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Agent ジンのブログ一覧

2018年10月03日 イイね!

♯悪魔はふたたび【幻のぶどうブラックオリンピア】

♯悪魔はふたたび【幻のぶどうブラックオリンピア】前回と前々回は黄玉ピッテロビアンコの青ぶどうをアップしましたが、今回は黒ぶどうのブラックオリンピアです。ブラックオリンピアは、オリンピアというぶどうを改良して作られた品種です。そのオリンピアは1964年、東京オリンピックの年に作り出された品種で、非常に甘く希少品種であることから幻のぶどうとも言われ、別名「はちみつぶどう」という名前で呼ばれることもあります。そのオリンピアから生まれたブラックオリンピアも、全国のぶどう栽培面積のうちの0.2%ほどしか植えられていない希少品種です。そんな希少品種を食べないわけにはいかないので、購入して食すことにしました。見た目は巨峰ですが、明らかに巨峰やピオーネや藤稔よりもぶどうの味が凝縮されていて、濃厚な黒ぶどうといった感じでした。ただ味が濃いゆえに、沢山食べたいと思えるぶどうではなく、少量を少しずつ食べるぶどうかなと思いました。嫌いではないですが、青ぶどう派の自分にはこちらよりもピッテロビアンコの方が良かったです。

さて、オリンピックの年に開発されたぶどうの話しをしたので、今日は1964年に東京オリンピックが開催された国立競技場が舞台になった回を紹介します。それが放送されたのは東京オリンピックから2年後の1966年11月20日放送の初代ウルトラマン第19話「悪魔はふたたび」です。日本中が湧いたと思われるオリンピックから2年後に怪獣によって国立競技場を破壊させるとは、当時の円谷プロも大胆ですね。赤色火炎怪獣バニラと青色発泡怪獣アボラスによって国立競技場は滅茶苦茶になってしまいました。それではそのストーリーを紹介します。



東京のビル工事現場から不思議な金属のカプセルが発見された。科学特捜隊は宇宙考古学の権威である福山博士とともに現場へと向かった。カプセルを見た福山博士は3億5千年前くらいに埋められたタイムカプセルのようなものだと推測した。



カプセルを開けると中には謎の金属板と青い液体が入った容器が出てきた。福山博士は同行していた鉱物試験所の石岡に青い液体の分析を依頼し、金属板は自分の研究所へと持ち込んだ。カプセルが回収され、再びビル工事は再開された。しかし工事現場の地中にはもう一つ同じカプセルが残されていた。そのカプセルには赤い液体が入っていたが、もう一つのカプセルは発見されることなく掘り起こされた土砂に紛れ込んだまま堆積場に放置されてしまった。



その後基地へと戻った科学特捜隊のもとに福山博士から連絡が入る。福山博士によると、カプセルの中に入っていた金属板は書類のようなものだという報告だった。ムラマツ隊長はハヤタとイデ隊員を福山博士のもとに向かわせた。



福山研究所に到着したハヤタとイデ隊員は福山博士の研究室を訪問した。そこで福山博士は金属板を解析しようとレントゲンや超短波などを使ったが解析できなかったハヤタとイデ隊員に告げた。



イデ隊員は金属板を下から覗き込もうと持ち上げるが、誤って下に落としてしまう。すると床に落とした金属板が天井に反射し、そこに綺麗に文字が浮かび上がった。福山博士は研究所の職員たちとともにすぐに文字の解析にはいっった。



その頃土砂の堆積場では落雷が発生していた。そして堆積場に誤って捨てられてしまった赤い液体の入ったカプセルに雷が落ちてしまう。するとその衝撃で、カプセルの中から赤い巨大な怪獣が出現してしまう。



それはすぐに科学特捜隊にも伝えられ、アラシ隊員がビートルで現場へと飛ぶが、怪獣は強敵でムラマツ隊長はイデ隊員を福山研究所から帰還させイデ隊員とともにビートルで応援に駆けつける。一方鉱物試験所では青い液体の入った容器に雷撃を加えていた。しかし容器に何の反応も無かったため、さらに電圧を上げ、10万ボルトの電圧を容器にかけはじめる。



