これだけは優れているのではないか…

通勤のバスの中で…

前方の信号がようやく青に…

数台前の先頭のクルマから走り出して…

前方のクルマから少しずつ動き出していくのですが…

バスが動き始める前に歩行者信号は既に点滅を始めて…

バスが動き始めた頃には前方の信号は黄色から赤へ…

ああ、これでもう一度信号が変わるのを待つのか…


と、こんなこと良くありますよね。

前方のクルマが動き始めてからクルマを動かし始めるまでにどうしてもタイムラグが発生して…

これが4台5台と重なってくると、先頭車が動き始めてから後方のクルマが動き始めるまでに結構な時間がかかってしまうと…

中に一人でも信号が変わったことに気付くのが遅れて、後方のクルマからクラクションをもらって慌てて動き出すようなことがあると、信号が青の間に2台分くらいしか動かないこともあって、後方のドライバーさんのイライラも極限状態に…

な～んてこと、ありますよね。


テスラの自動運転機構の優れたものの一つとして、自動追尾機能があります。

高速走行中もそうですが、渋滞で停止中も、前車が動き始めるとすかさず動き始めます。

カメラで前車の動きを追っていますから、タイムラグはないし、前車の動き具合によっては滑らかに加速せず、カクカクとした挙動になってしまうこともあって…


細かいフィーリングは横に置いておいて、もし全てのクルマがこの機能を備えていたら、数台連なって信号待ちをしている時に、先頭のクルマが動き出せば、あたかも連結器でつながっている列車のようにほぼ同時に動き出すことが理論上は可能なのではないかと…

そうなると、信号待ちのタイムラグはなくなり、イライラさせられることもなくなり、渋滞はかなり緩和されるのではないかと…


自ら動かすクルマが勝手に自動で動くクルマになった時…

そんな時代まで、オイラは生きていなくてもいいかなぁ(笑)