ちたゴモラは死んでしまったと話すが、大怪獣のゴモラが空から落ちたくらいでは死なないとオサムは主張する。オサムはそれを確かめるためゴモラの近くまで行こうとするが、友達2人は怖がって帰ってしまう。残った友達とオサムは2人でゴモラの落下地点まで行くこととなる。科学特捜隊と空輸に同行していた中谷教授も急いで落下地点へと向かう。中谷教授は暴れるゴモラを見て、落下の衝撃で本来の生活力を取り戻し恐るべき怪獣へと変貌したと話す。科学特捜隊はやむを得ずゴモラを攻撃することとなった。その時ハヤタがオサムとその友達を発見、家へと帰るよう促す。



科学特捜隊による集中攻撃を浴びたゴモラだったが、攻撃をやめると、そこにゴモラの姿は無かった。ゴモラは地中へと逃げてしまっていた。いつまたどこからゴモラが現れるか見通しのつかない大阪の街は恐怖で静まりかえっていた。そして大阪タワーにゴモラ対策本部が置かれ、科学特捜隊と中谷教授は大阪タワーへと向かった。その頃オサムとその友達が団地の空き地で怪獣ごっこをしていると、そこにゴモラが出現してしまう。オサムは友達に通報するよう言って、自分は見張りとしてその場に残った。そして暴れるゴモラをどうにかしようとオサムは空に向かって大声でウルトラマンを呼ぶ。するとそこにウルトラマンが飛んできて、ゴモラに立ち向かう。しかしゴモラの強力な尻尾で連打されウルトラマンはダメージを受け、動けなくなってしまう。



その時ハヤタがウルトラマンに変身する時に使うベータカプセルがオサムの元へと落ちてきた。オサムはそれを拾った。



ウルトラマンはゴモラの度重なる攻撃を受け、ふらつきながらもスペシウム光線を放とうとするが、その隙にゴモラは地中へと逃げてしまう。ゴモラが姿を消し、ウルトラマンは一度退散する。





そして後編へと続く。



ゴモラが現れた空き地へとアラシ隊員とイデ隊員が駆けつけるが、ゴモラは既に姿を消した後だった。科学特捜隊はゴモラ対策本部のある大阪タワーへと集結、そこでムラマツ隊長から次の作戦が指示された。フジ隊員は再度ニューヨーク科学特捜隊支部にUNG麻酔弾を発注し、ハヤタは本部へとマルス133と小型発信機を取りに、アラシ隊員は府警を通じて緊急避難命令を発令、そしてイデ隊員はビーコンを製作することとなった。



緊急避難命令を受け、オサムの家ではオサムの母が急いで荷物を整理し避難しようとするが、オサムの父はどこへ出るのかわからないのに逃げても同じだと全く動じず、部屋で釣り竿の手入れをしていた。そして一度出た場所にはもう出ないとまで言い、さらにウルトラマンが来て今度こそ倒してくれると呑気に気構えていた。



その後、何事も無く4時間が過ぎ、その間、ハヤタも本部から武器を持って戻り、イデ隊員のビーコンも完成した。作戦の準備が着々と進む中、ついに大阪市街にゴモラが出現する。



科学特捜隊はスパイダーとマルス133でゴモラを集中攻撃する。そしてハヤタが放ったマルス133によりゴモラ最大の武器である尻尾が切断される。





尻尾を切断されもがくゴモラは地中へと逃げようとする。そこへイデ隊員が開発したビーコンをアラシ隊員がゴモラに撃ち込んだ。



ビーコンの情報によると、地中へと逃げたゴモラは大阪城へと向かっていることがわかった。



ハヤタ、アラシ隊員、イデ隊員も大阪城方面へと急行する。その頃オサムの家ではラジオでゴモラが大阪城付近に向かっているというニュースを知り、オサムの母は父とオサムに避難を促すが、相変わらずオサムの父は自分たちの住んでいる場所には関係ないと他人事だった。オサムも机からベータカプセルを取り出すと、ウルトラマンに届けなければと両親の目を盗んで家から出て行ってしまう。


ゴモラ対策本部ではニューヨーク科学特捜隊支部から電話が入る。ムラマツ隊長がそれを受けるが、電話の内容はあろうことかUNG麻酔弾が在庫切れだという連絡だった。そしてゴモラは予想通り大阪城近くへと出現する。待機していた自衛隊が戦車で集中攻撃をするが、ゴモラは全く動じず、大阪城へと進行していく。





街では大阪府警が警備体制を敷いていたが、そこにベータカプセルを持ったオサムが現れ、警察官にベータカプセルを見せ、大事なものを届けたいと頼み込む。すると子どもの直感を信じた警察官はオサムをパトカーに乗せ大阪城へと向かう。大阪城では自衛隊や科学特捜隊の攻撃もむなしく大阪城がゴモラによってだんだんと破壊されていく。その時ゴモラを攻撃するハヤタのもとへベータカプセルを持ったオサムが駆けつける。オサムはウルトラマンの大切なものだと言ってベータカプセルをハヤタへ託す。



ハヤタはベータカプセルを受け取ると、オサムを安全な場所へと避難させ、ウルトラマンへと変身する。



最初の戦いではウルトラマンを圧倒し、エネルギー切れ寸前にまで追い込んだゴモラだったが、2度目は武器である尻尾を切断されていて、本来の力を発揮できず、逆にウルトラマンに簡単に投げ飛ばされてしまう。そして角を折られ弱ってしまいまたしても地中へと逃げ込もうとするが、地面を掘る力も残されていなかったゴモラはウルトラマンに再度投げ飛ばされ、その後スペシウム光線を受け倒された。





オサムはその後ハヤタからベータカプセルを届けてくれたお礼に特別に流星バッジをプレゼントしてあげた。

ちなみに東京近郊が舞台というイメージが多かったウルトラマンですが、この「怪獣殿下」は大阪ABC朝日放送から要請を受け大阪ロケが実現したという経緯があります。そしてオサム役の子役稲吉千春はのちのウルトラセブン第14話「闇に光る目」でもメインの子役であるヒロシ役を演じています。昭和の子役という雰囲気が特撮によくマッチしていた感じがします。

それからゴモラという名前は聖書に登場する「ソドムとゴモラ」が由来だそうです。ソドムの方もウルトラマンダイナの第21話「発熱怪獣3000度」に登場しています。ただしゴモラは実際に聖書に登場していますが、ジョンスン島という島は存在していないようで、劇中に登場する架空の島のようです。

また、この「怪獣殿下」のストーリーを彷彿とさせるストーリーがやはりウルトラマンダイナの「滅びの微笑」でも描かれています。こちらは阪神淡路大震災から復興した神戸・大阪を描いたストーリーで、平成シリーズでは珍しく戦車部隊による集中攻撃のシーンがあったり、ビーコンの替わりにモンスターキャッチャーで怪獣の居場所を特定したり、主役のアスカが変身アイテムリーフラッシャーをなくしてしまい、それを拾った子どもが大人の目を盗んでアスカまで届け、大阪城の敷地内で変身する点など数々のオマージュが見られます。こちらのストーリーはまだ未紹介なので、機会があればこちらも紹介します。
Posted at 2018/06/28 20:43:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | ニュース

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