その頃ようやく福山博士が金属板の文字の解読に成功する。福山博士によると金属板には「我々はやっと悪魔の怪獣、赤いバニラと青いアボラスを捕らえ液体に変えて地中深くに、決して開けてはならない。再びこの怪獣に生を与えたなら、人類は滅亡するであろう。」と記されていた。



しかしその時既に鉱物試験所で電圧をかけられていた青いカプセルからアボラスが蘇ってしまっていた。



そして2匹の怪獣は互いに引き合うように国立競技場へと向かって進行をはじめた。科学特捜隊はフジ隊員を基地に残し国立競技場へ出撃する。



国立競技場近くに到着したバニラとアボラスは争いをはじめた。



アボラスは溶解液でバニラを攻撃、バニラも火炎放射で対抗するが、アラシ隊員に目を撃たれ隙ができたバニラはアボラスに再び溶解液を浴びせられ溶かされてしまった。



しかしここで科学特捜隊の武器が全てエネルギー切れになってしまう。そこでハヤタはウルトラマンに変身、残ったアボラスに挑む。アボラスはウルトラマンを力でねじ伏せ追い込んでいく。



何とかアボラスから距離をとったウルトラマンはスペシウム光線を放とうとするが、その瞬間アボラスの溶解液を浴びて動けなくなってしまう。そしてカラータイマーが鳴り始めピンチを向かえるが、起死回生の打撃技を連打する。



それに対しアボラスは再び溶解液を吐くが、間一髪避けたウルトラマンはスペシウム光線を発射、しかしそれでもアボラスはまたしてもウルトラマンめがけ溶解液を吐く。



それも避けたウルトラマンはスペシウム光線を連射、しかしスペシウム光線を2度受けてもアボラスはしぶとくウルトラマンに溶解液を吐き応戦するが、それも避けられ3度目のスペシウム光線でついに爆破され倒された。

赤い怪獣バニラはタツノオトシゴがモチーフとなっていて、名前は「紅(ベニ)」が由来となっています。また、アボラスの溶解液で完全に溶かされてしまったため、弱い怪獣のイメージがありますが、実際はそこまで弱い怪獣というわけではなさそうです。対する青い怪獣アボラスはウルトラマンのスペシウム光線を2度も耐えたくらいの強敵で、アボラスが強かったというのが正しい解釈のようです。そのアボラスは古代魚がデザインのモチーフで、名前の由来は「青」、そして着ぐるみはレッドキングを改造したものを使用しています。確かに胴の蛇腹のようなデザインはレッドキングの色違いです。そして当初の企画の段階ではこのアボラスのみが登場する予定でした。地味な色の怪獣が多い初代ウルトラマンの中にあって赤と青の派手な怪獣が登場するこの19話は、初代ウルトラマンのなかでも印象に残りやすい回でした。平成シリーズ第1弾であるウルトラマンティガの第17話「赤と青の戦い」はこの「悪魔はふたたび」のオマージュで、登場する宇宙人もレドルとアボルバスという名前でバニラとアボラスに寄せていることがわかります。もちろんウルトラマンパワードの第9話「復活!二大怪獣」もこの作品のオマージュとなっていて、パワード版でもやはりバニラはアボラスの溶解液で溶かされてしまうという結末でした。
Posted at 2018/10/03 18:54:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | グルメ | グルメ/料理
2018年10月02日 イイね!

