
犬が酔わないようカゴ周りに色々対策を施し、振動抑制効果の程を検証中です。
【硬めのバネの検証結果】
カゴとベルトを繋ぐバネを硬めの物に変えてみました。

↑この部分のバネ
カゴの下に敷くクッションの種類はグラフ左から
『クッションなし』
『フワフワクッション1個』
『フワフワクッション3個』
『低反発クッション2個』
『ゲルクッション1個』
です。
青グラフが前回検証の弱いバネ、オレンジグラフが今回検証した強いバネです。
弱いバネ(青)と強いバネ(オレンジ)とで揺れの回数に明確な違いが出ました。バネの硬さを変えるだけでこれ程違いが出るとは。当たり前っちゃあ当たり前ですけど。
検証してみないとどのくらいの硬さのバネが適しているのかは分からないですからね。
【背もたれクッションの検証】
続いてシート背もたれ部分と犬用カゴの間にクッションを挟むことでの揺れ抑制効果を検証します。座面からの振動をいくら軽減しても、背もたれから振動が伝わったら元も子もありませんので。
背面に置くクッションは、
・フワフワクッション
・低反発クッション
・ゲルクッション
の3種類です。
さらに座面に敷くクッションも上記3種類、合計9パターンを比較しました。あ、ゲル×ゲルのパターンは出来ないので8パターンですね。

(ダミーグラフは無視して下さい)
違いはありそうですが、数値が小さくなった分、誤差の影響が大きくなり、正しい検証が難しくなります。
そこで振動計測アプリG-Bowlのノイズ除去レベルをデフォルトの「強」から「弱」に変更します。
これで振動をよりシビアに検知するようになります。
先程のグラフをノイズ除去「弱」にした結果がこちら。
青・・・背もたれにクッション無し
オレンジ・・・背もたれにフワフワクッション
グレー・・・背もたれに低反発クッション
黄色・・・背もたれにゲルクッション
という比較です。
振動抑制効果が一番高いのは、背もたれに低反発クッション、座面にフワフワクッションという組み合わせです。
じゃあ背もたれ用クッションには低反発が最も適しているかというと、どうもそうではなさそうで、座面クッションとの相性により背もたれクッションの効果が変わってくるのが面白いですね。
それと今回からiPhoneのEXCELアプリを使ってみました。初めて使いましたが数値管理、グラフ化ともになかなか便利です。
次回は座面に敷くクッションを複数組み合わせたハイブリッドな効果を測ってみることにします。
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2022/07/25 20:45:19