※其の壱からの続き
2.森達也映画監督
関東大震災で起きた、虐殺事件の一つ、千葉県にある福田村事件を映画化した監督だそうです。
震災後の混乱の中、この福田村でも、自警団による虐殺事件が発生したそうな…。
事件の概要は、下記。
震災直後の9月6日、香川県から薬の行商で福田村に来ていた9人の日本人薬売りが、その方言が隣国語だと勘違いされ、村人で結成していた自警団による手製の武器などで、襲われ全員死亡したと言う事件。
この監督が、20年前にこの新聞記事を発見した事で、映画製作を決意。
「日本の土地で日本人が犯したことなのに、ちゃんと知っている人がほとんどいないということに衝撃を受けました。見て見ぬふりをしてきたのです。すぐに調べ始めました」
同様なドキュメンタリー形式のモノは、いくつか作成されていたようですが、劇場型の映画はこれが初めてとのコト。
内容的に、スポンサー探しに苦慮したものの、クラファンにて何とか製作費を捻出。
更に賛同するスタッフも集まり、井浦新、田中麗奈、永山瑛太と言う俳優陣からも承諾を得…。
当時、日本人による隣国人への差別は激しく、その反動で隣国人からの反撃に怯えていたのだそうです。
そうして、関東大震災が発生したところで、隣国人に対するその恐怖が増大。
更に、煽るように、日本政府による「隣国人暴動発生」への注意喚起。
そのような日本人が狂気に変わる様をリアルに描写しているのだとか?
まっ、日本人による『映画・軍艦島』みたいなもんでしょうか?
この監督、過去にも、オウム真理教を題材にしたドキュメンタリー映画『A』や、メディア問題を扱った『i-新聞記者ドキュメント』等の社会風刺作を発表。
今回の作品には、徹底した資料調査を行い、日本政府が認めていない隣国人虐殺に関する直接関与を確認したとのコト。
そうして、監督の言葉として、下記紹介。
「たった100年前に起きた事件だ。まだ証人がいて証拠がいろいろなところに散在している。なぜ否定できるのか分からない」
「負の歴史だからといって目をそらしてはいけません。覚えておかなくては悲劇はいつでもまた起きてしまいます」
う~ん、次第に、「こうであって欲しいなぁ…」と言う、隣国メディアの言葉になって来ているような…?
いやいや、そのような確固たる証拠が有るのなら、それこそ、立民のコニタンや杉尾さんに渡して、徹底的に政府を追求して貰っては?
ていうか、この事件は、国内の事件として裁判が行われ、刑も確定しておりますので、今更、関東大震災における隣国人虐殺として、同等に取り上げて報道するのは、少し違う気もしますが…?
――松野博一官房長官は朝鮮人虐殺について「政府内において事実関係を把握する記録が見当たらない」という従来の立場を繰り返した。
「反省」「謝罪」のような単語への言及はなかった――
と、この隣国メディアは、悔し紛れにこの言葉で締め括っておりました。
しかし、「たった100年前」って、ベトナム戦争でのソンミ村虐殺事件は、たった55年前ですけどね…。
何故、認める事すら出来ないのでしょう?
そう言う隣国人だって、日本の敗戦と同時に、隣国で生活していた日本人をレイプ・虐殺した事実が有るんですが、日本への謝罪や反省をしましたか?
てか、日本はそんな要求はしませんけどね…。
こう言う事を、何時までもネチネチ、グチグチと、「謝罪シル」「賠償シル」と言い続けるから、「コイツ等、信用できねぇ!」となり、そこにヘイトクライムも発生するんですよ…。
※其の参(明日)に続く
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Posted at
2023/09/12 07:09:11