♯姿なき復讐-昆虫の叫び-【イナゴ現る】

♯姿なき復讐-昆虫の叫び-【イナゴ現る】稲刈りもほぼ終わり、居場所のなくなったイナゴをちらほら見かけるようになりました。気温も少しずつ低くなっているせいか、あまり元気がない個体が多いです。20数年前はまだイナゴを捕まえ、佃煮にして食べている人も見かけました。うちでも何度か袋一杯に捕まえたイナゴを佃煮にしたことがありましたが、もう久しく焦茶色に煮詰められたイナゴを目にしていません。世界では人口増加に伴い、昆虫食についての研究もおこなわれているそうですが、日本では平成の次の時代にはイナゴを食べる文化は無くなってしまうかもしれませんね。

今日はそのイナゴが違法な猛毒農薬で怪獣マジャバに進化してしまったという話しを紹介します。1995年8月26日放送のウルトラマングレート第8話「姿なき復讐-昆虫の叫び-」です。ジョンソン農場で使われた違法農薬オルガノPCBによってイナゴが怪獣化、オルガノPCBを餌とするように進化し農場を襲い始めます。ただ海外ウルトラマンあるあるの人間による人災であり、自業自得、因果応報という言葉がしっくり来るストーリーでした。ウルトラマングレートやウルトラマンパワードに出てくる悪い人間は「スカッとジャパン」の津田寛治を見ているような感じになりますね。今回は悪の農場長は最後どうなったのか結末が語られず詳細不明でスカッとせず、人間によって怪獣化してしまったマジャバが結局悪として始末されてしまいます。環境問題について考えさせられる物語でした。それではストーリー紹介です。



人間は沢山の食糧を得るため、大地に大量の農薬をまき続けてきた。しかし害虫たちは次第に農薬に対し免疫を持つようになっていた。それに対抗するため、人間はさらに強い農薬をまくという悪循環に陥っていた。その日もオーストラリアのジョンソン農場では飛行機による農薬散布がおこなわれていた。しかし突如1匹の巨大な昆虫が現れ、飛行機に突進、飛行機は白煙を上げながら墜落炎上してしまう。農場長であるジョンソンと作業員のサンドマンはそれを目撃していた。



UMAにもその事故はすぐに伝わった。ロイド副隊長とジーン隊員、ジャック・シンドーが現場に調査に向かった。現場で調査をしていると、ジョンソン農場の作業員サンドマンが現れ、墜落した飛行機に乗っていたパイロットは友達だったとジーン隊員に告げ、何かを描いた紙をジーン隊員に手渡した。



そこにジョンソンが来て、サンドマンに早く仕事をするようにと追い払った。ジーン隊員はジョンソンにサンドマンの話しが聞きたいと頼むが、サンドマンの頭の中は空っぽだから聞いても無駄だと吐き捨てた。ロイド副隊長が事故を目撃してないかと尋ねると、ジョンソンは見ていないと嘘をついた。そしてロイド副隊長に早く引き取るよう告げ、サンドマンを無理矢理連れて去って行った。



ハマーで基地へと戻る途中、ジャック・シンドーにウルトラマングレートが突然語りかける。ウルトラマングレートは「敵は大地に死をもたらそうとしている」とジャック・シンドーに告げ、敵はすぐ近くにいると警告した。



すると目の前から昆虫らしき大群が接近、それを吸い込んだハマーはエンジンが停止し、緊急着陸する事態になってしまう。ジーン隊員がエンジン内部を調べると、中には巨大なイナゴが詰まっていた。3人はエンジンを修理し基地へと戻った。



その後チャールズ隊員がイナゴを調べると、新種のイナゴであることが判明した。チャールズ隊員はイナゴは5~6回脱皮しながら成長する昆虫で、エンジンに詰まったものはまだ幼生だと説明した。それを聞いたジーン隊員はサンドマンから渡されたイラストを映し出した。そこには巨大なイナゴに飛行機が襲われている絵が描かれていた。サンドマンは人と話すことが苦手だったため、農場での出来事を絵にして伝えるためイラストをジーン隊員に手渡していたのだった。



アーサー隊長はジョンソン農場に事件の謎を解く鍵があると考え、再び隊員たちを農場へと向かわせた。ジョンソンはUMAが来たことを察知すると、サンドマンに奥に隠れるよう言いつけ、ライフル銃を手にした。サンドマンはUMAに助けてもらった方がいいとジョンソンを説得しようとするが、ジョンソンはそれを一喝した。ジョンソンは30年以上前に使用が禁止された違法な農薬であるオルガノPCBを密造していて、その発覚を恐れていた。そして調査のため近づいてきたキム隊員とジャック・シンドーの足元に威嚇射撃をはじめた。



オルガノPCBを発見されるのを恐れたジョンソンはサンドマンにライフル銃を渡し、それでUMAを撃つよう命令すると、接近してきた巨大昆虫を始末するためトラックで昆虫のもとへと向かった。



その隙にキム隊員とジャック・シンドーはサンドマンを挟み撃ちにし、ライフル銃を取り上げる。そこにロイド副隊長とジーン隊員も到着、ジーン隊員が近くにあったドラム缶を調べると、そこにはオルガノPCBが入っていた。



その時、そのオルガノPCBを狙って巨大イナゴが現れる。イナゴはオルガノPCBに免疫を持つようになり、次第に進化、オルガノPCBを餌とする巨大な昆虫怪獣マジャバへと姿を変えてしまっていた。



ロイド副隊長はハマーへと乗り込み、他の隊員たちはサンドマンを連れサルトップで退避するが、マジャバはサルトップを狙い始める。キム隊員はロイド副隊長にマジャバをサルトップから引き離すよう援護を要請するが、マッハ6で飛行するマジャバにハマーでは対抗できなかった。その時もう1匹のマジャバが上空に現れる。マジャバはオスとメスの2匹いることが判明、ロイド副隊長は残りの1発のミサイルをオスのマジャバに撃ち込むと、オスのマジャバは地上に落下、炎上して息絶えた。しかしメスのマジャバはどこかへと姿をくらましてしまう。サルトップの車内ではジーン隊員がサンドマンにどこからイナゴの大群が飛んでくるのか教えてほしいと聞くと、最初は知らないふりをしていたサンドマンだったが、ついにオルガノPCBを散布した場所を口にする。そこがイナゴの大群の発生源だった。UMA基地ではチャールズ隊員がオルガノPCBの中和剤を発見しご機嫌だった。アーサー隊長はチャールズ隊員にそれを使えばマジャバは始末できるのかと尋ねると、チャールズ隊員は呑気にパンをかじりながら試してみないとわからないと脳天気な返事をし、アーサー隊長にパンを取り上げられ真面目にやれと一喝されてしまう。そしてアーサー隊長は中和剤を搭載したハマーでチャールズ隊員と現場へと急いだ。



一方ジャック・シンドーたちはサンドマンとともにサルトップでオルガノPCBを散布した場所へと向かった。すると予想通り、そこにはメスのマジャバがいた。そしてそこには大量の卵もあった。キム隊員とジーン隊員は地上から攻撃、ロイド副隊長もハマーで攻撃を開始する。マジャバはそれに気を取られ卵から離れハマーに向かっていく。



すると斧を手にしたサンドマンが卵を割りに行くが、それに気付いたマジャバが卵のもとへと戻ってきた。



ジャック・シンドーは急いでサンドマンを卵から引き離そうとするが、間に合わないと判断したジャック・シンドーはウルトラマングレートへと変身しマジャバの前に立ちはだかる。マジャバは巨大な鎌でウルトラマングレートを追い込み、口から毒ガスを噴射する。ピンチに陥ったウルトラマングレートのカラータイマーが点滅を始めるが、立ち上がったウルトラマングレートはグレートスライサーでマジャバの鎌を切断する。



弱ったマジャバはハマーの中和剤を浴びて卵と一緒に倒された。そしてその亡骸はウルトラマングレートのディスクビームによって消滅させられた。その後、マジャバ殲滅に協力したサンドマンは隊員たちとともに基地へと戻り、隊員たちからケーキをご馳走になった。



サンドマンの吹き替えを担当した声優の神山卓三がサンドマンのキャラクターにピッタリの声で、サンドマンを良いキャラクターに仕立て上げていました。ウルトラマングレートの吹き替えは初代ウルトラマンの科学特捜隊隊長を演じた小林昭二や京本政樹、山寺宏一、平野文、さらには柳沢慎吾などそうそうたるメンバーが吹き替えを担当していましたが、やはりチャールズ隊員の吹き替えを担当した柳沢慎吾が断トツで良い仕事をしています。UMAの中に1人だけ芸人が紛れ込んでいるようで、ウルトラマングレートの物語には必要不可欠のキャラクターになっていました。ちなみに今回のチャールズ隊員の名セリフは「隊長、お待たせしました、ディナーですよ。イナゴのローストモーガニア風。」
Posted at 2018/10/02 20:00:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 昆虫 | 日記
2018年10月01日 イイね!

♯ウルトラ特攻大作戦【台風24号大接近】

♯ウルトラ特攻大作戦【台風24号大接近】昨日本州を縦断した台風24号ですが、関東ではちょうど夜に通過したおかげで、風がうるさく全く寝れたものではありませんでした。通勤途中にある自動車学校の大きな看板も壊れていて、近年稀に見る風だったことを象徴していました。台風25号がほぼ同じコースを辿りつつあるようで、今年は台風の当たり年のようです。野菜、果物などの農作物は大丈夫だったんでしょうか。

ウルトラシリーズでも突風や竜巻、地震や津波を発生させる怪獣たちがいましたが、台風を巻き起こす台風怪獣というものも存在しました。それが台風怪獣バリケーンです。1971年10月15日放送の帰ってきたウルトラマン第28話に登場した怪獣です。クラゲのような外見で、存在感もあまりなくそんなに強そうには見えない怪獣でしたが、そんな見かけによらず放電攻撃とガス攻撃と触手攻撃でウルトラマンジャックを苦しめ、スペシウム光線まで吸収、ベムスター並みの強さを見せつけた怪獣でした。ちなみにこの回は実相寺昭雄監督が脚本を担当した回ですが、これを最後に実相寺監督は長い間ウルトラシリーズから離れることになります。実際にはウルトラマンタロウで1度本を書いているのですが、それは不採用となってしまいました。その後平成シリーズのウルトラマンティガ第37話の「花」まで実相寺作品は見ることのできないものになってしまいました。この帰ってきたウルトラマンの28話はあまり実相寺カラーが出ていないので、知らないと実相寺作品という感じのしない作品となっています。それではバリケーンの登場する28話のストーリー紹介です。



厚いスモッグに覆われた東京で、坂田は郷とともに自ら発案したスタビライザーのテスト走行をおこなっていた。その走行中、車内でサイパン島東北500㎞付近で台風発生したというラジオニュースが流れる。



その後、郷がMAT基地へと戻ると伊吹隊長から突如台風が消えたと知らされる。そして郷は岸田隊員とマットアローでその調査へと飛んだ。



その夜、坂田家へ立ち寄った郷は坂田と次郎に消えた台風の話をしていると、テレビからニュース速報が流れてきた。そのニュースは小笠原南50㎞の海上で大型のタンカーが竜巻に巻き込まれたという情報だった。



タンカーは竜巻によって山の上まで飛ばされていた。MATはその現場に急行する。現場に到着すると、タンカーは民家に直撃していた。現場近くの住民によると、タンカーが空から降ってきたという証言が出てきた。さらに現場検証をしていた刑事によると、タンカーの破片は風による力以外の力が働いて壊されたという話しを聞かされる。



その後、郷は岸田隊員とビハイクルで都内のパトロールに出た。その車内ラジオでは、台風の恩恵で光化学スモッグの発生がなく、澄んだ空気となっていることを伝えていた。



そして郷と岸田隊員は調査のため気象庁を訪れた。しかしそこで海上自衛隊から紀伊半島に新たな台風が突如発生したとの連絡が気象庁に飛び込んできた。



2人は基地へ戻ると他の隊員とともに台風の分析をはじめるが、そこに気象庁からまたしても台風が消滅したという連絡を受ける。そして三浦半島では不知火が目撃されたという情報も寄せられ、MATはマットアローで現場へと急行した。しかしそこでも何も原因は突き止められず、基地へと戻ることになってしまう。翌日、郷は坂田と次郎とともに改良したスタビライザーのテスト走行に同行していた。坂田はそのスタビライザーを応用してマットアローに装着すれば、どんな風の中でも飛行できると豪語していた。しかしそのテスト走行中、3人の前にクラゲのような怪獣が出現する。



郷は基地に無線で連絡を入れ、隊員たちが出動しようとすると、伊吹隊長は隊員たちを制止する。伊吹隊長は怪獣と台風の因果関係がはっきりしない限り、逆に被害を拡大させる可能性があるとして攻撃をしないよう隊員たちに告げた。そして南隊員、上野隊員、丘隊員に偵察飛行し、怪獣を撮影して弱点を見つけるよう指示した。現場へと飛んだ南隊員らの前についに台風怪獣バリケーンが現れる。丘隊員はその怪獣の写真を撮り、対策を立てるため急いで基地へと帰還した。その頃都民は台風に備える準備をしていた。



丘隊員は冷凍弾でバリケーンを凍らせてはどうかと提案するが、伊吹隊長は大気中ではあまり効果がないとして、麻酔弾による攻撃を指示した。そして南隊員、上野隊員、岸田隊員、丘隊員をマットアローで出撃させた。郷は伊吹隊長とともに基地に残り、ミサイル攻撃の準備に取り掛かった。ミサイル攻撃の準備が完了したことを受け、マットアローは麻酔弾を発射、バリケーンに命中するが、それによりバリケーンは街に降下してしまう。



バリケーンは頭部を回転させはじめ、嵐を発生させる。マットアローも風に煽られ危機に陥ってしまう。郷は基地で坂田のスタビライザーが完成していればと悔しがる。そんな中、伊吹隊長は郷にミサイル発射を指示、バリケーンにミサイルを撃ち込むが、全く効果が無く、マットアローはさらに暴風を受け操縦不能になってしまう。



隊員たちのピンチに郷は伊吹隊長の目を盗み基地の外へと向かい、ウルトラマンジャックへと変身した。



ウルトラマンジャックはバリケーンのもとへ急行、バリケーンに挑むが、放電攻撃と口から発射されるガス攻撃に苦戦、さらに触手で首を締め上げられ不利な状況に陥ってしまう。



それを打開しようとスペシウム光線を放つも、それもバリケーンは吸収してしまう。



その後バリケーンは上空へと飛び上がり、空中戦となる。ウルトラマンジャックはウルトラロケット弾でバリケーンを地上へと落下させると、ウルトラプロペラでバリケーンを宇宙まで吹き飛ばし爆破した。





基地に戻った隊員たちが和やかに会話をしていると、伊吹隊長が郷に「渡しが呆然とした時君はどこにいたんだ」と尋ねると、郷は「神様にお祈りしてただけです」と答えはぐらかした。バリケーンがいなくなった東京は再びスモッグに覆われていた。

ちなみに郷が基地の扉から出てきて変身するシーン、この回の変身シーンは書籍の変身シーン紹介にも使われたりしていて。郷の変身シーンの中でも有名なシーンとなっています。また、劇中の台風の気圧を語るシーンではhPa(ヘクトパスカル)ではなくmbar(ミリバール)が使われていて、昭和シリーズを感じさせる台詞となっています。なお、現在のヘクトパスカルに置き換えられたのは1992年になってからのことでした。
Posted at 2018/10/01 21:22:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自然 | 暮らし/家族

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